民主党の輿石東参院議員会長は24日の記者会見で、2009年衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた子ども手当などの主要政策について
「政権交代の最大の目玉がことごとく駄目でした、誤りでしたと言えるわけがない」と述べ、全面的な見直しは難しいとの認識を示した。
輿石氏は、野党がこれらの主要政策を撤回して東日本大震災の復興財源に充てるよう求めていることに関しては「少しいじるぐらいで出てくるお金で災害復興は片が付かない」と指摘した。
ソース元:
時事ドットコム
いや「誤りでした」と認めて間違った政策を正せよ!
マニフェストが間違えであったと認めたくないから全面的な政策見直しができないと与党幹部が言ってしまうこのズーズーしさ。
本当に民主党は上から下までこういう恥知らずばかりじゃないか!
子ども手当ての見直しは「少しいじる」ことではないはずだ。本来の公約にあった一人あたり26,000円案ならば毎年5兆円を超える支出のはずだった。そこを抑えて復興支援に充てることが「少しいじる」とは到底思えない。
扶養控除の方がよほどフェアな制度だったとミジンコは考える。その制度を無くしてまで「子ども手当て」をやる意図は今もって理解に苦しむ。扶養控除の控除減額版を策定して、その値を「(廃止した)子ども手当て」に充てるはずだった財源から引き算して残った財源を復興支援にまわす、そんな案は出ないものだろうか?なんで民主党は、いきなり「間違いは認めん!」と言わんばかりに間違った政策を強行して復興支援の財源確保を諦めるんだ?
輿石東は被災地に行って「少しいじるぐらいで出てくるお金で災害復興は片が付かない」と言えるだろうか?その少しいじって出たお金を被災地はノドから手が出るほど必要としているのいうのに・・・・・。
この輿石発言、「子ども手当て」などの政策は間違いだったと民主党自体が認めたことになる。間違いであるのならばその間違えは継続せずに、(確保ができていないようだが)そこで使うべき財源を被災地の復興支援に使うのが正しい選択だ。復興支援が遅れることは即ち日本経済の低迷を意味するというのに、それでも「子ども手当て」を優先するなんて正気の沙汰とは思えない。正気の民主党を見たことがないが・・・・・。
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