この夏最大の話題作。その名も「シャークトパス」!!!
シャークトパスの意味は敢えて伏せておきたい。左の写真を見たくらいでは、そのタイトルの由来はわかるまい!
・・・・・・ごめん、たぶん、わかんない人いないよね。
そうシャークトパスとはアメリカ海軍の肝入りで研究・開発されたサメとタコのコラボ生物兵器なのだああぁぁぁああぁぁぁぁっ!!!
まぁ、この位でビックリする人もいないとは思ったけれど、なんとかこのショーモナイ作品のレビューを書き上げるべく自分を鼓舞しての「!!!」の多用なのさ(-_-;)
正直、こういう作品を観るときはある程度の覚悟はして観るようにはしているものの、最近、歳のせいか、少しだけ早送りで観てしまおうかという葛藤なんかもあったりする。それでもこんな作品にエリック・ロバーツが出演しているところなんかを見るに、自分ももうちょっと頑張ってみようかなとか思ったりして・・・・・・。
そう、サメとタコが合体すると陸上でも大暴れできる生物兵器に・・・・・って、別にサメもタコも陸上では生きていけないとは思うのだけれど、そんな細かいことを気にしちゃシャークトパスさんに咬みつかれる。
シャークトパスの試験運用中に試しに追跡してみた民間人のボートと接触してしまい、ボートはその接触で操作不能となり岩礁に激突、大爆発。シャークトパスさんもアイスノンのようにアタマに縛りつけられていた制御装置が外れてしまいコントロール不能に。その制御装置、本当に下の写真のようにアイスノン状態で「そりゃ外れるわ!」って世界で50人ほどのこの作品を観たであろう人々も一斉につっこんだことかと。もう制御装置が事故で外れることありきで取り付けられているとしか思えない取りつけ方。
制御の効かなくなったシャークトパスさんはサンタモニカのビーチを恐怖のズンドコに叩き落とす。なぜかこれだけの化け物がビーチで大暴れしてイチャイチャカップルたちをバイキング形式でガン喰いしているというのにアメリカ軍は州兵すらも出動しない。そういえばこの作品中には軍関係者は偉そうにしていた海軍の将軍らしきオッサンしか出てこない。しかもそのオッサン、シャークトパスが逃げ出した責任を民間のシャークトパス開発チームに丸投げしたままでなにもしない。そしてひたすら増える犠牲者たち。登場人物のどいつもこいつも無責任。犠牲者が次々と出ても誰も焦らない。おまえら民主党か!
まぁ、よくよく考えるとシャークトパスさんは、フカヒレスープとタコワサが一匹で作れるというお得な生物兵器ではある。そういう点では評価できるが、兵器としては水泳が得意なニーチャンにタイマンで負ける程度なので評価できない。所詮、養殖モノといったところか。
[42回]
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