崖っぷちにいるのは民主党ではない、日本と国民だ!
こんなことを日本の政治家、ましてや首相に言われるとは思わなかった。両目に眼帯させるぞ、このブタドジョウが!
消費増税否決なら解散も 野田首相、野党を牽制(asahi.com)
野田佳彦首相は16日、東京都内であった民主党大会で、消費増税法案の成立後に衆院の解散・総選挙を実施する意向を重ねて示した。そのうえで「野党に法案をつぶしたらどうなるのかを考えていただく」と述べ、与野党協議に否定的な自民、公明両党を強く牽制(けんせい)した。野党多数の参院で法案が否決されれば、衆院解散に踏み切る覚悟で臨む姿勢を強調したものだ。
首相は消費増税と社会保障一体改革などを改造内閣の課題に挙げ、自公両党が与野党協議に応じない場合の国会運営について「どうしても理解いただけない場合は参院に送って考えていただく手法も採用する」と主張。衆院で強行採決を辞さずに可決したうえで、参院に法案を送って野党の抵抗を国民に見せる戦略をとる考えを明言した。
また「不毛な政局談議はやめ大局に立って奉仕することが求められている。
崖っぷちにいるのは民主党ではない、日本と国民だ」とも強調した。これらの発言は、衆院解散をちらつかせることで野党を協議に引き込む狙いがある。
日本と国民を崖に突き落とした張本人がなにをぬかしているんだ!
なんだか民主党が日本人を人質に立て篭もって「金と逃走用のヘリを持ってこないと人質を殺すぞー!」と叫んでいるかのようだ。
もうだいぶ民主党議員の常軌を逸した言動にも耐性がついてきたと自負していたが、今回のこの国民への脅迫が首相の口から出るとは驚いた。民主党、まだまだ底知れない卑劣な手段を持ち合わせているようで油断がならない。
最近見たデータの中で円高による企業の倒産件数が過去最悪というものがあった。昨年の円高を理由とした倒産件数だけでも1万数千件とのこと。酷い数値だ。確かに今の円高は日本にとってはボディブローどころかクリーンヒットを連日打たれているようなものだ。それもこれも野田佳彦が財務大臣時代に実行した介入が大失敗に終わったことも大きく起因している。為替介入は他国を巻き込みつつ、ヘッジファンドなどのハイエナたちを牽制して、常に「やるぞ~やるぞ~、まだまだやるぞ~」と市場にプレッシャーを与えてこそ効果を発揮する。そういう駆け引きが民主党政権は絶望的にド素人だ。その為替ド素人集団の中でも戦犯とも言えるのが限りある資金を無駄に市場の肥やしにしてしまった当時の財務大臣・野田佳彦。その責任は重大だ。
あたかもユーロの混乱などが今の円高の原因のように報道されていることが多いが、実際には日本政府の為替介入がヘタクソ過ぎて市場で失笑を買っていることが円高が止まらない理由として大きい。日本政府の無力さが市場から馬鹿にされているってことだ。民主党政権の財務大臣が何度か為替介入を発表したが、その後どうなっただろうか?ほんの一時だけ円安に傾き元通り円高基調に戻る、この繰り返しだ。その間にも国内企業の倒産は相次いでいた。それなのにこの日本国の首相がほざいた言葉が「崖っぷちにいるのは民主党ではない、日本と国民だ」なのだ。崖っぷちから野田と民主党に巴投げをしてやりたい気分だ。
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