本当に怒り萎える話を昨日知った。以前からどうも奇妙なことだとは思っていたその疑問が解消されたものの、とにかく人間のエゴというべきか、テレビ番組制作者たちの傲慢さが際立ったエピソード。
日本テレビ系のZIP!という朝の情報番組は放送第1回から注目して見ていた。番組が始まった頃から今に至るまでハプニングの連続のような番組。だからこそB級以下の映画を好んで観ている自分のような人間には本当に見る価値があった。とにかく番組全体がグダグダなのだ。失笑もののNGは毎朝のようにある番組。そうは言っても韓流ゴリ押し情報ばかりで女子アナの勘違い馬鹿さ加減がもう笑えないレベルのフジテレビ、鳥越俊太郎がやっと出なくなったとはいえ結局は真っ赤っかなテレビ朝日、ザ・無責任&無知がウリのようなみのもんた司会、コメンテイターがウンザリするくらい民主か社民寄りっていう日本にとっては地獄絵図のTBSなど、朝は日本テレビで毎朝のドタバタを見ることが一番マシに思えた。まぁ、こういっちゃなんだが朝家を出るまで、テレビは時刻さえ表示してくれていれば事足りる。
本当にZIP!自体はその無茶苦茶ぶりを楽しんでいた。関根麻里の英語は決して正確なものではないのに英語の発音講座があって出演者が関根麻里の発音を「リピート・アフター・ミー」するコーナー。もうビックリするくらい普通のことしか言わない「小林ディクショナリー」も楽しみのひとつ。ミジンコもほとんど更新しないものの
ミジ典というものを書いているんだが、「小林ディクショナリー」くらいつまらない辞書を作りたいものだがつまらなすぎて到底真似できない。やべぇ、少しはミジ典を書き足さないと・・・・。いくらでも書くことはあるんだけれど時間がないよ、ママン。速水もこみちの料理コーナーは大好物。その時間の前に出社してしまうのでなかなか見る機会がないのだけれど、見れるときは本当に毎回おもしろい。視聴者からのどんなリクエストもそのリクエスト内容をまったく無視して料理を進めるもこみち。ブレない。全然ブレない。簡単に作れるものというリクエストに明治屋にでも行かないと手に入らないような高級食材を連発するもこみち。おまえ、人の話を聞け!w
まぁ、そういうトンデモな場面を期待してZIP!を楽しんでいるミジンコなのだったけれど、もうZIP!は笑って見ていられなくなってしまった。
日テレ「ZIP!」の人気犬、声帯切除手術を受けていた(朝日新聞デジタル)
日本テレビ系の朝の情報番組「ZIP!」で人気になった犬の「ZIPPEI(ジッペイ)」が、声帯を切除する手術を受けていたことが分かった。同局は事実を認め、「手術が行われたのは番組に出る前で、手術を起用の条件にしたこともない」としている。
ZIPPEIは3歳の兄弟犬で、シベリア原産のサモエド種。昨年5月に始まった「スマイルキャラバン」のコーナーで、2匹が交代で男性歌手と一緒に全国 各地を旅している。人々とふれあう様子は毎日放送されており、ロケ先では千人以上の人が集まることもあるという。ほえたり声を出したりする場面がほとんど ないことから、昨年からネット上では、声帯が切除されているのではないかと、話題になっていた。
手術の是非をどう考えるか尋ねた取材に対し、日本テレビ総合広報部は「番組制作の詳細に関わることは、答えを控えたい」としている。
無駄吠えを少なくする訓練ではなくて安易に声帯を除去する方を選択する人間は犬を飼う資格があるんだろうか?
番組制作前に声帯を除去していたと番組側は言い訳をしているが本当はどうだか・・・・・と穿った見方をしてしまう。
そもそも、このZippeiたちは吠えこそしないものの大暴れしていることで番組初回から話題になっていた。
日テレ朝番組ZIPに出てる馬鹿犬が酷い件(ガハろぐ)
これを生で見たのでZIP!を毎回見ようと思ったほどだ。本当に犬がまったくの自由行動で笑えた。
ところが、キャラバンを続けるZippeiたちはとても静かになった。その点はネットでも疑問視する声が多かった。初登場のときの大暴れが印象深いミジンコとしては連日のZippeiの大人しさからして別の犬を起用したのかと思ったほどだ。
まったく吠えないし、いつも人に囲まれているのに妙に大人しいZippeiたち。声帯が無いのだから吠えられないのも当然だった。
どこの誰が犬の声帯を奪い取ってまで犬に旅をさせてそれを中継するところを見たかったのだろうか?そんなことで視聴率を稼ごうとする下衆な番組制作者やそういう事情を知っていながら満面の笑顔で番組に出演するタレントやアナウンサーたち。Zippeiの「ハスハス」といったカラカラの声はあれは吠えようとしても声にならない状況だったわけで、そんな中継を見てほほえましいことのように伝える番組なんてどうかしている。ダイスケという歌手もZippeiの兄貴分として旅を続けていたわけなのだがあの兄弟が旅を続けるといった演出も今は虚しいだけだ。弟を静かにさせるために声帯を奪う兄はいない。事実を知った後では、中継からスタジオに戻ったときの出演者たちの笑顔が不気味にすら感じられることだろう。
こんな番組作りは間違っている。犬を飼う資格がこの番組制作者たちには無い。
[30回]
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