東京・有楽町で13日、民主党議員の街頭演説中に野次を止めようとした党の男性職員が30代の女性の髪を引っ張ったとして、警視庁が書類送検する方針を固めたことが分かりました。
警視庁によりますと、午後5時半すぎ、有楽町の路上で、民主党の近藤洋介議員らの街頭演説中に30代の女性が小型の拡声器を使って野次を飛ばし、52歳の 男性職員が止めようとしました。男性職員は、マスクを取ろうとして女性の髪を引っ張ったということです。女性はその後、被害届を提出したため、警視庁が男 性職員から事情を聴いたところ、「マスクを外そうとして指が髪の毛にかかった」と話したということです。警視庁は近く、この男性職員を暴行の疑いで書類送 検する方針です。
ソース元:
テレ朝ニュース
この野次を飛ばしていた女性とその光景を撮影していた男性(声で分かる)のやり方もどうかと思ったので動画が拡散された当初はこの問題は取り上げないでおこうと思った。要はどっちもどっちという印象だった。
一応、その動画↓を埋め込んでおく。ミジンコがいう「どっちもどっち」がご理解いただけるかと。
このブログでヒステリックに「麻生さんが~~~」とか騒いでいたオバサンたちってこの動画の人みたいなのを想像しているんだけれど(苦笑)
抗議をするにしてもやり方というものがある。
では、その抗議活動(演説妨害)に対しての民主党・近藤洋介議員側の対応はどうだろうか?
抗議者のマスクを外して写真を撮ろうとするなんぞ言語道断。顔写真を撮るということは脅迫だ。「おまえの顔はもう保存したからな!」と脅しているというわけだ。これが政権与党のスタッフが行っているのだから恐るべきことだ。ファシズムと言われても仕方がないやり方だ。
街頭演説の際に聴衆から抗議された場合、その野次を飛ばした人物の顔を撮影することが最初にやるべきことだろうか?先ずは静かにしてもらうように促すことが先だ。いきなりマスクを剥ぎ取りにかかるなんて乱暴過ぎる。動画を見れば明らかなのだが、この民主党のスタッフの動きがいちいち不気味なのだ。なにかを喋るわけでもなくマスクを引き剥がしにかかり、それが難しいとなると黙々と抗議者たちの写真を撮影し始めた。この国では誰かが誰かのマスクを勝手に奪い取って良いのだろうか?そんなわけがない。暴行云々以前にこの行動だけでも「お巡りさん、たすけて!」と言いたくなるような状況だ。
そもそも野次が飛んでいる事態はどうして起きたのかを考えることが政治家、ましてや政権与党が取るべき対応だ。民主党の驕りがこういうところでも表れている。通行人からしてみれば政治家、ましてやマニフェストで散々嘘をつき続けている与党による拡声器からの演説も、それに抗議する人々の拡声器からの野次も同様にして耳障りだ。
ミジンコは民主党政権になる7、8年くらい前にこの近藤洋介議員と名刺交換をしたことがある。どこだったっけか、確か都内のホテルで開催された朝食会。その頃は民主党も今ほどはその実態が露呈しておらず政権交代なんて現実味すら無かった。その後、小沢一郎の金の問題が最初に浮上した直後に開催された会(なんの会だったかは失念)でただ二人だけの民主党議員がマイクの前でもっと厳しく小沢一郎を追及するべきだと抗議していた。一人が小宮山洋子議員、もう一人がこの近藤洋介議員。小沢一郎の疑惑についてたった2名の議員しか発言しなかった民主党という組織は当時から既に腐っていた。
残念なのは民主党の中でも少しは自浄努力をしようとしているのかなぁと思わせる議員たちでも結局はこういう残念な事案しか耳に入って来ないということ。小宮山議員の昨今の適当な発言には失望しているし、この近藤洋介議員についてもスタッフがこういう対応をしている時点で政権与党の責務を履き違えていることは明らかだ。
尋ねるまでもないことだとは思うが政治家は聴衆(国民)からの野次に対して脅迫や暴力で応じるべきだろうか?
絶対に
「否!」だ。野次の中にも政治家が耳を傾けるべき実情があるはずだ。野次が出ないように、また野次に迅速に対応するために野次を飛ばした聴衆の顔写真を撮影、その写真をスタッフたちに配布するなんていうことをするよりも、先ずは野次が出ないような政治活動を目指すことが筋だろう。
追記:
この書類送検された民主党職員は「マスクを取ろうとして女性の髪を引っ張った」と供述しているわけなのだけれど、↓このGIF動画を見るに引っ叩いているように見える。ただの暴力だ。よくこんなに躊躇なく人を引っ叩けるものだ。これも民主党ならではの凶暴性だろうか?
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