民主党議員には馬鹿しかいないのだろうか?いや馬鹿だから民主党議員になるのだろうか?卵が先か鶏が先か、そんな印象さえ受けるこの数年間の「民主党=馬鹿」というエピソードの数々。今回もそんな一例。
「えっ、私離党なの?」「なんで事前通知ない?」(YOMIURI ONLINE)
新党結成に突き進む「親分」についていくか、それとも民主党に残るか――。
小沢一郎元代表が離党を表明した2日、消費税率引き上げ関連法案で反対票を投じた小沢グループ議員の多くは、それぞれ苦渋の決断を強いられた。
「えっ、入っているの? 私は離党という決断をしているわけではありません」
離党に慎重だった辻恵衆院議員は2日午後、自らの離党届が提出されたことを記者団から聞かされ、絶句した。
同じく離党届が提出された階(しな)猛衆院議員も国会内で記者会見し、
「離党届は確かに小沢先生に預けたが、提出までは委託していない。これは無効だ」と述べ、同調を拒んだ。
辻、階両氏は「民主党を党内で変えられる可能性がある」としてそれぞれ国会内の事務所に小沢氏を訪ね、離党意思がないことを伝えた。小沢氏は渋々同意したものの、「いったん身を預けたのだから、けじめをきちっとつけることは政治家として必要なことだ」と不快感をあらわにした。
ある当選1回衆院議員は、テレビのニュースで自身の離党届提出を知って、
「なんで事前通知がないんだ。こっちは政治生命がかかっているんだ。支持者にも『前もって連絡する』と言ってあったのに、ふざけるな」と周囲に怒りをぶちまけ、小沢氏の事務所に駆け込んだ。小沢氏が「悪かった」と謝罪し、この議員は最終的に離党に応じたが、離党届提出を巡って段取りの悪さが目立った。
反対票を投じた小沢グループ議員の中では、山岡賢次前国家公安委員長ら積極的な離党論者がいる一方で、最後まで迷いに迷い続けた議員も多かった。山岡氏は一人一人に最終確認を取らないまま離党届の提出に踏み切ったが、かえってドタバタ劇を印象づけてしまった。
衆院で約80人とされた小沢グループ議員の半分は党に残る。採決を棄権した黄川田徹衆院議員は、小沢氏と同じ岩手県選出で関係が深かったにもかかわらず党残留を決めた。記者会見では「残念。残念の一言だ。離党の大義、将来の方向も見えない」と「小沢批判」をにじませた。
もっとも、離党した議員にとっても、先の展望が開けているわけではない。グループ幹部の一人は、自分に言い聞かせるようにこう語った。
「イバラの道、地獄の道だなあ。もうルビコン川は渡ったわけだから、前向きに考えるしかない。『たら』『れば』を言っても仕方がない」 ◇
小沢氏らが離党届を提出し、民主党は分裂した。衆院選や政界再編も視野に動き始めた各政党や、第3極の政治勢力の動きを追う。
小沢一郎にとっては政敵である野田佳彦たちよりもよほど自分の子分たちの方がやっかいな存在なのかもしれない。すぐに分かる敵よりも馬鹿な子分の方が損害を大きくする。これを今の小沢一郎は実感中だろう。
辻恵衆院議員については「えっ、入っているの?」、この一言だけでもその議員としての資質は明らかだろう。いい歳したおっさんが自分の今後を他者に一任することもどうかと思うが、一任した後で「えっ?」って馬鹿丸出しだ。
階猛衆院議員については以前に
「だったら民主党も次の選挙で政権を失うんだから今すぐ解散総選挙をするべきだ」という記事で触れている。この記事をご覧いただければその人となりはすぐに理解できるかと。
両議員ともに「一任」をしておいて後から「話が違う」と言い出す愚か者だ。だったら離党届けを小沢一郎に預けなければ良かったわけで、一任しておいて後から文句を言うとは情けない。こんな程度の判断力と器量の人物たちが国会議員になってしまうのだから、つくづく前回の総選挙は有権者たちも熱病を患ったかのごとく判断力が欠如していたのだと痛感する。
渋々離党に応じたという小沢一派の議員の氏名が気になる。
「なんで事前通知がないんだ。こっちは政治生命がかかっているんだ。支持者にも『前もって連絡する』と言ってあったのに、ふざけるな」との口調から男性議員だろうか?なにが政治生命だ!おまえの政治生命なんて最初から無いも同然だ!民主党議員が政治生命を語るなんて国民にとっては悪夢でしかない。3年間、民意を無視し続けて解散総選挙をやらなかった政党の議員が離党した挙句に政治生命を語るとはふざけるのもいい加減にして欲しい。
衆院の約半数の小沢チルドレンは小沢一郎にはついていかない決断をした。国のためを思っての残留ではない。あくまでも選挙でどちらが有利かを考え抜いた末での決断だ。繰り返すが国のため、国民のためなどではなく、民主党に残る・残らないは選挙のことを考えての決断でしかない。このゴタゴタではそんなクズ議員たちしか登場していない。残るアホウに出るアホウ、どうせどちらにせよ落選するのだから早めに議員辞職をして無駄な税金の支出を減らして欲しいものだ。
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