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詐欺師がいつも通りの詐欺を繰り返した。そういうことだろう。谷垣総裁にどんな思惑があったとしても結果的には「谷垣=馬鹿」というイメージがついたわけで民主党としては笑いが止まらないだろう。前原がこういうことを言い出すことは予想通りだ。何人かの民主党議員が舌の根も乾かない内にこのような「あれは嘘だ宣言」を堂々としでかすとは思っていた。それは皆さんも予想していたことだろう。特に厚顔無恥の根っからの嘘つきの前原が3党合意から1ヶ月も経たない内にこのような発言をすることは「やっぱりコイツか」という印象。
騙される方が悪いとする社会は受け入れ難いが、自公両党が今いくら「民主党は嘘つきだ!」と叫んだところで国民はもう冷めた目でしか見ないだろう。民主党を信じるという行為自体が愚の骨頂であるのだから。そもそも表向きは騙された自公両党ではあるが、どうあっても増税したかった自公の騙されたふりパフォーマンスであることは否めず政局と呼ばれるもの全てが茶番でしかない。それも役者も演出も3流以下。
自民党の愚かなところは『民主党が増税した』ということにしておいて更に今の解散総選挙ではなく投票率が上がるとされる衆参両院選挙に持ち込もうとしたことだ。自民党の判断力の欠如だ。自民党は今回の3党合意で増税をした党というイメージがしっかりとついた。誰も民主党だけが増税を望んだなんて考えてはいない。つまり民主党も票を激減させるだろうが「自民党にも入れない」という有権者が増えたわけでまるで民主党との心中を選らんだようなものだ。
すぐには無理だろうが今後何度も選挙を繰り返し、民意を反映する政党の誕生を促すことが国民の課題だろう。1回くらいの総選挙では難しいだろうが、例えば国民が求めていた公約を本当に実現する政党があったとしてその政党が次の選挙でも「公約を守った党」として更に議席を増やすような未来となれば日本にも民主主義が誕生するということだ。
例えば、維新の会を素直に支持はできないが「議員定数の半減」という構想は支持できる。今の日本は議員なんていない方が国民のためになるほどだ。半減どころか衆議院議員は100人でもこと足りるはずだ。国のために働いている議員なんて現状100人いるのかも怪しい。ほとんどの議員は自己保身のために動いているだけのことだ。嘘だと思うのならば議員5人くらいと話をしてみればいい。保身が透けて見える議員ばかりで泣けてくる。
そんな維新の会も擁立する候補者たちにはクエスチョンマークが連発することだろう。まぁ、民主党の悪夢再びとなるやもしれない。国民にとっては政党を選びようがない苦しい選挙が何度も続くことだろうがそれでも選挙に参加して政党が公約を守ったかどうかを見守る、これを繰り返して「公約を守った政党が議席を獲得する」ということが当たり前の世の中にしていかなければならない。
民主党の公約?ふざけんな!民主党はもう公約を掲げる権利すらない。「嘘つきは泥棒の始まり」を「嘘つきは民主党の始まり」と変更するべきだ。泥棒だって民主党ほど息を吐くように嘘はつかない。