自民党総裁選の決選投票を中継していた各テレビ局の番組のコメンテイターたちがまるで口裏を合わせているかのごとく、「安倍新総裁だと自民党は変わらないのだと国民は捉える」といった趣旨の意見を述べていた。果たしてそうだろうか?
本当にこちらが違和感を感じるほどに各局のコメンテイターたちが安倍新総裁がかつて首相を辞任したことに触れて、今回、安倍政権が再度発足したとしても国民は自民党が旧態依然としたままだと見るといった見解を述べていた。TBSでは八代弁護士が何度も繰り返しその事を主張していたがどうにも法律家とは思えないような感情論に終始していて、普段のお昼の情報番組を見るとバカになるというのは本当かもしれないと感じた。コメンテイターたちの発言が分析ではなくて感想なのだ。それならば喋らない方がまだマシだ。そもそも、かつての安倍政権と同じ路線を国民は望んでいるとミジンコは考えていたので、彼等コメンテイターたちの言う「変わらない」ということが悪いことにすら思えない。むしろあの時のまま、更に日本の国力回復に努めて欲しいものだ。
さて、そういったコメンテイターたちが鬼の首を取ってキャッチボールしているかのごとくドヤ顔で触れていたことは自民党の地方党員票の多数が石破候補に流れていたということ。「党員票=民意」という伝え方をしきりにしているのだ。更に民主党議員の声を伝えるところによると(フジテレビ発)、「石破さんよりも安倍さんの方が(選挙が)やり易い」とのこと。「国民から人気のキモカワイイ石破さんではなくて安倍さんだと以前に辞めたイメージもあるので総選挙は戦い易い」ということだ。テレビ局も民主党も総じて馬鹿だ。どう見ても国民からの、そう日本人からの一番人気は安倍晋三、この人だ。候補者5人がまとまってやる街頭演説ではどの都市でも安倍候補のときに大拍手だった。YouTubeで各都市での自民党総裁選の街頭演説がUPされており確認できる。
自民党の党員票なんてミジンコから言わせればクソッタレだ!言葉が悪いだろうが遠慮はしたくない。ミジンコが子供の頃から今に至るまで地元(地方)への利益誘導しか眼中になく、どんなに腐敗した政治家、派閥だろうが地元の農業、建築業などを守る政治屋を後押しする、そんな日本のことではなく日本の極々一部でしかない自分のところしか考えない、それが自民党党員票だ。自民党の党員票が民意だって?冗談じゃない!国民のほとんどは一部の地域の高速道路や新幹線よりも国全体の未来を考えたいはずだ。脱原発だって叶うならば実現したいのだ。自民党の党員票はむしろ民意とは乖離している。だからこそ日本の農政にもエネルギー関連にも深く関わってがんじがらめになっている石破候補に党員票が集中したのだ。それのどこが民意に則しているというのだろう?むしろ真逆だ!
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