ずっと以前に紹介したmoumoonのミュージッククリップ。moumoon自体はご存知ないという方も、この「Sunshine Gorl」という曲は1度は聴いたことがあるという方も多いかと。moumoonのヴォーカルのYUKAの魅力がこれでもかというくらいに引き出された映像と元々の曲の良さの相乗効果で非常に評価の高いクリップとなった。
VIDEO
ここ1年ほど忙しさもあってmoumoonがどんな宣伝活動をしているのかチェックしていなかった。CDアルバムを全て購入しているものの、それを開ける暇さえないという状況で今年ももう年末。以下に埋め込んだPVのアルバムは既に購入済み。ただし、前述のようにまだパッケージを開けていない。ジャケットのYUKAの写真に不満だったという理由が大きい。YUKAは元々の素材が扱いやすい、要は元が美人なので画像に変な小細工は不要なはずなのだが「わざわざ元の素材よりもブスに撮っている」という印象でゲンナリした。パッケージの中にミュージック・クリップが入ったDVDも同梱とのことだったがジャケットからしてイヤな予感がした。
たまたま他の映像を探していてそのアルバムのPVに行き当たった。なんだこりゃ?延々とYUKAの顔面ドアップとバストアップと花火の映像の繰り返し。昭和の演歌歌手のPVかと思った。メイクも酷い。素材殺しも大概にして欲しい。
そのPV ←(埋め込み禁止なのでリンクのみ 広めてナンボのPVなのに埋め込み禁止とかアホか?)
一番評価の高いコメントにて「シングル向きの曲ではないかも」とある。再生回数はたったの59,439回。これがこのPVの評価だ。
熱烈なファンを獲得しているもののなかなか知名度が上がらないという日本の音楽産業には本当によくあるパターンにハマっている感があるmoumoon。昔からのファンはむしろmoumoonの知名度が上がることをイヤがっている感さえある。「Sunshine Girl」でmoumoonが一般にも認知され出した頃の古参ファンの反応にそういうものをよく見かけた。好きなアーティストが売れなければ結果的にはそのアーティストの将来は閉ざされるというのに・・・・。
AVEXの販売手法もアコギ過ぎる。ジャケットだけ数パターン用意したり、特典という名の大したことがないオマケを付けて価格を上乗せするやり方などファンから取れるだけ取ろうという思惑が見え隠れして萎える。以前に購入したブックレット付きのアルバムは5,000円以上した。いくらなんでもその価格は無いと思った。moumoonの場合は顕著なのだがシングルの別バージョンや英語バージョンがアルバムの収録曲がかなりの割合を占める。別バージョンが多過ぎて購入意欲を維持することが最近は難しい。そりゃ1曲ごとに買えるiTunes Music Storeが流行るわけだ。
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