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先日の記事で触れた菅直人の東小金井駅前での演説の写真。これを撮っているミジンコの真横にもSPの方が1名。矢印がついていない人々が聴衆(もしくは通行人)。つまり、演説を聴いている人はほとんどいないということ。何度もこの演説の前を通り過ぎたが平均して3名ほどの通行人しか足を止めていなかった。演説が終わっても拍手がほとんど聴こえないのは聴衆から支持されていないという次元ではなく単純にスタッフしかいないからだった。
日本の前首相の演説にほとんど誰も足を止めない。この現実を菅直人も民主党も重く受け止めるべきだ。演説で言い訳や自民党批判に終始するのではなく、自分たちの失政、売国政策について真摯に謝罪していればここまで演説が無視されることもなかっただろうに。今そのマイクに向かって喋っている言葉のひとつひとつが全く信用されていないということを自覚していれば、さすがにバカのひとつ覚えで「原発事故は自分のせいではない」と演説することもなかっただろう。
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