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なんだか国家として当然の対応に感動すら覚える自分に苦笑い。つまるところ、今までの日本が余りにもテロ国家である北朝鮮に甘い対応をしていたもので、まだほんの序の口の制裁措置にすら「日本がやっと動いた!」といった感動を覚えてしまうのだ。いかに今までが酷かったのかをこういう時に実感する。民主党政権時代は、あの岡崎トミ子が国家公安委員長を務めていた。菅直人は首相辞任直前に朝鮮学校の無償化を指示し、田中真紀子は文科相という立場のときに朝鮮学校の無償化を目論み、それを公言していた。拉致被害者たちがまだ5人しか帰国できていないというのにだ。日本人を北朝鮮に誘拐された被害国である日本が北朝鮮への制裁どころか支援ばかりを表明していたのだ。なにか制裁を匂わしてもすぐにどこの市民だかも分らない活動家や政治家たちが「北風外交では解決しない!」などと批判していた。北風どころか延々と日本は北朝鮮を支援し、日本のお金が北に流れることも見過ごし、朝鮮総連などというテロ国家の出先機関の存在まで許していた。その結果、日本が与えていた数々の北朝鮮への支援は日本を狙う弾道ミサイルや核爆弾を開発する資金となった。もうこんなことは止めにするべきだ。
テロとの戦いを表明している西側諸国にアルカイダ専門学校だとかイスラム原理主義活動家養成機関などという団体が拠点を構えたらどうだろうか?そんな組織には設立された瞬間に警察の特殊部隊が突入する。この日本だけだ。朝鮮総連などという北朝鮮の出先機関が焼き打ちにあうでもなく、SATが突入して制圧するわけでもない国は。何度でも言いたいのだが今もって拉致被害者の多くは日本の家族の元に帰っていない。日本人は誘拐されたままなのだ。その拉致誘拐をした北朝鮮とその北朝鮮の出先機関である朝鮮総連がなにを堂々と日本の国土内で活動をしているのか?という話だ。本来ならば日本は朝鮮総連を叩き潰し、その構成員たちを逮捕・拘束して、日本人拉致被害者奪還への糸口としてもなんら問題はないはずだ。誘拐犯の共犯者たちがなにを堂々と被害者のいる国で生活をしていやがるんだと日本人は言って良いはずだ。
今までがどうかしていたのだ。長年に渡ってこの日本で存在できることが間違っている、それが朝鮮総連という組織だ。幹部5人がそのテロ国家に戻って再度日本に入国できるなんてことが許されて良いはずがない。いわば今回の日本政府の措置は制裁ですらなく、国家として当たり前の安全保障だ。なんでテロ組織の幹部が母国と日本を自由に行ったり来たりできていたのか?その方が異常事態だ。
幹部に対しての再入国禁止だけではまだ甘い。朝鮮総連に属している外国人すべての国外退去は妥当な措置だ。もう今までの常軌を逸したスパイに甘い体制から日本は卒業するべきだ。甘い対応をテロ国家にしたところでなにか事態が改善するなんてことは絶対にない。むしろテロ国家は傍若無人な態度をエスカレートするだけだ。現に日本では朝鮮総連も朝鮮学校も日本が支援しないと毎度毎度物凄い批判を浴びせている。まるで日本が彼らを虐げているかのような態度さえ見せる。彼らの身の安全は彼らが支持する北朝鮮政府よりも日本政府の方が遙かに担保しているというのにだ。彼らは日本人の節度を本当は目にしているのにそれも見ないふりだ。北朝鮮、韓国、中国などが日本人にする仕打ちと比較して彼らの身にこの日本でなにが起きたのか、いやなにが起きていないのかを本当は分かっているはずだ。そうだ、なにも起きていない。クルマがひっくり返されるわけでもなく、焼き打ちにあうわけでもなく、投石されるわけでもない。総連の本部や朝鮮学校から出てきた人間たちが日本人に襲いかかられただろうか?延々と日本に住みながら日本に不利益になることを追及している外国人たちは、いい加減にこの現実から目をそむけないでいくべきだ。恥ずべきは自分たちの母国だろうに!