先ほどLINEでガッツからメッセージが・・・
「ワールド・ウォーZ」を観に行ったとのこと。映画自体は物凄い迫力らしいのだが、つまりその迫力というやつはいわゆる感染者(ゾンビ的な人たち)が大迫力っちゅーこと。
大画面で観た方が良いというのは「パシフィック・リム」と同じらしい。ちなみに本日、また「パシフィック・リム」の吹き替え版を鑑賞したミジンコ。おまえ、何回観ているんだ!って話なんだろうけれど大画面で何回も観たいんやあぁぁぁぁっ!ストーリーだとか人物描写だとかは本当に微妙な「パシフィック・リム」なんだけれど(特にオチの付け方はどうかと思う)、日本文化を愛して止まないメキシコ人の監督がまるで日本人へのプレゼントのように大怪獣と巨大ロボットが戦う描写をあそこまでのド迫力で実現してくれたことが嬉しくてごはん10杯いける。
で、ミジンコは原作小説を読んだことがある「ワールド・ウォーZ]については「パシフィック・リム」よりもずっとストーリーは期待している。そもそも映画化権の争奪戦が繰り広げられていた原作なので期待していいと思う。問題は・・・・そうゾンビ・・・・(-_-;)
ゾンビ映画が本当に苦手。と言いながらもゾンビ映画は皆さんが先ず観ないようなB級以下の作品すらも大体網羅して観ているんだけれど・・・・・。普通は
ゾンビネーターなんて間違っても観ないでしょ?別にゾンビが怖いわけではなくて人間の体が損傷しているあの描写が大嫌い。でも損傷した遺体は世界の混沌とした地域で何度も見ている。現実世界での残酷な光景に慣れ過ぎている自分を確認することが辛いのだ。人生で色々とニュース映像では流れない紛争地帯の悲惨な光景を目にしてからゾンビ映画が苦手になった。遺体だけではなく生きている人々が物資などを奪い合う光景が自分をゾンビ映画を苦手にさせた。日本にいるときはいちいち思い出したくないことが山ほどあるし、そもそもそういう遺体だとかを見てもその日の夜にゴハンをパクパク食べられるようになった自分に自分でショックを受けている。最初の頃は武装勢力に虐殺された犠牲者たちが積み上げられている光景に衝撃を受けて声も出せなかった自分が、今やどういう光景を見ても淡々と実務をこなせるようになった。その自分の変化が苦しい。どんどんと慣れていき最初の頃はどんな感じで驚いていたんだっけ?と思い返してしまうことが苦しい。つまり、ゾンビに驚くのではなく、ゾンビに驚けない自分に驚いて落ち込むのだ。
会社が用意しているセラピーの施設でカウンセリングを受けたがまったく役に立たなかった。そりゃそうだ。心療内科医は紛争地帯を知らない。ああいったこの世の地獄に慣れることができる人間とそうではない人間がいて、恐らく少数派であろう慣れることができた人間が行き着く先をそもそもその地獄を知らない医者が診断できるわけがない。というわけで、紛争地帯で平気でタバコをふかして「あ~かったり~・・・」という態度を隠そうともしない元特殊部隊の部下に「おまえ、ゾンビ怖い?」と訊いてみたら「超怖い!ウォーキング・デッドの第1話でギブアップした」とかいうほのぼのエピソードを聞くはめになった。なんだよ!ゾンビ怖いのかよ!
う~む、「ワールド・ウォーZ]が観たい。でもCMを観ただけでもあんなに大量のゾンビがワラワラと迫ってくる内容では辛い。ゾンビが出てくるシーンをカットした「ゾンビ出ないよバージョン」の公開が待たれる。
[12回]
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