米国でのバラク・オバマの大統領就任までのフィーバーっぷりを連日見るにつけ・・・・・なんだか心が痛い。
良くも悪くもアメリカ人は自国に目を向け他国へは無関心な国民性を持っているとつくづく思う。
オバマが大統領に就任することはミジンコも素直に嬉しい。アメリカが久方ぶりに正しい選択をしたと感じるから。
ただし、アメリカが最適な大統領を選んだことと、世界がもう少し平和になることとは直結しない。
アメリカは世界の指導者のような振る舞いをするが、実は全然「指導」しているわけではない。自国に有利なことをゴリ押ししているだけの超大国、それがアメリカ。
オバマはとても頭が良い。これは世界の指導者を見ても異例かもしれない。ブッシュは言わずもがなだが、それ以外の世界の指導者を見ても、アタマが悪い方で目立つ指導者は数多い。それでもなんでか彼等は当選したのだから不思議でならない。
まぁ、日本のような国民が直接指導者を選べないシステムは問題外。
森、小泉、安倍、福田、麻生はヘキサゴンのレギュラーレベルだ。次の首相は性格が悪かろうが、ルックスが悪かろうが、頭脳明晰な人物の就任を切に願う。
経済新聞に載っている「昨日の首相の言動」で朝から憂鬱になる国なんてもういい加減にして欲しいものだ。
オバマが人気者だからといって世界の良薬になるとは限らない。先ずはお祭り騒ぎをする前に100日間見守るルールを米国民だけではなく世界の人々が実践しなければ。
オバマのブレーンには知日派が数名いる。日本が全力を持って望んでも手強過ぎる相手たちだ。
オバマが大統領を務めるであろう2期8年でミジンコも日本か米国かを決めたい。なにを決めるかは、ここの常連さんたちには言わないでも通じるかと。
オバマ政権に対してあまりにも情けない対応を取る日本政府を見たときに、ミジンコは日本に残ること、即ち、まだ日本を好きでいられるだろうか・・・。
法が異常なほどに犯罪者を守り、被害者と彼等の家族を幾度も苦しめる国、日本。
働かずにゴネるだけの偽装元派遣社員に生活保護を与え、一生懸命に働いている者たちには冷たい国、日本。
国内で他国を支持する者たちが暗躍する日本。反日工作がやり放題な日本。
調査捕鯨船から死者が出たのにテロ組織シーシェパードに反撃すらしない日本。
なんなんだろう、この国は。
オバマが輝けば輝くほど、ミジンコがどう判断するか今は解らない。
要はコテンパンのされ方なのだ。
オバマという指導者が日本に立ちはだかったときに、コテンパンにされようとも前のめりに倒れるような日本が見られたらミジンコは日本人でいたいと思うだろう。
正直、生まれてこのかた、終始毅然とした態度で他国に当たる日本がほとんど記憶にない。そんな態度をオバマに取れる日本ならば、ミジンコは日本に初めて惚れるかもしれない。
それにつけても、新しい指導者ができて心から大喜びができるアメリカ人が羨ましかったりする。
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