自民党・石破茂幹事長が特定秘密保護法案に反対する市民団体らのデモについて「絶叫戦術はテロ行為と変わらない」とブログで述べた。その発言に対して特定の人々が非難の嵐。撤回しなくても良いものを結局は石破幹事長は前言撤回。「テロ」と述べたことについては訂正する一方で、大音量での主張については改めて「畏怖の念を与え、市民の平穏を妨げるような大音量」との見解を述べている。
抗議の名を借りた大音量での脅しはテロだ。石破幹事長も述べているが市民生活の脅威となるようなことをやっておいてテロではないと図々しく言い張っている方がおかしい。常識の問題だ。ところがこの大音量テロについて江川紹子さんは「国会前で行われているデモ程度で、石破氏は『恐怖』を感じるのか
にゃ。そんなビビリでも大臣とか与党幹事長がつとまるのかぁ…」とツイート。55歳という年齢で真面目に聞いてもらいたい意見を述べるときに語尾を「にゃ」とする痛さ。述べている内容もなんでか石破幹事長がデモ隊に恐怖を感じているような曲解をしている。大音量のデモ隊は社会にとっての脅威であるから石破幹事長はテロだと述べたのだ。まったくことの本質を理解していない自称・ジャーナリストだ。
実際にデモを見たという落合洋司弁護士も「テロ」と表現するようなものではなかったと説明している。「あれでビビるのは、やましいところが あるからだろうし、そもそも、臆病者、小心者じゃないか。その程度で諸外国と対峙できるのかな?」とコメントしている。いやいやこの弁護士も話をすり替えている。別に石破幹事長がビビっているわけではないのだ。ビビっているだとか臆病だ小心だとかそんなくだらない話ではない。大音量でのデモは社会的脅威となっていると石破幹事長は懸念してテロだと諌めたに過ぎない。当たり前の話だ。
この日本には言論の自由があり、そして国会運営も法律に下で行われている。だからこそデモの自由だって認められているのだ。そんな自由を脅かす大音量での抗議と称する集団での恫喝はテロだと言っているのだ。石破テロ発言に怒っている、もしくは怒っているふりをしている連中は「テロ=殺人」なのだから暴言だといった趣旨の批判をしているのだが社会へ暴力的な行為をもって主義主張をすることがテロなのだ。大音量も勿論テロに含まれる。本当はこんな当たり前のことは議論するまでもなく道徳の時間で自然に身につけるべきモラルというものだ。
党本部周辺へのデモ行為を禁止した民主党政権じゃあるまいし、デモができているじゃないか!その認められた権利を侮辱しているのは大音量デモ隊だ。せっかく主義主張を述べる場が与えられているのに耳をつんざく爆音で自分たちの主張を台無しにしているのは彼等自身だ。
特定秘密保護法案に反対する顔ぶれを見るとその怪しさに苦笑する。反対派の主張と今までの言動でこの法案が日本にとっては必要なことなのだとつくづく感じる。スパイ防止に積極的になってなにがおかしいのか?マスコミの多くはなんでか言論の自由や報道の自由と絡めて特定秘密保護法案を語っているが国家機密の漏洩を防ぐ手立てが今まで無かったことの方が異常だ。スパイ天国なんていう有難くないことを言われる日本のままで良いはずがない。いっそ「スパイさせろー!日本の国家機密を簡単に奪える環境を維持しろー!」と大音量でデモをやってくれたほうが正直ですっきりする。オスプレイ然り、特定秘密保護法案然り、日本のために必要なことに鬼の形相で抗議する連中っていったいなんなんだろうか?日本人が安全で幸せな生活を送ると死んじゃう病気でも患っているのだろうか?
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