先日、国会前なのだから云々という書き込みを見て非常に驚いた。国会前だと警備もいるし、そもそも住民がいないのだからという理屈らしい。つまり国会前ではデモだろうが大音量だろうがなんでもOKということなのだろうか?甘ったれた理屈だ。世界のどの場所であろうとも、人に不愉快な思いをさせるような罵声や大声、ましてや拡声器での大音響は控えるべきことだ。そもそもサーモセンサー(熱源感知器)や動体センターを尽くして周辺に生物がいないことを確認していない限り、人間そしてそこに生息する動物がいないと確認できるわけでもない。音を出している側が勝手に「誰にも迷惑をかけていない」と思い込んでいるその傲慢さを常識がないと言っている。
またしても山本太郎の登場。本当に取り上げたくもないしょっぼい人物なのだが「行き過ぎた行動」の常連で当ブログとしては無視するわけにもいかない。民主党が一人格になったかのように連日のごとくなにかをやらかす。こんな議員を国政に送り出した有権者たちが今持って選挙権を有していることが日本のリスクだろう。
「えぇ~」国会周辺ため息「早く交代を」(nikkansports.com)
安倍晋三首相(59)が、何が何でも成立を目指してきた特定秘密保護法が、6日深夜の参院本会議で与党の賛成多数で可決、成立した。
「えぇ~」。午後11時20分過ぎ、参議院本会議で可決されると国会議事堂周辺に集まり、シュプレヒコールを上げていた大勢の市民たちから、ため息が漏れた。会社帰りのサラリーマンや主婦、学生らがプラカードなどを掲げ打楽器のリズムに合わせながら叫び続けた。
可決の一報に一瞬、静まり返った。しかし、直後には、「可決は無効、差し戻せ!」と再びシュプレヒコール。11時半過ぎには山本太郎参院議員も駆けつけ「ごめんなさい。決まっちゃった」と市民たちに報告。
シュプレヒコールは深夜0時まで続き、その後も多くの市民が国会を取り囲んだ。
連日、会社帰りに参加しているという東京都杉並区の会社員の女性(37)は「こんな政権は早く交代させないといけない」と語気を強めた。【上岡豊】
0時過ぎにシュプレヒコールとは常識が無いにもほどがある。そういう迷惑行為は国会議員が率先して諌めるべき立場にあるのだが山本太郎の場合はそういう愚かなデモ隊という名の迷惑集団を煽るのだから始末に負えない。
いつの間にか目的の為には手段は選ばないとするオオバカヤロウたちが増えていやしないだろうか?逆だ、逆。どんな目的があろうとも手段は選ばなくてはならない。目的達成をどんなに願っていようが、それがどんなに遠回りで時間がかかろうとも手段は選ぶべきだ。山本太郎はもう愚かで常識が無さ過ぎて話にならない存在だが彼の支持者たちもタチが悪い。毎度の行動を見ると目的の為にはその過程は無視しているように見える。批判を浴びた公職選挙法違反疑惑の数々の行動然り、今回の深夜0時過ぎのシュプレヒコール然り、社会人としての常識ある行動の基礎の基礎が備わっていないように見える。
目的の為に手段を選ばない。これはまさにテロリストの発想だ。勝手に自分の信じることを社会正義だと妄信し周囲の平和に生きている人々に害をなしても平気でいられる、そんな愚か者たちが安易にテロを実行する。山本太郎支持者たちは自覚していないのだろうが、彼等は潜在的なテロリストとしての凶悪な性質を持ち合わせているように見える。「自分が優先。他の人たちが迷惑しようが自分が優先。自分の声を聞いてくれ!自分の声を聞いてくれない人たちは悪だ!」とエスカレートする異常者たちの性質だ。しかも群れると尚更タチが悪くなるところも非常にテロリストたちのそれと似ている。
酔っ払っていようが変なクスリをやっていようが夜中の0時に叫ぶことの免罪符にはならない。大勢の人間がいてそこにいた誰も0時のシュプレヒコールを諌めなかったのならば全員社会人としては欠格だ。社会に参加しようとする大人ならば政治や社会を変えたいと叫ぶ前に先に常識を学ぶことが筋だ。
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