先日も取り上げた大コケ映画「利休にたずねよ」について再び。
海老蔵主演『利休にたずねよ』大コケ、業界評は「『モントリオール』を金で買った?」(ライブドアニュース)
一部抜粋:
さらにネットを中心に炎上を起こしているのが、異様な“韓国押し”だという。
「茶道の起源を朝鮮としたり、日本人が朝鮮人を拉致するなどのシーンについて、ネット上では『韓流ドラマだったか』『史実なわけがない』と非難が殺到。たとえストーリーが原作付きだったとしても、現在の日韓関係を理解していれば、批判が起こる内容は絶対に避けられたはず」(同)
そして頼みの綱となった『モントリオール』受賞作品という看板だが、映画会社関係者は否定的だ。
「大々的に報道こそされていますが、『モントリオール』は『カンヌ国際映画祭』や『ヴェネツィア国際映画祭』などの権威ある映画祭に比べれば、まだまだ未熟な部類です。『モントリオール』の賞は“協賛費で買える”というのが、映画関係者の間の共通認識ですからね。制作費以上に予算をかけるという宣伝費で、こうした“看板”は手にできてしまうものなんです。例えば『ヴェネツィア』でも協賛費を受け付けていますが、その金額に応じて賞まで渡すことはない。『モントリオール』が格下扱いされても仕方がありません」
史実通りではなくとも面白い時代劇はある。だからといって茶道の起源まで変えてしまうのはやり過ぎだろう。これでは韓国人たちの自己満足に過ぎない。魅力のある風習、世界に広まるほど人気のある食べ物や製品、それらがいくら素晴らしいからといって「自分たちが作ったこと」にしてしまっても事実は変わらない。茶道は日本で作られた。
魅力を感じたものに対しての尊敬の念があるのならばその起源についても尊敬の念が湧くはずだ。毎度毎度、起源を主張する韓国人のメンタリティーがどうかしている。歴史を無視して起源を主張したところで自分たちの文化が向上するわけではなく、むしろ他の国からしてみれば失笑の的だ。
日本のエンタメ業界に浸食した韓流とやらは栄養というよりもただのウィルスだ。宿主を殺すまで延々と体内を蝕んでいく。日本の映画やアニメの大ファンたちがクリエイターとなってハリウッドやゲームスタジオで大活躍している。他国のエンタメ文化を取り入れてそれを更に高い技術で昇華させているのだ。今のハリウッドのSF作品には膨大な日本テイストが盛り込まれている。「マトリックス」にしたって「パシフィック・リム」にしたって監督たちが日本の作品で育ったと公言し自身の作品に日本への尊敬の念を込めて様々な日本的なものを取り入れている。対して邦画で強引に挿入される「韓国はこんなにすごいんだぞー!」というアピールの格好悪いことこっちまで目を覆いたくなるほどだ。なんとかして韓国アピールを盛り込もうとする製作者のせいで作品そのものがチープになり破綻している。
フィクション映画の中とはいえ茶道が韓国発だなんて「韓国ってこんなバカなこと主張しているんだよ」ってむしろ広めているようなものだ。まぁ、広まるほど劇場に人が行っていないのだが。
ソース元でモントリオール映画祭の受賞作品について核心をついているところが興味深い。これはタブー視されているのかと思っていた。ご存知の方々、いや正確には言われないでも察しておられた賢明な方々は多かったのだと見ている。ソース元にあるようにモントリオール映画祭でなにか受賞したと言われても「ふ~ん」といったリクションしか取りようがないのだ。業界は異なるが同じく「モン」と頭文字につくモンドセレクション賞と似たようなイメージだ。買えてしまう賞にはなんの価値も感じない。むしろ全米No.1といういつもの宣伝文句の方が一応は一瞬でも1位になったことは確かなので嘘はない。
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