ずっと怒り心頭な件について。選挙結果を見て度々この国にはとんでもなく馬鹿なのに選挙権がある人々が一定数は確実にいるのだと痛感している。別に自分が支持していない政党、例えば民主党などに投票している有権者たちについて共感はできないが即その行為が馬鹿だとは言い切れない。有権者たちが自分たちの利害を考えて結果として民主党に投票したというケースだってあることだろう。それもひとつの投票だ。こちらがその投票を止めることはできない。勿論、民主党の売国政策を批判はするが民主党への投票を決めた有権者の権利を侵すことは断じてできない。民主主義を肯定する立場の者の絶対だ。
対してこの投票は本当に浅薄で言葉を濁さずに言えば投票者が馬鹿にしか思えないことがある。いわゆる「有名人だから」とか「知っているから」といった安易な理由で候補者を選び、あとで「こんなはずじゃなかった・・・・」となる有権者だ。近い将来、自分に降りかかってくる災厄になることは確実な候補者に投票しておいて直後にギャーー!って叫ぶ、馬鹿としか思えない。一例を挙げれば、山本太郎に投票しておいて伊豆大島でのいくつもの問題行動や天皇陛下への暴挙などに怒っている山本太郎議員を作り出した有権者たちだ。馬鹿以外の表現が思いつかない。しかも周囲巻き込み型の馬鹿なので迷惑この上ない。選挙権に免許もしくは資格制度が必要だというご意見を当ブログでは幾度も頂いている。以前はそれはどうかと思っていたが今はそういう制度の必要性すら感じる。それほど考えない有権者が日本に甚大なダメージを与えていると実感している。
昨晩録画しておいた池上彰さんのいつもの「学べるニュース」という番組を早朝に再生した。生放送だったので録画した。池上さんは生放送のときになかなか切れが良い。ただしテレビ東京出演のときが一番イキイキしている。今回のはテレ朝だったのでそれほど期待はしていなかったのだがともかく生放送の遠慮のない発言に期待した。番組の冒頭でAKBグループの指原莉乃って・・・・今打ってて驚いたのだがWindows8のIMEの変換候補に「さしはら」で指原莉乃がすぐに出るほどの有名人になっていたのか・・・・。ともかく話は戻ってその指原莉乃が今注目している話題として「消費財が9%になるんですよね」と発言。どうも本番前に芸人の土田に教えられたことを信じていたようだ。スタジオの多くの出演者たちがドンびき。池上さんの顔がひきつっていた。芸能活動で忙しいのだろうが、さすがにモノを知らないにもほどがある。二十歳を過ぎているであろうに彼女にも選挙権はある。そう考えると今の選挙制度はとてつもないリスクを背負っているように感じた。
さて本題の特定秘密保護法案が成立するまでの大騒ぎの最中、とりあえずなんにも調べもせず、なんにも学びもせず、なんにも分かっちゃいないのに法案成立に「慎重に」とか「もっと議論を」と一見大人な発言をしていた馬鹿たちについて言わないままでいるのも余りにもアッタマにくるのでこのブログでは言いたい。そりゃなにかの議論のときに慎重論を掲げるとちょっと大人な対応のようでカッコウはつけられる。法案反対で国会前で大騒ぎ、逮捕者まで出ている事態が起きてもさも「言論の自由が脅かされる」だとか「政府の隠ぺいが進む」だとか荒唐無稽なことを言う自称・識者たちの言葉をそのまま真に受けて慎重に、もっと時間をかけてとまんまその言葉を九官鳥のように述べる人々の思慮の浅さに絶望した。
無駄な慎重さは人を殺す。
正直たまげたことがある。このブログで何度もオブラートに包んでいるとはいえ、ミジンコが何度も各種武装集団に襲撃されていると述べているのにその話が特定秘密保護法案と結びつかない人たちが結構大勢いることに驚いた。
ミジンコはお化けのような存在だと言われることがある。例のゲームではないがゴーストのような感じさえするらしい。色々なところに顔を出す割には正体不明で掴みどころがないということらしい。なにかの利権に預かっているのか、なんでそんなことをするのか、まったくもって分からないというのに危険なことにもクビをつっこむので(本人たちはそうは思っていないが)悪いことしてなにかを主張したり、金を稼ごうとしている組織からしてみれば、このお化けは一体なにが目的なのか?と不思議過ぎてイライラ感が最高点に達しているというケースもある。そんなお化けも別に日本政府に身元を隠しているわけではない。以下の話は、そんなお化けのような存在のミジンコや同じく日本のために人生を捧げている同じく日本政府しかその身元の詳細を知らない人々についても関係すること。
以下、段落ごとに番号を振る。
①:
名誉殺人の対象となった女性たち、レイプされた側なのに法廷で死を含めた刑罰を受けることとなった女性たち、そんな人たちをなんとか逃がして、彼女たちを襲おうとする親族を含めた異常者たちの前に財力と戦闘力を盾にして立ちはだかると一気に敵が増える人がいる。それが分かっていてもやらなくてはならないとその人は考えている。まだ10代の少女をひざの高さくらいまで掘った穴に立たせて数百人のおっさんたちが石をぶつけて殺そうとしているとしたら、その穴を少女が立つ前に埋めて狂った集会を解散させるべきだ。「なんで止めるんだ!」と叫ぶおっさんがいても粛々と穴を埋めてヘリを上空に飛ばして強い者には弱いおっさんたちを蹴散らす。宗教がどうのとか政治体制がどうのとかそんなことは知ったこっちゃない。どんな神様でも許してくれるはずだ。現地の有力者たちが皆さんも名前はご存知のテロ組織から小規模なテロ組織までつながっていることは珍しくない。要は女性蔑視の社会制度の方がテロ組織はやりやすいのだ。秘密は守られるし情報も外部の者には入手し辛い社会だ。その方がテロ組織は枕を高くして眠れる。実は女性の権利を守り、人権を守り、理不尽な死刑という名の私刑を無くすことが結果としてテロ組織の安住の地を狭めることにつながるのだ。
②:
どう考えても武器を売ってしまえば紛争が激化する地帯に武器を売りまくっている国々がある。国連安保理の主要国は武器輸出国だ。大量に性能は大したことがないが虐殺は可能な武器を売りまくっているのは国連安保理の国々だ。その事に苦言を呈しているのは実は日本の外交官たちだ。先進国で唯一と言って良いほど日本、そして日本の海外の現場で働く外交官たちは紛争について問題提起をしているし苦言も呈している。そもそも紛争地帯への武器輸出が国際テロ組織の武器調達に大きく寄与している。テロとの戦争を謳いながら武器を売っているのは国連安保理に所属する国々だ。そして自国が武器輸出大国な国々の外交官たちはダンマリだ。日本の外交官たちこそが最後の砦のようなものだ。武器拡散の状況を把握し、武器輸出国への目の上のタンコブとなっている日本の外交官たち、そんな外交官たちはもっと守られるべきだと思わないだろうか?日本の外交官たちは普段はなにもしていないように見えてしまうかもしれないが本当の意味で世界の警察のような立場となっている。酷いリスクを背負いながら海外で生活している外交官たちは多い。その日本の外交官たちに情報を提供したがらない国は多い。要は外国の大使館などで働く諜報員たちは日本の諜報員とも言える外交官たちに情報をリークしたがらない。なぜか?日本では特定秘密保護法が無かったからだ。国家機密に相当する情報が盗まれても盗んだ相手を逮捕どころか追跡すら叶わない国の諜報員に自分の情報を渡せば自分の身が危うくなる。イエメンのテロの件ではどの国も日本政府の情報収集に協力的ではなかった。おかげで現地にパイプを持つミジンコまで忙しくなった始末。
③:
通名に振り込まれる金の流れ。これをしっかりと追跡しても違法とならない法律が存在しなかった。今までが異常だった。明らかに国家機密にあたる情報を政府高官から入手した者がいて、その情報を入手した者は自称ではなく、本当に大手報道機関の記者という立場だったとする。「する」と一応は仮定のように話しているがミジンコは「何度もあったこと」だと聞いている。特定秘密保護法が無くともこの情報を漏らした政府高官は罪に問われる。では記者は?今まで大問題だったことは、その国家機密が報道され暴露されるわけでもない不気味な状態だったことだ。報道機関が日本の国家機密を入手した後で国益を考えて封印したと好意的に見るべきだろうか?その記者の口座名義が通名でなぜかそこに元を辿れば外国の機関からの振り込みがあったとしてもなんの疑問も持たずに「ああ、日本の国家機密は守られた―!」と安心するべきだろうか?そもそも異なる通名で銀行口座を複数持てることがおかしい。特定秘密保護法によってやっとそういった口座の動きを監視し振り込み元を追跡できる。マスコミがあれだけ必死に特定秘密保護法案の可決を阻止しようとしていたのは日本を売ってのこずかい稼ぎがこれで終わることを止めさせたかったのだろう。
まとめ。①はこのブログの常連さんたちには言わないでもお分かりのことだろうがミジンコが直面していること。②はミジンコが信頼をおいている友人たちの話だ。③は別にミジンコが言わないまでも散々議論されていること。
本当に驚くべき意見なのだが①~③のことを「知らなかった」で済ませて特定秘密保護法案で揉めに揉めていた最中に「慎重に」と言い放つ人々がいたことだ。①と②の人々はネットですらもほとんどなんの情報も出てこないようにしており、しかも政府が重要な情報提供者、そして政府高官たちとして守っているはずであるのに個人情報から行動スケジュールまで他国に先読みされているとしか思えないことがある。誰かが情報を流しているし、その情報を流している人間は政府機関の中にいないと到底無理なことをしている。そんな人間が今も政府機関で働けていることがおかしいのだが、そういった獅子身中の虫を処罰することも捜査する手立ても今まで無かったのだからどうかしている。よく日本はスパイ天国と呼ばれているが、実際はスパイの天国にプラスして日本のために動いた情報提供者にとっては情報を提供した直後に重大なリスクを負う地獄だった。情報提供者の情報が漏れても実質的には政府はノータッチという恐るべき体制だったのだ。
③については国防に関わることだ。ジャーナリズムを追求しているかのように見せかけて日本の重要な情報を単純に他国に渡しているといった記者もしくは報道 機関があったところで今までは公安がマークしたままマークするのみ。サッカーでゴールを決めようとしている敵チームの選手の周囲をウロチョロするだけでプレッシャーをかけるわけでもスライディングをするわけでもなくず~~~~っと見ているだけの状態。そんなディフェンスを何十年も続けていたというのにまだ 「慎重に守れ」と言い放つお花畑たちに付き合っていたら日本沈没だ。それでもなんの危険もなく能天気に生きているであろう人が「慎重に~~~」だとさ。ミジンコがアタマにくる気持ちは少しはご理解いただけただろうか?
マスコミやら映画関係者らが徒党を組んで特定秘密保護法案がまるで言論の自由を脅かしたり映画作品を作るときさえも逮捕者が出るといった途方もない嘘を平気で流していた。実際は日本のために活動している人々の安全を守るために早急に対応が必要な法案だったのだ。数々の日本のために人生を捧げている政府機関の人々も普段は商社などで働きながらも日本政府に貴重な情報をもたらす人々も国防のために身元を隠して活動している自衛官もそしてミジンコも実のところはもうある意味「手遅れ」なのだ。残念ながらもう情報は流れ過ぎていて手遅れ。そこはある程度の覚悟を持って皆が臨んでいたのだと思う。勿論、すべてに納得はいかなくとも日本への思いがあったが故だ。但し、これからは変わる。特定秘密保護法が守ってくれる日本人たちがいるはずだ。そういうまだ間に合う人々がいたのだから特定秘密保護法は急ぐ必要があったのだ。それほど急ぐべき法案だったというのに「慎重に」とか「議論が足りない」だとか言っていた人々がいる。もうちょっと現実を知れ!と今もって怒っている。なんでもかんでも「知らなかった」で済まそうとするのならばそれは議論に対しての尊敬の念が欠けている。ただ喋れば良いというものではない。その軽はずみな慎重論で人生に重大なリスクを負った人々が出たかもしれない。もっと早くの成立をと切望されていた法案だったのに、ここまで時間がかかってまだ慎重論が出たことで冒頭で述べた愚かな有権者たちへの選挙権への疑問に通じる考えない人々への不信感が募った次第。
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