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【宜野湾】米軍普天間飛行場のMV22オスプレイやKC130空中給油機などが3日、訓練を行い、正月の周辺地域に騒音を響かせた。
オスプレイは午前10時ごろ、名護市辺野古沖を2機編隊で飛行。午後1時ごろ普天間に戻った。KC130やCH53大型輸送ヘリも訓練を実施。UH1指揮連絡ヘリやAH1攻撃ヘリは普天間周辺の住宅地上空で旋回を繰り返した。
滑走路北側の市野嵩に住む花城清文さん(77)は「愛媛から来ていた孫がヘリの音を怖がって抱きついてきた。正月も静かに過ごせないのか」と憤った。
オスプレイは昨年も3日から訓練を開始。同じ米海兵隊の岩国基地(山口県)では、地元の岩国市と県、国、米軍が「正月三が日は訓練を実施しない」という紳士協定を結んでいる。
普天間滑走路北側に住居か・・・・。つまり基地ができた後に当初はなにも建っていなかったところに続々と増えていった住宅のひとつということだ。そして沖縄タイムスは居住者の証言をそのまま記事として掲載している。その孫が何歳なのか、性別すらも記載していない。その孫が本当に存在するとして、「はじめにヘリの音で孫が怖がった」ということを伝えることありきで記事にしているものだからジャーナリズムの欠片もない。冷静にその状況だけ分析すると年端もいかないであろう子供がなにに怯えていたのかは不明であるし、子供が果たしてヘリの音を怖がるものなのかどうかの疑問すらない。
冒頭で述べたようにミジンコは子供のときはヘリや戦闘機はカッコ良いものでそれらの音が聞こえたらむしろ外やベランダに飛び出して空を見上げたものだ。女の子だとちょっとは反応が異なるのだろうか?いやミジンコは小学校の校庭が上空を見て大興奮する同級生たちをよく覚えている。男女ともに戦闘機やヘリの編隊飛行に大興奮だった。そもそも恐怖を感じるほどの爆音というもの疑わしい。そこまでの音が基地の外の住宅に響くだろうか?この記事を書いた記者の資質を疑う。先ずは疑問の余地がある点はちゃんと検証するなり裏を取るなりするのがジャーナリズムの大原則だ。老人の証言をそのまま掲載している。これはそれが事実だと記者、そして沖縄タイムスは考えているということになるわけだが、ジャーナリストでなくとも、その状況をいきなり信じ込む方が無理がある。子供が祖父に抱きついてくるほどの恐怖を感じたといきなり信じ込むその報道姿勢がなんともいい加減だ。
当ブログの管理人であるミジンコは子供、ましてや普段は愛媛在住で米軍の航空機が珍しいであろう子が航空機に興奮するわけでもなくいきなり恐怖で祖父の懐に飛び込んでいく光景にどうしても違和感を感じる。勿論、本当にそういうことがあったと言われてしまえばこちらはその事実確認をする方法を持っていないのだから納得はできずとも完全に否定することもできない。しかしながら、こういった子供をダシに使って米軍に恐怖心を感じるといった記事を沖縄タイムスは今までウンザリするほど配信している。毎度毎度、読者は確認のしようもない恐怖体験談だ。いい加減にそれを信じろというほうが無理がある。