帰国直後に長いお付き合いの人生の先輩であり良き友人宅にお邪魔した。息子さんと十数年ぶりに会い超ビックリした。小学生だった子が社会人、つまり大人になっている・・・・。あ、当たり前だがその成長ぶりに驚く。思わず「声変わりしているやん!」とか当たり前過ぎるツッコミを入れてしまった・・・・・。
その息子さんが外からノロウィルスをもらってきたらしくて今朝ぶっ倒れたらしい。そして友人も奥様もダウン。恐るべしノロ感染力。LINEで一昨日お邪魔していたミジンコともう一人の友人に連絡が入った。感染させてしまったかもしれないので本当に申し訳ないとのこと。黙っていれば分からないことなのにミジンコが会社で大勢と接触するということを分かっている上での緊急連絡だった模様。実際今もミジンコは元気。それでも自分が感染したかもしれないと思うと、例えば仕事でなるべく人と接触しない方法を模索できるし、高齢の両親とも距離を置くべきだとか対応ができる。ノロを感染させてしまったと正直に言うその友人の決断に感謝した。
今までにノロに感染、発症したことは2回。2回とも死を感じさせるほど辛いピークの2日間があった。下痢とマーライオン状態が二日続き、なにも食べていなくとも吐く辛さといったらない。本当にノロは経験した人とそうでない人とは会話がいまいちかみ合わないほどその過酷さが言葉では伝え難い。体力のない老人や子供が命の危険があるというのも頷ける。それが一応は体力があるほうであろうミジンコの感想。
そんなノロではあるけれど今回のように事前に感染の可能性を伝えてもらえるのは本当に助かる。感染拡大を防げるし、もし発症しても覚悟が違うと思う。そりゃなかなか人にノロを移してしまったかもとは言い辛い。ノロの過酷さを思えば恨まれてしまう可能性すらあるのだから。それでも今回の友人のように正直に話してくれることは本当に助かる。少なくともミジンコの場合は飛行機のような密室は避けようとするし、なるべく人に会わないようにできる。気休め程度だが握手も厳禁。今のところミジンコはなんともない。それでも保菌者かもしれないのでとりあえず周囲にミジンコ警戒令を出している。それがあのノロの凄まじい辛さの犠牲者を少なくすることにつながると思う。本当にノロになった人たちは正直に周囲に話した方が良いと思う。その後の人間関係を考えると難しい決断なんだろうけれど、ミジンコは正直に話してもらえてその友人に感謝している。
[30回]
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