本日、すぐ近くで都知事選・舛添候補が聴衆に握手を求めている場に遭遇した。夕方の東小金井駅前で演説をした直後だったらしくちょうど駅を降りてきたミジンコはその場を目撃したのだ。どうもその後、舛添陣営は小金井の会場で更に選挙活動を行った模様。ミジンコは自民党都連の動きにはまったく同意できないものがある上に舛添候補をまったく支持できないのでそのスケジュールを事前に知ってはいたものの当日である今日になったときには忘れていた。本当にたまたま舛添候補が駅前にいるときに居合わせただけ。ブログでご紹介しているように東小金井駅はまさに今週月曜日、つまり3日前から駅の周辺区画いわゆるエキナカに新規21店舗がオープンするという歴史的なときで駅周辺は今まで見たことがないほど人が多い状況。特に伊藤忠商事が運営するル・パン・コティディアンというベーカリーレストランは多摩地区初出店ということもあり、東小金井の地元の人々だけではなく、遠方からのお客様も多数のようで棚に出るパンがその直後に売り切れるという状態が3日間続いている。そういう人気店の数々のオープンがあって駅周辺がまるで今までの閑散とした東小金井とは別の場所のように混んでいる。
その今までに無かったくらい混んでいる東小金井駅周辺ではあるものの、舛添候補の握手を望む人だかりは「人だかり」と言う表現がどうかと思うほど少なかった。選挙スタッフやSPを除けば20名もいなかった。エキナカは歩くのもままならないほど人でゴッタ返している状況であるのに舛添候補に向かう人々はそれほど多くは無かった。これはミジンコにとっても意外だった。もっと何百人にも囲まれるのかと思った。そうなったらそうなったで素直にここに事実を書くつもりだった。これは誓って本音だ。エキナカで2,000円以上の買い物をすると東小金井の地図が描かれたエコバッグをプレゼントという企画で用意されたバッグ5,000個が3日目の夕方、舛添候補がやってきたあたりで在庫が無くなったほどの盛況ぶりだったのだ。こんなに東小金井駅に人がいたことはかつて無かった。そういう状況だったので都知事選最有力候補のはずの舛添氏への握手に向かう人々の少なさがむしろ異常にさえ思えた。
選挙期間中に舛添候補もいる舛添陣営の選挙戦に遭遇したのはこれで3回目。都内を移動しまくっているミジンコはそれだけ候補者たちの選挙戦を見かける機会も多い。主要候補者たち全ての演説や街頭握手を目撃した。そんな経験を経て、そして本日、ちょっと明るい兆しが見えた気がした。今までだってマスコミの情報を鵜呑みにしていたわけではないが、街頭での盛り上がりは田母神俊雄候補の圧勝だ。田母神俊雄の演説はレアなのだろうか?理由は分からないが演説に足を止める人の数が倍どころか数倍多い印象だ。握手に群がる人々も田母神俊雄候補がダントツに多く見えた。勿論、場所などの条件やミジンコが知らないところでのファンのような支持者たちの活動があるのかもしれない。なのであくまでも自分が単純に見た感じの印象でしかないのだが候補者中、都民に一番人気があるのはマスコミの言うような舛添候補のようには見えないし、次点が細川候補というのもどうにも信憑性に欠ける。どう客観的に見ても田母神候補が聴衆に人気があるように見える。
まぁ、あくまでも外で選挙活動を生で見たときの個人的な感想でしかないが、そう感じたものは感じたのだ。マスコミは舛添候補がリードしていると軒並み報じている。それを否定するほどのことではないかもしれないが、街頭での現実はマスコミが言うほど舛添候補が有利とは思えないし、その舛添候補を支援する自公の両党の判断が支持されているようにも感じない。自民党はあんな経緯で舛添候補に散々「発つ鳥あとを濁しまくられた」というにも関わらずの支持表明だ。本当に情けない。
なにか更に何発もの強烈なパンチ力が田母神俊雄候補にも必要な感は否めず、さすがに田母神候補が有利とも言い難い。それは自分の願望だ。だが日に日に、むしろ浮動票を取りこぼし続けているような感のある舛添候補や細川候補、あとなんだっけか、共産党だとか君が代歌いたくない団体とかの支持を受けているとかいう弁護士候補者、え~っとなんだったっけかなぁ、あの薄い候補・・・・、まぁ、そんな候補も主要候補にマスコミは挙げているが、実のところ今の時点で舛添候補が1位でそれほど大差ではないところで田母神候補という可能性すら感じている。楽観的過ぎるだろうか?いやはや、確かに山本太郎に投票するような考えない有権者が膨大な数に及ぶ都内の有権者の恐ろしさを舐めてはいけないのだろうが、それ以上にマスコミが有力と言っている候補者たちが本当に都民というよりも人に好かれている感じがまったくしない。マスコミがなるべく触れないようにしている静かなる人気者・田母神候補が完璧な候補者だとは思ってないが他の候補者たちの人望が無さ過ぎて「舛添・細川・宇都宮には都知事になって欲しくない」という消去法での勝利の可能性はある。
田母神俊雄候補の勝つ可能性をマスコミは取り上げもしないだろうが、もしかしたら田母神候補は前述のような消去法での消極的支持の有権者たちの投票によって勝てるとは思えないだろうか?マスコミはまるで田母神候補に当選の芽が無いように報じているとしても実は「あと一歩」、その程度の距離にまで1位の候補に肉薄しているような気がしてならない。聴衆の反応がまさにそうなのだから。「もしかしたら自分が一票を投じる田母神候補が接戦の末に勝てるのかもしれない」とそんな消極的支持者たちが考えたら投票所に行くモチベーションが上がるのではないだろうか?そこに期待したい。民主主義国家に於けるまるで模範例のような投票が今後の都知事選で見られるやもしれない。有権者が考えに考えた上で投票所に向かう、そんな選挙だ。初めから「田母神候補はどうせ勝てない」と思ってしまうのはマスコミに踊らされた愚かな判断だ。それは断言できる。折角、滅多にない民意を示す機会だ。マスコミの言うことなどは信じずにどうか投票所に赴いて欲しい。
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