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23日午後5時20分ごろ、東京都新宿区大久保の路上で、警視庁第2自動車警ら隊が不審車両を停車させようとしたところ、車が体当たりして同隊員 2人をはねて重軽傷を負わせ、パトカー2台と一般車両4台に衝突しながら逃走した。同隊員が不審車両の車内に向けて拳銃を発砲したところ、運転していた 30代男が右太ももに銃弾を受け、全治1カ月の重傷。命に別条はないという。警視庁新宿署は、男の回復を待って殺人未遂と公務執行妨害の疑いで逮捕する方針。
警視庁によると、男は職務質問に応じず、同隊が窓ガラスを割った直後に発進。車を止めようとした男性巡査部長(50)が車と立木の間にはさまれ、右太ももを切る重傷を負い、パトカーを運転していた別の男性巡査部長(36)も胸を打った。
男は発砲後も助手席にいた女とタクシーに乗り換えて逃走を続けたが、数キロ先の交番で新宿署員が発見。同署に任意同行を求めたところ、負傷していたことが分かり、都内の病院に搬送された。
女の所持品からは覚醒剤が発見され、新宿署は、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で女を現行犯逮捕した。逮捕されたのは名古屋市中区、飲食店店員、吉村美麗容疑者(20)。「使うために持っていた」と容疑を認めている。
この事件は大久保で起きた事件だ。大久保は歌舞伎町や新大久保に隣接している。大久保と新大久保は歩いてもすぐの場所だ。歌舞伎町は皆さんご存知の街だろう。昼間はまだしも夜はどんな街になるのか説明するまでもないだろう。その歌舞伎町に近い大久保、そしてマスメディアがしきりに勧めていた新大久保、つまり日本最大級の歓楽街に隣接する場所がいきなり女性たち、ましてや未成年の少女たちが遊びに行くべき街なのかどうか、そんなことは考えれば分かりそうなものだ。それでもマスメディアはいったい何度に渡って新大久保を話題のスポットのように取り上げたことだろうか?その無責任さに虫唾が走る。
このソース元の事件をご覧になればすぐに理解できる。あの場所では不審者がいれば警察官たちは厳戒体制を取るということだ。平和な町で職務質問に応じない運転手がいたからといって窓ガラスを割ってまで捜査しようとはなかなかならない。大久保だからこそだ。気の毒なことに警察官1名も重傷を負った。そういう危険な場所なのだ。この危険な運転手がクルマを飛ばせば数十秒で新大久保だ。あそこらへん一帯はそういう場所なのだ。警察官は職務質問から逃走した暴走車に重傷を負わされ、その暴走車の中には覚せい剤だ。親御さんへ、もし今もってマスメディアに乗らされてしまい新大久保に韓流グッズを買いに行きたいなどというお子さんがおられたら絶対に止めるべきだ。東京には他にもっと安全で楽しい場所はいくらでもある。正確には東京ではないが東京ディズニーリゾートの方が遥かに良い思い出作りができるはずだ。
新大久保を熱いスポットのように放送していた数々の番組のディレクターもプロデューサーもあの場所で誰かが被害に遭ったところで決して責任を取らない。罪悪感さえ持ってないクズヤロウたちがほとんどだろう。そうでなければあんな番組を大量生産しない。そんなクソッタレな連中に騙されてわざわざ危ない場所に行くことはない。