萩生田光一自民党総裁特別補佐が河野談話の検証について「新しい事実が出てくれば新しい談話を発表すればいい」と述べたことについて韓国が激昂している。
萩生田氏発言「容認できず」=韓国、「河野談話見直し論」と反発(Yahoo!ニュース 時事通信)
【ソウル時事】韓国外務省は23日、萩生田光一自民党総裁特別補佐が河野洋平官房長官談話の検証に関し「新しい事実が出てくれば新しい談話を発表すればいい」と述べたことについて「きわめて遺憾であり、容認できない」と非難する見解を発表した。
韓国が日米韓首脳会談を受け入れた背景には、安倍晋三首相が河野談話を見直さないと明言したことが大きく作用した。韓国は萩生田氏の発言を事実上の見直し論と受け止めており、会談にも悪影響を及ぼす可能性がある。
韓国外務省は「安倍首相が河野談話を見直さないとはっきり言及したのに、政権与党である自民党総裁特別補佐を担う人物がこれを否定する見解を表明したことは、きわめて不適切だ」と批判。「この発言について、日本政府のはっきりとした立場表明があるべきだ」と訴えている。
安倍総理「見直しをしない」
菅官房長官「見直しをしない」
萩生田光一(はぎうだ こういち)自民党総裁特別補佐「新しい事実が出てくれば新しい談話を発表すればいい」
検証をするとしている事案に対して誰がまともな事を述べているだろうか?勿論、萩生田光一自民党総裁特別補佐だ。検証結果を待たずに事前に見直しをしないと言っている安倍総理や菅官房長官の方がおかしなことを言っている。いったいなんの為の検証なのか?
河野談話の元となっている従軍慰安婦であったと称している女性16名からのインタビューがそもそも信憑性が著しく欠けているのだ。更に既に朝日新聞社を退社している植村隆神戸松蔭女子学院大学教授が記者時代に書いた従軍慰安婦についての一連の記事に捏造疑惑がある。そういった疑惑に対して記事に対して責任のあるはずの植村教授は一切の取材を受けずに逃げている状況だ。これはジャーナリズムに於いてあるまじき行為であり、更に従軍慰安婦について最初に書かれた植村教授の記事の信憑性を失墜させている。そのような何から何まで疑惑だらけの河野談話の元となっている事象について検証を行うことは当然のことであり、検証前に「見直しをしない」と述べる方が間違っている。
萩生田議員は安倍総理と大変親しい間柄であり側近とも言える人物だ。そういう議員が騒動になると分かった上で今回このように述べたことは今の安倍政権にどうしても言わずにはおれなかったという事情が窺える。この萩生田議員の発言を安倍総理はどう捉えるのか?その対応によっては更に安倍総理周辺の人間模様が様変わりすることだろう。つまり悪い方にも変わるということだ。そこを安倍総理は心するべき時が来た。利権を貪ろうとして安倍総理の耳心地の良いことしか言わずやらずのイエスメンで周囲を固める愚かな総理となるか、日本を立て直す為に粉骨砕身している人々の諫言を厭わずに民主党政権、大震災、原発事故と立て続けに悪夢に見舞われた日本を再び立て直した名宰相として名を残すか安倍総理は決断すべきときだ。
韓国側の「容認できず」などいちいち聞く必要はない。どう対応しても毎度毎度日本と日本人に対して失礼極まりない態度しか取らない国だ。「容認できず」だからなんだというのか?日本が真実を追求してなにが悪いというのか?今、安倍総理が萩生田議員の発言に報いることは安倍談話を作ってしまうことだ。現職の首相として当時の官房長官が作成した河野談話よりも重い首相による談話を作ってしまうことだ。それも河野談話のようななんの裏付け調査もなしのいい加減な情報による談話ではなく、ちゃんと専門家たちを結集して作成する従軍慰安婦についての歴史の真実を語る安倍談話を作り出すべきだ。それが日本が延々と韓国に賠償と謝罪を求められ、国民だけではなく天皇陛下にまで罵詈雑言を韓国国民、そしてなんと韓国の政治家たちにまで投げかけられる状況を断ち切る最善の策だ。
河野談話などという作成過程が余りにも杜撰な談話に日本が20年も縛られていることが悲劇だ。河野談話といういい加減な談話の見直しではなく、安倍談話という従軍慰安婦についての日本の断固たる見解を韓国に毅然と指し示すときが来たということだ。
[43回]
PR