このニュースを読んで驚いた。オーストラリアの大手新聞が堂々と嘘をついているのだ。いくら反捕鯨を広めたいからといって日本についての嘘偽りの情報を紙面に掲載するとはもはやジャーナリズムではない。
国際捕鯨判決、勝った豪、政権交代で極めて冷静「豪日関係とてつもなく重大だ」(Yahoo!ニュース 産経新聞)
一部抜粋:
ただ、現地メディアでは反捕鯨の論調が根強い。有力紙シドニー・モーニング・ヘラルド(電子版)は2日付記事で「クジラを守るためにはもっとすべきことがある」と、日本だけでなくノルウェーやアイスランドの捕鯨を問題にすべきだと主張した。
同紙1日付コラムは、ICJの判決は、オーストラリア人が一般的でないカンガルーの捕食を禁じられたようなものだと説明。
「気分を害する人がいるかもしれないが、国民のほとんどは(禁じられたことに)気づきもしない」とし、「鯨食は日本の伝統文化に含まれない」と、日本に捕鯨の全面禁止を求めた。
あのハーグの国際司法裁判所の判決は日本では大ニュースとなっていたし、広く一般でも話題となっていた。気づきもしないどころの話ではない。日本では誰でも知っている話であり、多くの日本人はあの判決に衝撃を受けている。新聞たるもの例えそれがどんなことであろうとも事実は事実として伝えるべきであって、自分たちが誘導したいように世論を形成することを目的として嘘の情報を載せるとは卑劣な行為だ。
そして鯨肉を食べることは日本の伝統文化だ。シドニー・モーニング・ヘラルド紙が勝手に日本の伝統文化を作り上げようとしている。冗談じゃない!他国の食文化を勝手に想像して決めつけないでもらいたいものだ。なにが「気分を害する人がいるかもしれないが」だ。気分を害するなんて程度のことでは収まらない。激怒だ、激怒!
There is a huge difference between the world and Australia in the perception of what journalism is.
The Sydney Morning Herald post the opposite of the truth. With the trowel of patience we dig out the roots of truth. However, the papers must dig out the roots of truth. The fact is that whaling is raditional culture of Japan.
The Sydney Morning Herald had to post the fact, not their wish.
(和訳:オーストラリアのジャーナリズムは世界のそれとは大きな隔たりがある。シドニー・モーニング・ヘラルド紙は事実とは真逆のことを伝えているのだ。(ことわざで)真実を追求することは忍耐を要するものだ。それでも新聞社はその真実の根を掘り起こさなければならないのだ。事実として捕鯨は日本の伝統文化だ。シドニー・モーニング・ヘラルド紙は同紙の願望ではなくその事実を掲載しなければならなかった。)[34回]
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