セウォル号が元々は日本のフェリーであったことが判明してからほとんどの日本人が懸念したことがある。韓国人の習性とも言える反応を想像するに難くなかったからだ。そう「また日本のせいにするのかな?」と。
セウォル号は復元力を維持するためには積み込む貨物を987トン以下にすべきだと調査結果が出ているが、運航会社は同船の事故当時の積載貨物を3600トンと発表している。この尋常ではない過積載を棚に上げて船の復元力、しかもあんなバランスの悪い増築をする以前の船のときに既に問題があったと証言する乗組員。さすがに乗客を残して自分たちだけ先に逃げた乗組員たちのクズっぷりが表れている証言だ。乗組員と管制センターの無線交信の様子は乗組員たちが乗客の安全よりも自分たちがいかに早く救助されるのかを問い合わせているという最低なやり取りだった。
元々、増築する前から復元力が無いと判断していたのならば増築を進め、そのまま運航させていた会社もこの乗組員も今回の人災に加担していたことになる。呆れた。予想はできていたとはいえ、こういう時にまでもなんとか元々の船、即ち日本で造船された船に問題があったかのように証言するとは・・・・・。言うまでもないがセウォル号がセウォル号になる前、日本で運航されていたときには横転も転覆もしていない。
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