韓国のソウルを訪れている東京都の舛添知事はソウル市長と会談し、6年後のオリンピック・パラリンピック開催への協力を求めるとともに、
地下鉄の安全対策について都が技術提供を行うことなどで合意し、今後、首都どうしで交流を深めていくことを確認しました。
ソース元:
NHK
東京都知事が勝手に日本の数十年にも及ぶ鉄道の安全対策のノウハウを外国に無償提供することを約束した。鉄道技術は実用化までに至る技術開発の難しさもさることながら、運用開始からの保守・メンテナンス、そして安全対策が最も高度で日本が誇る世界一の技術だ。膨大な時間と莫大な研究開発費を投じてやっと完璧に近いとも言える究極の安全運行を実現したのが日本の鉄道であり、東京メトロの正確さや安全性は世界屈指どころかナンバーワンの地下鉄システムだ。それを首都同士の交流などという曖昧な理由でみすみす韓国に無償提供とはお人よしを通り過ぎて馬鹿だ。どこの国でも日本の鉄道システムの技術供与を受けたいという状況の今、なんでわざわざライセンス契約でもなく、無料で韓国に「あげちゃう」のか、東京都はとんでもない都知事を選んだものだ。
特に当ブログを好んでご覧になっておられる方々の場合は、むしろこの都知事選で舛添候補には投票をしていないことだろう。だからこそ尚更この技術提供と称する売国計画は受け入れ難いことかと。例え安全対策といえども、その安全を確保する為のたゆまぬ研究と実績にはそれこそ天文学的な額の価値がある。ましてや公共交通機関のネックとも言える技術については無償提供などは選択肢として有り得ない話だ。その有り得ないことが起きているのだから堪らない。
安倍政権がリニアの技術をアメリカに無償で提供するという交渉にも呆れたが、まだあの話は「アメリカが採用した」という実績が後々他の国々への営業活動のときに大きな説得力となるという考え方に全面的ではないが3割くらいは納得した。時期的にオスプレイが自衛隊にも提供されるか否かということもあり、国家間のギブ・アンド・テイクもあったのだろう。では、ソウル市、つまり韓国に技術を無償供与してなにかメリットがあるのだろうか?舛添都知事は交流を深めていくことを理由としているようだが、あの国と親しくなればなるほど日本は酷い目に遭っているではないか!少なくとも韓国政府が推進する反日教育の中止や世界に向けての日本への事実無根の誹謗中傷、勿論のこと慰安婦像の全面撤去とその行為についての謝罪など、先ずは韓国の姿勢を正してからの技術無償供与だ。順序がまったくもって間違っている。
あんなとんでもない改造を施したセウォル号が尋常ではない過積載を繰り返し沈没するまで運航できていた実態。韓国では地下鉄でも事故が起きたばかりだ。そりゃ日本の技術が欲しいところだろう。自分たちで安全システムを開発するにも、日本のように着実に一歩一歩進むような辛抱強い技術開発に慣れていない新興国なのだから、日本と同じ水準の安全管理に到達するまでにはハードウェア面だけではなく人材育成も必要となり、それらが全て整うまでには時間だけではなく韓国国民の精神面での成長が必要となってくる。サムスンやヒュンダイの主力製品を見ればその人材育成の必要性は明らかだ。他国の製品を模倣して、ロゴやCMで日本やアメリカの会社だと消費者に勘違いさせて買わせるようなやり方が「開発の主流」ではいつまで経っても自力での賞賛される製品やシステムの開発はおぼつかない。先日の韓国での消防ヘリの墜落事故もヘリの事故としてはかなり特異なものだった。皆さん、あんなに高速で地面に激突するヘリの事故映像をご覧になったことがあるだろうか?回避行動がまったく見られないような真っ直ぐ一直線での墜落だ。動画だけ見るとまるでヘリの墜落には見えないほど高速で地上に衝突している。ヘリ本体墜落の後に落ちてくる部品の数々を見るに空中で既にヘリの部品が飛散していたということだ。いったいどうやったらそこまでの分解が空中で起きるというのか?空中で既に炎が見えたとの証言もある。普段のメンテナンスはどういう状況だったのか疑問だ。消防ヘリが安全運航どころか街中に墜落するような機体メンテナンス状況だったことが露呈している。これらことごとく安全管理に重大な問題を抱えているが故に起きている事故だ。そんな人災をことごとく防げない国に地下鉄の安全管理システムを渡したところで人為的ミスの連発で、なぜか「日本のシステムが悪い!」となる未来は想像に難くない。そして韓国で地下鉄事故が連発し、例えそれが人為的ミスであろうとも韓国人は素直にそれを認める国民性だろうか?むしろ日本に罪を擦り付けることが日常化している国なのだから、日本が悪いの大合唱がいつものごとく沸き起こることだろう。そんなことの繰り返しで日本の地下鉄技術の評価が下がってしまうことが恐ろしい。
台湾のように新幹線が日本の技術であることを世界に発信し、その技術力の高さを素直に賞賛、しかも感謝までしてくれる国にならば、韓国に感じるような不安はまったくないのだ。つまり「相手が相手なので・・・・」という話だ。中国のように新幹線をパクり海外に自国開発だと嘘を吹聴して売りつけようとする国もかなり呆れたが、韓国の場合は善意で無償提供したものにさえ、後で難癖をつけて謝罪だけではなく賠償、つまり金を取ろうとするのだからリスクが高い。地下鉄技術を無償で渡したところで、「無償だからリスクが無い」ということではないのだ。相手が韓国だ。日本にとっては尋常ではない高いものとなって返って来る可能性がある。そしてそうなったとしても舛添都知事はなんの責任も取らないことだろう。だからこそあんな都知事を選ぶべきではなく、少なくとも売国政策には加担しない候補者に票を投じるべきだった。
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