馬鹿だ、馬鹿だとは思っていたがテレビ局の記者がここまで馬鹿だとは・・・・。
CBCの記者がノーベル物理学賞の会見にて、赤松教授になぜかSTAP細胞に絡めて質問したのだ。この受賞や赤松教授はSTAP細胞とは無関係だ。とてつもなく広い広義で言えば小保方さんと同じく日本人ということの共通項はあるがそれを言ったら我々日本人全員がSTAP細胞の関係者となってしまう。今回の記者会見でわざわざSTAP細胞について触れる必要性をまったく感じない。まるでめでたい席をぶち壊そうと敢えてこの記者はやっているかのようだ。
この記者はCBCテレビと名乗っていた。なかなか聞き取り難いがCBCテレビで間違いないだろう。調べてみるとCBCテレビとは本年2014年に中部日本放送からテレビ放送事業を分割・承継した中京広域圏を放送対象地域としてテレビジョン放送をする特定地上基幹放送事業者とのこと。なるほど分社化したのが今年なので聞き慣れない放送局名だったことも頷ける。さすがに記者会見の場がなんともいえない不穏な空気となりNHKも記者会見の中継からスタジオに戻すといった有り様だ。で、この記者は記者会見をこんな空気にして赤松教授を困らせて満足だろうか?
馬鹿な質問に答える必要はないのだが、それでもノーベル賞受賞者であろうとも誠実に答えようとするのが日本人としては当たり前となっている。本来はこんな馬鹿げた質問をしている記者は質問を中断させられて会見場から叩き出されて当然だ。時間は有限、ノーベル賞受賞者は暇ではないのだ。世界が劇的に便利になり省エネルギーにも多大な恩恵をもたらした青色発光ダイオード、これが無ければ白いLEDライトは生まれなかった。そんな人類の生活を劇的に便利にした人物がノーベル賞受賞後にこんな愚かな記者の馬鹿質問にも答えなくてならないことが悲劇だ。
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