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民主党の細野豪志政調会長は14日の記者会見で、安倍晋三首相が国立大での国旗掲揚、国歌斉唱に関し「正しく実施されるべき」と国会答弁したことについて「大学には自治があり、そこにある種の強制力を及ぼし得るような形で発言されるのは、非常に幼稚という感じがする」と批判した。「もう少し日本の社会の成熟性みたいなものに信頼があってもいいのでは」とも語った。
首相は9日の参院予算委員会で、国立大の入学式や卒業式での国旗掲揚、国歌斉唱に関して「税金によって(運営が)賄われていることに鑑みれば、教育基本法の方針にのっとって、正しく実施されるべきではないか」との認識を示した。
野党とはいえ日本の政党の幹部がこんな発言なのだ。これは海外では珍ニュース扱いになることだろう。野党であっても日本の政党のはずなのだ。国旗や国歌に対しての敬意があって然るべきだ。ところがこの野党幹部はあろうことか国立大学に対して首相が国旗掲揚や国歌斉唱が妥当だという判断を示したら、まるで政府の強権発動が起きたかのように反論し、「幼稚」だと述べたのだ。どちらが幼稚、いや異常なのかは議論するまでもないことだろう。この青い地球で国立大学で国旗が掲げられ、国歌が歌われることに反対する国内政党なんて日本の野党のみだ。
もうツッコミを入れるのもバカバカしいことではあるが、民主党もあの印刷ミスのような日の丸めいた党旗を党大会などことあるごとに掲揚している。旗を掲揚すること、その自分の党でやっていることを国立大がやろうとすると反発するとは大きな矛盾だ。国立大が日の丸を掲げることは至極当然のことであり、大学に限らず国立の機関の国旗掲揚を問題視するほうがどうかしている。そこまで民主党は日本の国旗である日の丸を嫌悪するとは本当にこの日本国の政党なのだろうか?
架空のモンスターではある吸血鬼は十字架やニンニクが弱点とされ、見ただけで恐れ慄くとされているのだが、民主党にもそういう弱点とも言えるものがいくつも見受けられる。日の丸、君が代、自衛隊、海上保安庁、日本(人・技術など)が世界一になること、などなど。おいおい、日本人が誇りにしているものばかりじゃないか!