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当ブログをご覧の方々の中にはまだ生まれていない時に可決された法案もあることだろう。当ブログの管理人ミジンコはとっくに生まれており、以下に列記する法律が制定されるまでの過程、そしてそれらの法案を猛烈に反対していたデモ隊や野党議員たちの理不尽な物言いを今でも明確に記憶している。彼らは毎回のこと人々の不安を煽るようなことを大声で叫び、日本がさも戦争に突入するかのように吹聴する。

今回の安保法案についても、「戦争法案」などと称して、さも日本が戦争に突入し徴兵制が復活するかのように泣き叫ぶ。まるでデジャブ(既視感)だ。言うまでもなく日本は70年間戦争をしておらず、世界でも類を見ないほど平和な国を形成した。自衛隊がPKO活動(国連軍の平和維持活動)に参加しやすくなる法律、より具体的な対テロ対策やスパイ防止法、国益を守る為に情報漏洩を厳重にする法律、また情報漏洩に加担した国家公務員への厳罰化、そういった法律が可決されそうになると毎回大規模なデモが起き、国会前でドンチャン騒ぎが発生する。だからこそデジャブと表現したのだ。毎回、日本にとって必要な法案が提出されるとマスコミの政府批判が一斉に開始され、デモが頻発し、野党議員たちが自民党を徹底的に批判するが代案は出さない。何度見た光景だろうか?前にもこんなことがあったなと思うからこそのデジャブなのだ。

1992 PKO法案:
まるで今の国会周辺デモと同じで日本が戦争に突入し自衛隊が海外で戦争に参加するといった批判を主軸にした大規模デモが起きていた。国連平和維持軍に参加する際の自衛隊が抱える矛盾を少しでも軽減して自衛隊員に責任を押し付けないが為の法案ですらデモ参加者たちは今と同じように泣き叫んで日本が戦争をするかのように例えていた。 

1999 周辺事態法:
「通常、自衛隊が軍事行動を起こす場合、自国の領域において脅威が発生した場合のみだが、この法律は放置すれば日本に脅威をもたらす場合にも軍事行動をとる事を可能とする法律」これが周辺事態法だ。どこの国も自国への攻撃体制を取った国には攻撃するのだが日本はなんと1999年までそれが許されていなかったのだ。日本に弾道ミサイルを発射準備中の国があったとしてそのミサイルを破壊する能力があっても日本は何もできない状態だったので、せめてそのミサイル発射場くらいは攻撃したいと政府が言ったらなんと大規模デモ発生だ。もはやデモ参加者たちは自分とは同じ国に住んではいないのではないかと思ったものだ。 

2000 通信傍受法:
「市民弾圧が始まる」とデモでは叫んでいた。別にスパイくらいしか困らない法律だ。この15年、この法律で市民弾圧があっただろうか?この15年でネットやスマホの普及で国民一人辺りの通信料は容量で言えば数千、数万倍になっているはずだが市民弾圧などは起きていない。
 
2003 国民保護法:
武力攻撃事態等において、武力攻撃から国民の生命・身体・財産を守り、国民生活等に及ぼす影響を最小にするための、国・地方公共団体等の責務、避難・救援・武力攻撃災害への対処等の措置が規定された法律。デモ参加者たちはいつもの台詞とも言える「子供たちが殺される」と叫んでいた。なんで?と当時から思っている。国民の生命・財産を守る為に有事の際に国や自治体などが動きやすくなる法律でなんで国民が死ぬと考えるのかもはや理解不能だ。

2004 有事関連7法:
政府が有事を想定したらデモ参加者たちが怒り狂うといういつもの構図。

ちなみに2009年から2012年までは民主党政権でめっきりこういう有事を想定した法案が可決されなくなり、それに伴ってデモも起きなかった。そう民主党政権時代は国会を取り囲むデモなどはとんと見られなかったのである。福島原発事故処理が遅々として進まずとも、日本の景気回復の兆しがまったく見られなくとも、尖閣ビデオを政府が隠蔽しようとしそのビデオを見た議員たちが「(中国船が海保の巡視艇に)コツンと当たっただけ」といった嘘を述べても、国会周辺デモは行われなかった。

そして再び自民・公明両党が政権与党に戻ると・・・・・

2013 対テロ法案:
なんでかこの時もまるで市民が政府によって弾圧されるといった主張でデモ隊が大騒ぎしていた。テロリストの活動を抑制する法律すらも怒るどこの市民だかも分からない市民たちがいるのだ。

2014 秘密保護法(特定秘密の保護に関する法律): 
国会議事堂で働く人々の仕事に支障が出るほどの爆音デモが連日繰り返された。実際にそのデモの横を通り過ぎたことがあるが耳を塞がないことには通行することも難しいほどの大音響だった。デモ参加者から暴行での逮捕者も2名。デモ参加者や野党議員たちは、この法案が可決されるとさも「市民が逮捕される恐怖政治の始まり」のように表現していた。この1年、どこぞのジャーナリストや人権活動家が逮捕されただろうか?

今回またしても国会周辺デモの参加者2名が逮捕された。交通整理中の警察官の胸ぐらを掴んだのだそうだ。警察官の胸ぐらを掴むという行為ができる人間っていったい今までどんな生き方をしてきたのか?デモで叫ぶ以前に先ずは社会人としての最低限の品性を習得するほうが先なのではないだろうか?

1992年のPKO法案からの当ブログ管理人の既視感を伴うデモの数々を列記してみた。こうやって列記すると皆さんも記憶が蘇って「またか!」という感が強まったのではないだろうか?要は日本にとっては必要となる法律や日本が自衛の為には持っておきたい法律の可決が迫ると国会周辺に普段なにをしているのかさえ怪しい人々が集まり出すのだ。そして彼らの主張は途方もなく矛盾している上にありもしないことを大声で言って人々を不安に陥れるのだ。卑怯で愚劣。まともな人間ならば選ばない手段だ。

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海外の賛否
URL参照。日本の集団的自衛権行使容認に対するアジア太平洋諸国の反応。

実に分かりやすい構図ですね。北朝鮮が反応してないのが謎ですが、あちらは今それどころじゃないのかも知れませんね。
りょみpapa| URL| 2015/07/16(Thu)21:48:11| 編集
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 プロフィール
HN:
ミジンコ
性別:
男性
職業:
戦闘訓練を受けた経営者
趣味:
余裕をかましている悪党をギャフンと言わせること。
自己紹介:
詳しくはプロフィールをご覧くだされ。
 わらび☆かんがるー子


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