いつも泊まっているホテルには中庭があるやん?(←「知らんがな!」というツッコミをしたい人はどぞ~ん♪)
ともかくホテルのビュッフェでゲットした素材を更に載せて中庭まで持っていった話。
モーニングビュッフェでパクった、いやどこぞのデザイナーじゃないんだからパクったわけではなくて部屋番号を伝えるどころかミジンコの場合はそこはホテルが全部把握してくれているわけなのだが・・・・
ともかくいつもは朝は食欲が無いのでコーヒーとバナナ1本のところを今日は遅い朝食ということもあり焼いたトースト2枚にサラダバーから持ってきた野菜とその場で1分で作ってくれるお好みのものを入れたオムレス(ミジンコはチーズとトマトとズッキーニの細切れ)を後で全部パンに挟んで超分厚いサンドイッチにしようと計画。
せっせと下側のトーストの上にトロトロのオムレスを載せ、葉物野菜を敷き、スライストマトとパプリカとアボカドを載せる。うおー!これお店で食べたら超高いやつじゃん!と一人孤独に盛り上がるミジンコ。大して何も変化がないホテル生活でアガる一瞬である。
上部のトーストがサンドイッチ本体に不時着成功。たぶん、場の空気を読まない食べログ投稿者ならばそこで写真を撮るのであろうがミジンコはそれをやらない。ホテルやレストランという他のお客様がおられる空間でのシャッター音ほど迷惑なものはないと考えるからだ。特に米国や我が国・日本でもスマホを持った一般人がいきなりパパラッチになるようなこともあるのでホテル内のレストランやロビーでは撮影はしないことにしている。カメラを食べ物に向けていると撮影者は言うのだろうがそんなことは周囲の人たちは確認しようがないのだから。
話はそれたがサンドイッチ完成。厚さ5cmほどの分厚いサンドイッチだ。そこに飛来するコバエ。中庭だからコバエくらいはいる。そのコバエはミジンコの願いも虚しくしっかりとサンドイッチの上にとまった。なんでよ!なんでそこらじゅうに異様な臭いを放つ花だとか虫の死骸だとか落ちているというのになんで俺のサンドイッチにとまるんだよう!!!
それでも前向きなミジンコはハエを追っ払ってとまった部分だけちぎって残りは食べるモードに変身完了していた。たかだか3mmほどのコバエの為にサンドイッチは放棄できない。シッシッ!とコバエの前で手で扇ぐミジンコ。本来ならばミニガンで蜂の巣にしてやっても良いのだが無益な殺生はしないミジンコなのでどっかに飛んで行ってくれさえすれば良いのである。
扇いでも扇いでも飛んでいかないコバエ。なかなか根性がすわっていやがった。扇いでいた手がコバエにかすった。コロコロと横転するコバエ。運動神経ゼロのハエだ。この鈍いハエ、飛び立つわけでもなくトーストの上を転がりやがってトーストのちぎらなくちゃいけない部分を増大させる鬼畜っぷり。もーーっ!と指でコバエを払いのけるミジンコ。ペチョっと弾けるコバエ一匹。トースト上部は壊滅的なダメージを受けた。
手も洗わないとならないし、上部の無いサンドイッチを中庭のテーブルに残して上部用トーストだけもう1度貰いにレストランに戻るミジンコ。不本意ながら多くのアメリカ人のように朝から「おかわりする人」となってしまった。中庭に戻った。コバエが見えるだけでも10匹以上はミジンコのサンドイッチ本体にたかっていた。くそう!最初のやつは斥候だったのか!
結局、朝は後で追加したトースト1枚でなんだかおなかいっぱいになった。もう中庭では食べない。
[11回]
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