先日、自分へのご褒美としてシャツを何枚か新調。
ミジンコは“体格的な理由もあり”ワイシャツもオーダーメイド。そして自分でデザインしたイニシャルマークをシャツに入れてもらっている。
この3年ほど、シャツのデザインとサイズをしばらく変えないまま惰性でオーダーしていた“ファッション業界でもそれなりに仕事をしているはず”のミジンコ。
ぶっちゃけ普段着なんて全部もらいモノ。自分で買うときは同じ服を5着買ったりもする。東京に2着、ニューヨークに2着、出張用に1着といった配分にすると気にいった服の場合は便利!だと思うのだがミジ妻にはいつも同じに見えると不評。
ほんとは「ザ・フライ」というハエ男の映画を二十数年前に観たときにジェフ・ゴールドブラム演じる天才科学者が「アインシュタインもそうしていた」と言ってクローゼットの5着の全く同じスーツを恋人に見せるシーンに感化されている。
彼曰く「朝着る服を選ぶ時間が節約できる」とのこと。その発想に感銘を受けて同じ服を5着をずっと続けているのだが、ミジンコの場合、世界各地に服を点在させているのだからコンセプトが破綻している。そもそも5着もあると10年経ってもまだ1着くらい現役でいて、同じ服を10年着ている人の出来上がり。
スーツならまだしもTシャツを10年って凄いとは思うのだが、実際には新品同様なやつもあったりする。だから俺をカワイソウな生き物を見る目で見ないでくれ、洋服代に月20万円使うが食費が1日250円のガッツさん。
2階でシャツを仕立ててもらっている間に、他のお客さんが2名来店した。姿が見えないのに、その2名の声のデカさでわかった。
ガハハハハハッ!といった登場の仕方だった。たぶん初老の男性2名。態度がエラソーだったので多分本当に偉い人たちなのだと思う。
オーダーメイド専門の紳士服店に2名で現れること自体が珍しいので気にはなった。
大声で「セブンの会ですができてますか?」
もう1名の方が「違うよ!イレブンの会だよ!」と訂正。
お二人の身元判明。たぶん、あの企業な気がする。
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