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どうにも叩き辛い作品ではある。映像の作り方やバックミュージックなどが妙に洗練されているのだが映画自体は「なんだかなぁ~」という退屈さ。
作品の冒頭で「これは恋愛映画ではない」と断言しているし、おそらく監督の昔の女に対して「bitch(クソ女)」とまでメッセージで伝えている。たぶん、その昔の女と作品のヒロイン(?)であるサマーという女性を重ねているのだろう。

それにしても登場人物たちがことごとく野暮ったい。主人公を含めてそうなもんだから、作品中に出てくるパソコンや携帯電話、ニュージャージーから見える景色などを分析して、これは現代のドラマなのだと結論づけたほど。登場人物たちだけを見ていると30年前の話と言われても違和感がない。なんでみんなあんな服装なんだろう?

まだ主人公はなんとか見れる男なのだが、肝心のヒロインのサマーが魅力のカケラもない。ブサイクとまでは言わないがフツーなのだ。フツーにそんなにキレイでもなく、フツーな体脂肪率。よくハリウッド作品などでモテないという設定の女性がとんでもないスタイルな上にメガネを外すと絶世の美女になったりするが、この(500)日のサマーのサマーはなんのサプライズもない。フツーにフツー(苦笑)

しかし、そんなサマーだからこそ、この作品にオチがつくのだとラストで理解した。なるほど、監督は狙ってサマーをそういうフツーの女性に演出したのだろう。そう思うとサマー役の女優はすごい演技力なのかと思えてくる。魅力はないけど。

まぁ、この作品が言いたいことには同意。運命の出会いだとか自分に言い聞かせて頑張ってしまう恋愛なんて所詮は思い違いってこと。人間そんなときには周囲の意見なんて邪魔な声にしか聞こえないんだろうけれど、「別れて目が覚める」なんてことは珍しくもない。

だからドイツもコイツもオランダも俺に恋愛の相談は一切してくんな、時間の無駄だ!おまえら、どーせ別れるんだよ!(キッパリ)

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あの「トランスモーファー」と同じスタッフが製作しているという事実を無視するわけにもいかず2年ほど悩んだ末にレンタル。今回は珍しくDVDを購入していない。なんだか手元に置いておくには危険な感じがした。変な呪いとかかかっていそうだったので・・・・・。

言うまでもなく、この作品はミジンコが世界で2番目に嫌いな映画監督ローランド・エメリッヒの「紀元前1万年」からインスパイア(←エーベックス風味)されたもの。元々、大嫌いな監督の飛行機で何度か観てその度に機内食がマズくなった作品を更に低予算でパクった作品なんてどうやって期待すれば良いというのか?それでも結局は観てしまう自分はなにかの病気なのだろう。誰か俺を止めてくれぇぇぇぇ!

ストーリー的には観るべきものは全くなし。よくあるタイムスリップもの。まぁ、強いて挙げれば冒頭3分でタイムトラベルを実現させた博士が「7,500万年前に飛んでもらう」と言うところ。いきなり2,500万年のサバ読み発覚。この作品、原題でも「100,000,000BC」なので「紀元前1億年」のはず。つまり製作者たちは脚本と映画タイトルの矛盾を知らんぷりしたってこと。その大雑把さがさすが「トランスモーファー」を作った猛者たちだ。

なんでも数十年前のプロジェクトで、タイムトラベルに挑んだ27名の隊員たちが現代に戻って来られなくなったために、現代に戻ってくる方法を確立した米秘密機関と海軍特殊部隊シールズの共同救出作戦が・・・・ってストーリーのまんまを書いているのだが、目をつむったとしてもシールズの隊員たちがただのチンピラにしか見えなかった。

ともかく7,500万年前に行ったシールズたちが途中恐竜にパクパクと食べられたりしつつも、前回取り残された原始人化した要救助者たちを発見する。むしろ原始人化した人たちのほうが恐竜たちと互角に戦っており、シールズがただの足手まといとなる。
どうでもいいが7,500万年前の光景が高尾山がロケ地かと思うほど現代の木しか生えていない。申しわけ程度に小道具のジュラ期に生えていましたよ~と言いたげな草が少々道に落ちていた。

原始人組は結局4人しか生き残っておらず、その4人全員がその時代で数年間のサバイバルをしただけあって現代人にはない体力を備えていた。
この体力が一応複線らしく、現代にうっかりチョンボでデカい肉食恐竜と一緒に帰ってきちゃった原始人組&隊員たちの強みとなる。隊員たちは折角帰ってこれたのに恐竜にペチャンコにされてしまうのだが、原始人組は走って逃げると恐竜をおびき寄せられるくらいの脚力。自分たちがオトリとなって恐竜を誘導しているのだが途中で恐竜に無視されたりする。恐竜もイライラしていたんだろうがもうちょっと人間を立ててやって欲しい。

途中1950年代あたりから援護の装甲車両1台が若かりし頃の博士とタイムトラベルしてやってくるのだが恐竜に尻尾ではたかれていた。なんのために来たんだ、あの装甲車・・・・・。
まぁ、ともかくギャーギャーワーワーやって一件落着。
ラストは原始人組の主演級(誰が主演だったのか不明)のカップルが手をつないでトンネルの向こうに去っていくのだが、恐らくただの通行人のホームレスらしきお方がしっかりと写っていた。3分前まで恐竜が大暴れしていたというのに・・・・・。ハリウッド映画などはこういう撮影のときに市警の協力を得て交通規制などを行うのだろうが、どうもこの作品の場合は人が少ない明け方を狙って道路やトンネルで撮影した模様。ちょっとせつない。

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心的ストレスが高くなる作品なので観ない方が良いかもしれないと周囲から助言を受けていたのでずっと観るのを避けていたが「映画は映画館で」とは思っているので重い腰を上げて戦地での爆弾処理班の映画を観ることにした。

観るのを避けていた理由のひとつにはこの作品の“アメリカ人と日本人のくっだらない批評”を散々読んだから。
くっだらないと表現するのが適切ではないとしたら、他人事とでも言うべきか。「戦争って大変だねぇ~」って薄っぺらな批評を読むたびに世界の破滅を感じた。
今年か来年か数年後か、超大規模な爆弾テロか、小型核によるテロが成功してしまうかもしれない。そんな現状の中で生きる人々が「ハートロッカー」を観て「遠くの戦争」として感じてしまっていることが恐ろしい。自分や家族が爆弾テロの犠牲者になる可能性が高まっているのに爆弾処理班の異常であることが正常な日常を描いた作品を娯楽作として観るのはあまりにも馬鹿げている。

「ハートロッカー」の劇中、台詞としてなんら反戦メッセージは盛り込まれていない。ただひたすらイラク戦争での爆弾処理班の活動を描いている。
携帯電話(起爆装置)に過敏に反応する姿、現代の戦争では誰が善意の人で誰が自分を殺そうとしているのか判断がつきかねること、そんな戦地では当たり前のことを映画で描くと、戦争が自分には無縁だと思っている観客には衝撃作となる。

主人公は危険中毒者といったところだが、別段、戦地で珍しいタイプでもない。死ぬのは恐れるが危険に晒されるときの独特の高揚感は確かに中毒性がある。作品の冒頭で「戦争は麻薬だ」というメッセージが表示されるが、それは本当のことかもしれない。アメリカの平和な日常に戻った主人公はスーパーマーケットでボ~っとする。ミジンコも酷い場所からサンディエゴに戻った日に普通のスーパーマーケットに行ったり普通のレストランに行くとしばしボ~っとしてしまうときがある。あまりにも世界が違い過ぎて世界で戦争・紛争が起きていることが虚構なのか、今いる平和な社会が嘘なのかと戸惑うからだ。正解はどっちも本物。
テロリストたちは、そのあまりにも平和な西側の社会を見て世界への憎しみを何百倍にもさせるのだろう。

この作品のような主人公を生み出すのが戦争であるということが作品のメインテーマだろう。政治や信条などは抜きにして一度戦争に関わると人は後戻りできない。今や米国だけで数百社にも及ぶ民間軍事会社(PMC)に入社する傭兵たちはなにも収入の高さだけでその仕事を選んでいるわけではない。平和な日常に戻ることにどうしようもない違和感を感じてしまい日々悶々とする中で再び戦地に戻ることを望む傭兵たちのなんと多いことかと驚く。戦争はセラピーなんかでは治せないほどの変化を人にもたらす。それを知らない馬鹿が戦争を始めて自分たちは悠々自適な老後を過ごしている。

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C級映画の尺は短いほど良い  ゲーテ

ああ、嘘!ゲーテはそんなこと言ってないさ!

ともかく「ブラックアウト」で唯一評価ができるところは尺が短いところ。全体で1時間19分ほど。オープニングやエンディングクレジット部分を除けば実際には1時間12分ほどで見られる超駄作。不幸な時間は短い方が良い。

カリフォルニア一帯で断続的に続く地震。そして停電(ブラックアウト)。停電の原因は地底から現れたモンスターがなんでか電磁波を発生するらしく、それで電子機器が停止してしまうとのこと。

以上!

・・・・・・いや、ほんとにそれ以上は語るべきこともないような作品で困ったもんだ(-_-;)

米国作品で許せんところは子供もサクサク殺すところ。この「ブラックアウト」でもモンスターさん、子供に猛攻撃。ストーリー上どうしてもってケースはほとんどなく、適当に子供キャラを出してはモンスターの犠牲者にしている映画の多いこと多いこと。

アメリカ人ってギャーギャー日本の雑誌やらアニメのエロ部分を猛攻撃する。でも性犯罪の数もパーセンテージも日本よりも圧倒的に米国の方が多い。
「子供に悪影響」と勝手に判断しては他国のやり方に難癖をつける割には、世界で公開するような大作から今回のような低予算作品まで、その普段は「守るべき!暴力を見せちゃダメ!」と声高に唱えている当の子供たちに容赦ない暴力を振るう・・・ってか映画の中では殺してまんがな・・・・・・。
アメリカの押しつけがましいモラルは何十年経っても基準がわからない。なんというか自分よりも太っている相手に「痩せなよ~」と言われているそんな感じ。

cb46a8f3.jpegこれが「ブラックアウト」のメニュー画面。どこかで見たことがある造形のモンスターさんがいる。国内では、エイリアンもの、モンスターパニックものの低予算作品のパッケージに登場するクリーチャーの90%はH・R・ギーガー風味となっている。

まぁ、そんなことは良くあること・・・って本当は納得しちゃいけないんだが、あまりにもギーガーのエイリアンっぽいヤツが登場するパッケージが多いので感覚が麻痺してきたことも否めない。レンタルDVDショップのモンスターものコーナーを見渡せば、あっちにもギーガー、こっちにもギーガーといった状況。実際には、ギーガーは本家「エイリアン」や「スピーシーズ」など僅かな作品のクリーチャー・デザインしかしていないのだが・・・・・。

cae0bfc8.jpegそしてこっちが「ブラックアウト」で登場した地底人(?)と呼ぶべきか、ともかく地底から現れて世界を恐怖のズンドコに陥れる尻尾がハサミなおっさん。

メニュー画面のギーガー風味の凝った造形のクリーチャーが登場するわけもないと解ってはいたが、シーンによってはただの着グルミが登場するとは・・・・・。結構動きやすそうなヌルい着グルミだったので評価も与えられない。

まぁ、確かに暗闇でこんなのが現れたら驚くとは思う。だってオデコに毛がちょっとしかないし。

あと、ここを読んだ人が「ブラックアウト」を観る可能性は限りなく低いとは思うけれど、一点、ご注意を。

この作品、はじめからおわりまで延々としょっぱい内容な上に、驚愕のラストはなんとメニュー画面に%$”■@¥!!!

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今週も忙しかった。それでもちゃんとトレーニングを怠らず、「デビルハザード」(オスカー俳優のキューバ・グッテング・Jr主演、ショーン・コネリーの息子が監督のC級ホラーアクション。学芸会レベルの氷漬けの悪魔が登場。)も早送りせずに観賞。「サバイバルフィールド」(サバゲーに参加したはずの見ず知らずの男女が殺人ショーに強制参加させられる。アクションシーンのショボさ必見!)も早送りしないで最後まで観た。「人間狩り」(原題は「PIG HUNT(ブタ狩り)。ILMが特殊効果を担当したとパッケージにあったがにわかには信じ難いクオリティーの低さ。ヒロインのブスさ加減に「お願いだから脱がないでくれ!」と願ったら本当に脱がなかった。でも無駄なラブシーン多し。)もちゃんと全部観た。

3月の忙しい最中、夜中に帰宅して映画を観ながら書類を整理。なんでこういうときに限って毎晩発狂するほどの超ド級な駄作ばかりに遭遇するんだ・・・・・・。え?パッケージで気がつけって?そんなアンタは人を見た目で判断する人か!人は見かけ(身だしなみ)が9割って本当だと思うけど・・・・・(-_-;)

酷い作品ばかりの今週だったが、そんな中でも19世紀のアメリカの田舎町を襲った宇宙人の巨大な母船とウラン鉱石が大好物の無数のクリーチャー軍団をダイナマイト1本で全滅させる話「宇宙戦争ZERO」も相当に酷かった。・・・・・ん?今、なんとなくストーリーの大事なところを話してしまったような気がするが気のせいか。

主人公は列車強盗犯で絞首刑になる寸前。そこに宇宙人が放ったと思われるクリーチャーが現れて大騒ぎ。処刑は中止になり町の人々は惨殺される。生き残った女性の一人が主人公の恋人だったとかで若干イチャイチャしやがる。ああ不愉快。

そしてこのシーン。

uchu-senso-zero-1.jpg列車強盗をするために線路に丸太を置いたという主人公。

強盗主人公の予想に反して運転士は列車を停止せずにそのまま丸太を突っ切ったとかで列車は脱線。大事故に。死亡者数なんと10名という大惨事となったとのこと。

そりゃ死刑判決が妥当なところだろう。

ところがビックリ、元恋人の反応は・・・・・
uchu-senso-zero-2.jpg
「あなたは悪くない 事故よ」と・・・。

恋は盲目とは言うが、この女ナニをほざいているんだ・・・・・。

10人のたまたま列車に乗っていた乗客を殺しておいて事故で済むかー!


しかし、このカップル、このズーズーしさをいかんなく発揮して周囲の多くの犠牲もなんのその最後までちゃっかり生き残・・・・・。

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あばた~、変わりは~、ないで~すか~♪ 日ごと寒さがつのります~♪

(中略)

おんなあぁぁぁ~、ごごろの~~~~♪

それ、アバターちゃうがなー!(; ・`д・´)ノ

ジェームズ・キャメロンの新作ってことで期待せずにはいられなかったが・・・・・期待し過ぎてしもうたああぁあぁぁぁあああぁぁぁっ!!!

「アバター」は88点くらいの映画。酷評されることはほとんど無いだろうし、映像革命という宣伝文句もあながち間違っているとも思わない。確実に今公開されているCG技術の最高峰。
でも90点超えの映画とは思えない。あくまで映画としての評価としては90点以下。

そりゃ凄いことは凄いんだ、この映画は。ネットのレビューでも絶賛の声の方が多いように感じる。まるでこれを誉めないとダメ!ってな風潮すら感じる。
でも敢えて言いたい。ストーリーがつまんなっ!
正直言ってラストシーンまでこのノリで続くのか?と疑問に思えたほど単純明快なストーリー。最近では珍しいほど勧善懲悪な設定。言うなればアメリカンインディアンを虐殺する入植者たちってな話。

「ターミネーター4」といい、この「アバター」といい、サム・ワーシントンには大予算でつまんないストーリーの映画に出演する呪いがかかっていると見た。
悪い俳優だとは思わないが、もうちっと感情の機微が表現できるような作品に出ないことには、かつては高い評価を得ていたのに今や見る影もないラッセル・クロウと同じようなキャリアを積みそう。

監督業ってのも長いブランクは致命傷なのかもしれないとつくづく感じた。思えば途中で「タイタニック」があるとはいえ、「ターミネーター2」も「エイリアン2」も随分と前の作品。アバターには「ターミネーター2」であったような人間ドラマも「エイリアン2」であったような敵の怖さも無かった。ハラハラドキドキ感でいえば「トゥルーライズ」とドッコイドッコイ程度。
ジョージ・ルーカスが「スターウォーズ エピソード I」を撮ったときやテレンス・マリックが「シン・レッド・ライン」を撮ったときも思ったことをジェームズ・キャメロンにも思うことは残念だ。ブランクって怖いなと・・・。

日本人の自分には余りにも馴染みのある設定であることも障害になった。ジェームズ・キャメロン自身が認めているように宮崎駿作品に相当な影響を受けての映画製作。そこかしこで日本人には馴染み深い「自然との共生」「自然への畏怖」「自然を破壊した者への罰」などなど、長年、宮崎駿がテーマとしてきたものがテンコ盛りの「アバター」。恐らくジブリ作品をそれほど観ていないアメリカの観客には新鮮かも知れないが日本人だと「あ、ナウシカっぽい」とか「たしか「もののけ姫」でこんなシーンあったなぁ」の連続なのだ。

映画ってのはやはりストーリーなんだなぁと「アバター」から教わった。

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猛烈に忙しいがどうしても観なくてはならなかった作品。
なにしろデカいサメとデカいタコが闘う以上の展開が全く想像できない作品名(原題も同じ)。
まさかの展開を期待せずにはいられなかった。

そして観た。

想像通りだった・・・・・。しかもCGが二世代くらい前のクオリティー。あんなサメやタコなら自分で描いた方がマシ。

主人の女博士はブッサイクだし、なんでか速攻で日本の研究者のシマダと恋に落ちるというど~~~~でも良い展開。
はよサメとタコ出さんかい!と苛立った。

なんでか恋に落ちた二人は世界の海の一大事ってときにメイクラブ、そして「あんたの匂いっていいわ~」とういう会話の後に「そうだ!フェロモンだ!フェロモンでサメとタコを誘き寄せて捕獲しよう!」といきなり思いつく。

でも捕獲失敗。

だってさ、サメもタコもデカかったんだよね。

25c43c43.jpeg

ほらねデカいでしょ。このサメ、米海軍の原子力潜水艦をポッキーみたいに食べてた。

ラストは語らないでおこう。サメとタコがもつれあって海底に沈んでいったなんて言えない。
結局最後まで正体不明の政府関係者によればサメとタコは闘わずにはいられないってことらしい。
サメもタコも大変ですなぁ。

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Transmorphers-FoM-1.jpgこの秋最大の話題作。もうとっくに皆さんはご覧になったかと。
というわけでストーリーは省いて良いですかの?

まぁ、万が一にも、まだこの秋最大の話題作(2度目)である「トランスモーファー リターンズ」を観ていないという不届き者がこの地球上にいるかもしれないので一応、本当に一応だけれど説明しておく親切な俺。

ストーリーは、機械がロボットに変型して人類を襲い始めて人類必死の抵抗、でも人類が負けてほぼ絶滅(←ここが新しい!)しましたとさ、めでたしめでたし・・・・・ってめでたくねーよ、おい!人類負けてるよ、ほんとに!w
ちなみにラストではまんま「ターミネーター」のジョン・コナーが生き残った人類へ宛てたメッセージをパクって、主人公(シェーン・ヴァン・ダイク)のナレーションが流れるんだけれど、こっちの人類の方は絶望的。人類のリーダーが馬鹿過ぎてロボット軍団にリベンジできそうもない。ロボット軍団、すなわちトランスモーファーたちもたいがい馬鹿なんで、人類にとっては非常に残念な展開。

↑の画像は、ケーブルテレビの修理スタッフである主人公が見た瞬間に「攻撃ロボットだ!」と断定したロボ。
ガラクタにしか見えないけれど、主人公は正しかった。だって攻撃してきたし。主人公もちゃんと工具箱の中に銃を入れてあって殺る気満々。アメリカ社会ですなぁ・・・(;´∀`)

Transmorphers-FoM-3.jpg今回の「トランスモーファー」が前作と大きく異なる点は、ちゃんと変型するロボットが登場するところ。携帯電話、パラボナアンテナ、クルマがちゃんとトランスモーフする。なんでか残念な気分になったミジンコ。右の画像のとおり、なんとなく車からロボットになりましたよってカタチになっているトランスモーファー。タイヤが手足についているし、間違いない、彼はクルマがロボットになったものだー(棒読み)

前作とほぼ同じ製作陣で作っている割には、作り方にソツが無くなってきてしまった点がむしろせつない。しょぼいC級SF映画程度のデキになってしまった。前作「トランスモーファー」はもっと突き抜けた感じがあったのだが、今回のは素人が作ったといえば「よく頑張った」と評価されそうな守りに入った作り方なのは全国3,000万人のモーファーファンたちを裏切ったカタチになってしまった。
マナティーと互角と言われるほど温和なミジンコも今作については「トランスモーファーのくせにトランスモーフするとは何事だ!」と憤慨している。

Transmorphers-FoM-4.jpg後半トランスモーファーにフルボッコにされた人類が反抗を決意するのだが、それに主人公一行も参加。地球上に点在するいくつかの基地を破壊すれば人類の勝ちってことらしい。なんという安易な展開とも思ったが、逆に複雑なストーリーにしたところで今度は作品が完成しないかもしれないので評価が難しいところだ。

ちなみにトランスモーファーたちの基地の重要性、そして場所は「拷問」して聞き出したとのこと。ロボットのくせに拷問に屈するとはトランスモーファーは根性が無い。
 

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不覚だった。
もう「ターミネーター」の「V」が作られてDVDにまでなっていたなんて・・・・・・。
ってか、いつ公開されたんだよ。まったくのノーマークだった。

日本に帰って先ずはやったこと、それはネットで見つけた「ターミネーターV」のDVDを入手し観ること。ダダンダンダダン!

T-V.jpg←ほらね「ターミネーターV」でしょ。

ちなみにこのセンスのカケラもないキャラクターは悪者側の中ボス。主人公がいくら冴えないからって中間管理職がパッケージの表紙を飾っちゃうのはどうかとは思う。
着グルミの割には結構器用に斧を使ってた。
予算の関係もあった模様で、この作品での正義と悪の闘いは基本的に肉弾戦。たまにビームとか出てたけど。

ストーリーは悪魔がロスで召喚されたけれど、召喚したサラリーマンたちはあっという間に殺されて、なんか色々とあった挙句(←説明するのが死ぬほど辛いほどつまんなかった)に、ヒーローはヒロインが悪魔の生贄になる前に現場に到着するけれど、一撃でラスボスに気絶させられ、その間に天使の生まれ変わりであるはずのブッサイクなヒロインが殺されてた。以上。

ターミネーターらしき機械は結局登場しなかったけれど、我が生涯に一片の悔いなし。ってのは嘘で、こんな作品のために1時間半くらい使ってしまった自分に説教したい気持ちだけれど、今年末にいよいよ公開される「アバター」のジェームズ・キャメロンだって「ターミネーター」や「エイリアン2」の前には「殺人魚フライングキラー」などというピラニアが飛んで町はパニックってな映画を撮っていたわけで、この「ターミネーターV」の監督だって名前は知らんけど、いつかは凄い名作を作るかもしれない。なんてことをいつも思って数千本のこういう系統の映画を観ているけれど有名になった監督なんて3人しかいない。

ちなみに最初の雑魚悪魔が逃げ込んだ酒場の名前がコレakuma-no-su.jpg

主人公があっという間に見つけてた。悪魔も身を隠す場所は考えないといけないよね。

邦題でなんで「ターミネーター」を付けたのかと最後まで解らないストーリーだったのでパッケージの裏側を観たら、この映画の製作は2005年だと判明。本家の「T4」よりも4年も先に「5」を出しちゃうなんてフライングにもほどがあると思ったけれど、そもそもこの「V」って実は「5」という意味ではなくて「ブイ」なんでは・・・・・と観終わってから思ったけれど真相は知りたくもない。

the-boss-of-T5.jpgコレがラスボス。自己紹介しなくても悪魔だと解るので名刺がいらないかも。
一応、変なビームとか出してた。

この邦題を付けた人、「ターミネーターさん、ごめんなさい」と1万回復唱しておいてね。




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アン・ハサウェイが最近やけに演技力を磨いている。飛行機の中でたまたま観た「レイチェルの結婚」がとても印象に残り、同じく飛行機で観た「ゲットスマート」もコメディーとしては及第点だったので今までミジンコとしては好感度が物凄く低かったアン・ハサウェイの評価が急上昇。なにしろミジンコ、「ブロークバック・マウンテン」ではヌードも披露したはずのアン・ハサウェイが出ていたのを作品を観た後でも気がついていなかったほど。メインキャストを5年ほど張って後はほとんど映画出演が無くなる数多のハリウッド女優の一人くらいにしか思っていなかった。具体的にそういった女優名を挙げると、レネ・ルッソ、ジーン・トリプルホーン、アン・ヘッシュ、ガブリエル・アンウォーなどなど。ガブリエル・アンウォー・・・・・。もうすぐ日本でもリリースされるTVドラマ「バーン・ノーティス」で彼女はスレたヒロイン役で登場。ミジンコはアメリカで少しだけそのドラマのアンウォーを観たがまさに衝撃映像。「セント・オブ・ウーマン」の映画史に残る舞踏シーンをアル・パチーノと演じた彼女の面影が1ミリも残っていなかった・・・・しょっく。
ちなみにミジンコ、偶然3月にテキサス滞在中に「バーン・ノーティス」のシーズン1最終話を観た。ちょうどホテルに戻ったら始まるところでラッキー・・・ではなくアンラッキーだったかも。いや何十個もチャンネルがあったのに変えなかった自分が悪いのか。感想としては西部警察のアクションを思い出した、以上。

話は戻ってアン・ハサウェイ、今までずっと「ローマの休日」への侮辱だと思って避けていた「プリティー・プリンセス」の1と2のDVDを購入。実はたまたまワゴンセールで1枚1,000円だったのを買っただけなので偉そうにはいえないが、ともかくずっと前にリリースされた作品ながらも観てみた。
意外や意外、「プリティー・プリンセス」でのアン・ハサウェイは輝いていた。そもそも邦題が良くなかったことを知った。原題は「プリンセス・ダイヤリーズ」なので、それほどまでに「ローマの休日」を意識した作品でもなかった模様。「プリティー・ウーマン」の監督ってだけで邦題に「プリティー」を付けてしまう安易さが絶望的。
アン・ハサウェイのことを注目しなかったら「プリティー・プリンセス」なんてタイトルの映画はあと100年は観なかったかもしれない。

まだアン・ハサウェイを注目する前のことだったので劇場では見逃した「パッセンジャーズ」がDVD&ブルーレイでリリース。やっと観ることができた。

ぬおぉぉぉ・・・・。なにを言ってもネタバレになるストーリー・・・・・。

というわけで、レビューしゅーりょー・・・・・(-_-;)

いや、本当はレビューができないこともないのだけれど、この作品はなんの予備知識も持たないで観ることがベストだと断言できる。本当に一切の予備知識なしで観ることをオススメしたい。
どうせ映画を観る前に「この先は読まない方が良い!」と書いたところで読んじゃうそこのアナタのためには本当になにも書かない方が良いと今回は判断。

実はミジンコ、散々、この映画のレビューを各所で読んでしまったもので後悔している。作品を観たあとに解ったのだが、ネタバレのつもりで書いていないレビュアーが実は重要な要素のネタバレをしてしまっていることが多くて、要はちょっとしたヒントのようなものも、この作品に関してはあまり出すべきではないのだなぁと実感中。
なにしろ予備知識が全くなく観た方が確実にもっと思うところが多くなる作品だったと思うので。だから、あの映画に似ているとか、あそこが矛盾しているなんてツッコミは敢えて避けたい。

ただ、やけにカットが多かったのかな?と思わせる編集具合ではあるがストーリー自体は嫌いではない。
アン・ハサウェイよりも共演の俳優が本当にいい味を出していてそれが嬉しい誤算かも。

飛行機に多いときは週に20回は乗る身には非常に考えさせられる作品ではあった。とりあえず、ここでなにか言い残しておこう。後悔のないように・・・・・。
民主党の支持率70%超の日本なんてアフォ過ぎて大嫌いだ。いじょ!

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一昨年の記事→ 「時をかける少女」
昨年の記事→ 「時をかける少女 おかわり」

「時をかける少女」の記事、毎年、テレビ放映前の恒例行事になっているような・・・。
最先端テクノロジーの普及から「時をかける少女」まで、我が人生に一片の悔いなし!いや、ある!あるよ!あるある!

それでもしつこく「時をかける少女」

本日、日本テレビ系列で20:00から。観ろ!って言うと観ないアマノジャクがいるかもしれないから観るな!・・・いや、やっぱ観て!

優れた脚本というものは登場人物たちに喋らせないのに、その気持ちを観客にちゃんと伝えられることにある。
台本に書かれていないことに、そのキャラクターの真意があったりするから。

現実の人間もそう。本当に思っていることをそうそう相手に伝えるだろうか?
人間関係、特に恋愛感情が絡んだときの心と心の機微ほど、脚本に印刷された文字だけでは伝え難い。
その難しさを考えるに「時をかける少女」のラストシーンは映画史に残る名シーンと言える。

余りにも有名な原作小説と原田知世主演の実写映画があるものだから、ミジンコも3年前の夏に人に薦められるまでは劇場に足を運ばなかった。
正直、「時をかける少女」には「もうおなかいっぱい」という印象だった、作品を観るまでは。

観た後は、同じ映画のオススメ記事を3回も書いている次第。そうしたくなる映画が「時をかける少女」なのだ。

同じ細田守監督作品の「サマーウォーズ」についてつい最近記事を書いた。もし今晩の「時をかける少女」が心地良かったならば是非にも劇場での鑑賞をオススメする。
特に「サマーウォーズ」の場合は、大画面ならではの演出があるから。

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親子で観るに丁度良いようなひじょ~~~に無味無臭で危険性の無いストーリー。ぶっちゃけて言えば、それほど大した話では無かった。
つまらなかったわけではなく、単純にいい歳したオッサンが観ても泣けるってほどの話では無かったが、ただ子供にはペットを飼うときの心構えを学ぶためにも一度は観てもらいたい道徳の時間的な物語だった。

CG作品なのだから映像に驚くというのはお約束ではあるのだが、それでも驚いた。
犬のボルトの毛並みが凄い。凄すぎる。太陽系最高のCGだ。
マンハッタンやハリウッド周辺の街並みはミジンコには馴染みの場所なのだが、実写映像で街並みを撮影したものにCG加工を加えているのか否か、今もって不明。おそらく完全CGだとは思うのだが背景が精密過ぎて恐ろしい。
なにが恐ろしいかってこっちの仕事に求められるクオリティーのハードルがこの映画のせいでまた一段上がった気がすること・・・・・作れないCGではないが採算が・・・採算が・・・・・。
今だにCG(アニメーション)が実写よりも安く作れると思い込んでいるジジィたちなんてお迎えが来ればいいのに!

最初に、「カーズ東京編」とでも言うべき短編が始まり焦った。シネコンだったので入るシアターを間違えたんかと・・・・・。
そのカーズ短編のCGがビミョ~なデキだったものだから、「ボルト」が始まった冒頭から、あまりのCG技術の高さに絶句。
「Wall・E」のときもたまげたが、今回の「ボルト」のCGは尋常じゃない精密さ。
そしてなにより尊敬すべきところはCGの凄さよりも、物語を支えるキャラクターたちの個性を重視していること。
結局は登場人物たちの魅力だってことはピクサーはよく分かっているのだろう。

犬、猫、ハムスターの3匹組の活躍は素直に面白かった。違うエピソードでもこの3匹組が観たいくらいだ。
モンスターズ・インクの二人よりもニモよりも、「ボルト」の3匹組が好き。

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観てきた。満足。ミジンコがこういうことを言うだけでこの作品がどういうものだったのか伝わっていると良いのだけれど。

正直言って映画館に行く時間が取れるかどうかってスケジュールだったのだが、この夏はどうしても細田守監督の「サマーウォーズ」と大傑作とミジンコの周囲が絶賛している「ボルト」は外せない作品だった。なので、21:00からのレイトショーになんとか間に合わせてシネコンに向かった。
行った価値はあったと思う。日本にいられてラッキーだった。

映画を観るちょっと前に、もうすぐ100歳になる祖母の見舞いに行った。祖母のことで医療措置としていろいろと決断しないとならないことがあり、老人ホームの館長や併設されている病院の院長のお時間をいただいて話をした後に「サマーウォーズ」を観たものだから映画館で大変なことになった。いつも緊急の電話やメールが入っているかどうかの確認のために上映中でも2回ほど劇場の外に出て携帯の電源を入れるのだが、生まれて初めてトイレで鼻をかむために上映中に外に出た。

なにが大変だったかはネタバレになるので言えないが、「サマーウォーズ」をあまりにも楽しみにしていたものだから、予備知識をほとんど得ないままの鑑賞だったのがマズかった。「サマーウォーズ」がどういうストーリーなのか少しは知っていれば絶対にその日には映画を観なかったものを・・・。
男女のラブコメディーみたいなものかと思っていたら全然違っていた。

もう自分の祖母への措置についての数え切れないほどの同意書にサインしており、時折、本当にこの決断で良いのかと悩みに悩むときがあるのだが、それでも昨日も祖母の口にゼリーを運べて口の周りを拭くことができるのだから意味が無かったわけではないと思う。
意識がまだ明瞭な祖母はミジンコが関わった事業のニュースを見ては「もっと頑張りなさい。」と更に上を要求する。もっと世の中の役に立ちなさいといつも言う。

自分の兄も代議士、戦後の混乱時に自ら望んで国選弁護人の道を選んだ旦那がいて、歴史の教科書に載っている政治家たちの愚痴、もとい苦悩や、なんでかブーム扱いされている白洲次郎などの生き様をナマで見てきて散々ミジンコに教えてくれた祖母にとっては、飛行機もハイテク化されて安全になりスピードアップ、国際電話も安くなり、インターネットというものまで登場した時代に仕事をする恵まれたミジンコはもっと頑張れるはずだということらしい。つまりあんたは幸せなんだからもっと皆さんに貢献しなさいってことなのだ。
確かに祖母の義理の息子、つまりミジンコの叔父はコロンビア大学を出ているのだが、今70代の人とミジンコの世代の留学とでは苦労の度合いが全く違っていたのだろうとは思う・・・のだが、今だにその叔父と比較されてミジンコがラクして留学していたかのごとく言われることには激しく反論している。同じ口喧嘩を20年近くもやっているような・・・・。
なんでこんなに祖母の話をしているかというのは「サマーウォーズ」を観れば解るはず。
ただとにかく「サマーウォーズ」はどんなストーリーだとか、どんな登場人物がいるとか、そんな話はまだ観ていない方々には一切伝えたくない。

余談だが、この前、「ナマの白州っていうとごはんにかけるとおいしそうだよね。」って言ったら祖母が大笑いして呼吸が乱れ危ないところだった(懺悔)

実のところ、「サマーウォーズ」の世間での評価が、ミジンコが大絶賛した同じ監督作「時をかける少女」を下回っているということは知っている。
ミジンコはどっちが面白いとか、どっちが上とかそんなことは考えられない。どっちも素晴らしい作品なので。
ただ純粋に作品としてのインパクトで言ったら確かに「時をかける少女」が圧倒的な気はする。ただミジンコには「お祖母ちゃん補正」なるものが加わっているので「サマーウォーズ」は本当にかけがえのない作品となっている。

そういえば、ミジンコは「時をかける少女」に関しては2回、「時をかける少女」「時をかける少女 おかわり」とテレビ放映前に記事にしている。
今年の夏、「サマーウォーズ」の製作に日本テレビが参加している関係か、今までのフジテレビではなく日本テレビでの放送予定とのこと。
なんとジブリ作品だけでなく、細田作品も日本テレビが放映権を獲得したということか。やるじゃないか日テレ!

おそらく「サマーウォーズ」は観客の家族への関わり方によってだいぶ見方が変わる作品なのだろう。だからこその賛否両論なのだと思う。
それは致し方のないこと。この作品をつまらなかったと言う人をミジンコは否定しない。あの「時をかける少女」の後の作品として、そういう評価を受けてしまうことは多々あることだと思う。
ただ言いたいのは、劇中に数多く登場する「日本の夏の景色」、それらを観るだけでも、とても心地よい映画だったことだけは約束できるってこと。

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西田敏行がハリウッド作品初出演とのこと。ただしご本人もインタビューで言っていたが監督以外のスタッフのほとんどが日本人で撮影も日本、その為、どうにもハリウッド作品という雰囲気では捉えていなかったとか。
ただ一点、監督の「ア~クション!」という発音がハリウッド作品なんだなぁと気づかせたらしい。

主人公のアメリカ人女性が日本までアメリカ人の彼氏を追ってきて半ば強制同棲。しかしながら、彼氏として日本的に言えば「ウザイ!」ということでフラれる主人公。
そんな失意の中で食べたラーメンが素晴らしくおいしく一念発起してラーメン職人を目指すという話。いじょ!

ほんと、こんだけの話。製作者はなにかしらの感動とかホンワカした話として提供したかったらしいのだが、話が非常に薄っぺらい。
残念ながら日本人もアメリカ人も共感しない「あっそ」ってな話に仕上がってしまった。

主演のブリタニー・マーフィーは相変わらずキュートではあるのだがキュートでしか無い。
今いる同世代の女優の中ではベストキャスティングな気がしなくもないのだが脚本が中学生の作文程度なので演じようがないというのが本当のところだったのだと思う。

西田敏行にも気の毒なほどツマラナイ頑固親父役があてがわれている。ただ怒鳴り、たまに優しいだけではキャラクターとして西田敏行に死ねと言っているようなもの。浜ちゃんの魅力の1/100も無いキャラクターだった。

演じられる役者にそれ相当なキャラクターを与えないことは監督としては罪なことだ。(余りに作品がつまらなかったので調べる気力さえ湧かないので)誰だか知らないが、この監督はブリタニー・マーフィーと西田敏行という最高の演者をなんの料理もしないで出したようなもの。キャベチャーだってキャベツをそのまま出しているわけじゃないのに・・・。

一点、素晴らしくリアルな描写があった。本当にこの一点のみ。
主人公が1年間日本でラーメン修行をしたけれど、日本語を単語で5つくらいしか覚えないままずっと英語を喋っていた。周囲が英語を解らないものの合わせていた。
まさに日本滞在のアメリカ人。監督、そんなところでリアリティーを追求しなくても良いのに。

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ロボットのパーツがゴチャゴチャし過ぎていてなにがなんだかわからんちん。

自分はガンダムやザクみたいにカタチが把握しやすいロボットの方が遥かに好きな日本人なんだと実感した。

作品のストーリーについて?

アメリカ軍バンジャーイ!ヽ(・∀・ )ノ な映画。

高度な文明を持つはずのディセプティコンやオートボットよりもアメリカ軍の兵器の方が強力だった。マイケル・ベイが監督なんでそこらへんのアタマの悪さは致し方ない。

それにしてもピラミッドを登るのにも何分もかかる巨大ロボットって・・・。まさにウドの大木なロボットだった。ホンダの方が使えそうなロボットを持っている。

まぁ、言いたいことは、バンブルビーはイイヤツだってこと。

前作から観ているのだが人間の出演者の顔がほとんど思い出せない。ジョン・タトゥーロくらいかな目立ってた人って。

いじょ!

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 プロフィール
HN:
ミジンコ
性別:
男性
職業:
戦闘訓練を受けた経営者
趣味:
余裕をかましている悪党をギャフンと言わせること。
自己紹介:
詳しくはプロフィールをご覧くだされ。
 わらび☆かんがるー子


 契約戦隊     ハケンジャー


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