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観た。

夫婦で観た。

夫婦ともに一滴の涙も流すことなくシネコンを出た。

キャストの演技も歌唱力も素晴らしかった。演出も見事なものでオスカーの作品賞も有り得なくはないと思った。

ただ、感動というほどのインパクトは無かった。とても丁寧に作られたミュージカル映画ということは間違いないのだけれど、日本公演も含めて何度か観劇した舞台の「レ・ミゼラブル」の方が強く印象に残っている。

思い出すのは映画「タイタニック」のこと。あの作品も世界的に大ヒットした感動作ということなのだが自分はちっとも感動しなかった。それと同じ感想をこの「レ・ミゼラブル」でも持った。感動ってそんなにお安いものなのかな?と。

人の死を演出すれば感動作の出来上がり、こういうやり方が大嫌いだ。「死=感動」というのは違うと常々感じている。そりゃ人の死は悲しい。ましてや誠実な人物が命を落とす描写はとんでもなく悲しい。だが、「ああ!死んじゃった!」→「死んだので悲しい」→「悲しいから泣いた」→「泣いたので感動作」という一連の流れは受け入れ難い。

自分が大自然や芸術ではなくて「人に感動」するときってどんな時だろうかと考えると、黙々と未来の何億人もの人々の命を救う技術を担っている研究者が帰宅が遅いと携帯で奥さんに怒られ「いや~怒られちゃいました♪」と明るく言ってみせたとき、虫も殺さないようなインターネット企業のCEOが独裁政権からの圧力に屈しないでその国でのサービスを停止しない決断をしたときに「さて・・・・(ミジンコの民間警備会社が自分を)守ってくれるんでしょ?」と言ったとき、このブログに内緒で送られてくる国を守っている方々、震災について数々の難題に今も懸命に取り組んでおられる方々からの(このブログが励みになるということで)感謝のメッセージを読んだとき。感謝しているのはこちらの方だというのに現場の人々から感謝されてしまう。「死」よりももっと身近な懸命に世の中に貢献している人たちに感動する。

映画の中で主人公を含めた登場人物が天国に旅立ったから、はい感動!とはなかなか素直には受け取れない。「レ・ミゼラブル」に関しては原作がそうなのだから映画としてもそういったストーリーになるより他ないということは理解している。ただし、そういう展開をイコール感動作とするのはどうにも・・・・・う~~~ん、心が震えるとかそういうことにはどうしてもならない。

ちなみにミジンコは映画「セント・オブ・ウーマン」が一番好きな作品。終盤のアル・パチーノの学校での演説には心が震えた。自分の生き方はこうありたいと思わせた演説だ。この作品では誰も死んでいないがその最後の演説で感動した。演説を途中で中断させられそうになったアル・パチーノが「I'm not finished!(まだ話の途中だ!)」と猛烈に怒って続けた以降の演説には本当に心が震えた。

拍手[25回]

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(米米クラブの「米米ウォーズ」な感じでご唱和くだされ。)

も~じゅ~ウォーズ!もじゅ、もじゅ、ウォーズ!も、もじゅ、ウォーズ!

はい、もいっちょ!

も~じゅ~ウォーズ!もじゅ、もじゅ、ウォーズ!も、もじゅ、ウォーズ!

はい、良くできました!

原題は「Rise of the Animals (動物たちの一斉蜂起)」なのだけれど邦題の猛獣WARSの方が好み。猛獣WARSの方が作品のどうにもならないアホさ加減がよく表れている。

ちなみにこれがアメリカ版のパッケージ。リスが目玉をかじったり、鹿の角に生首が刺さっていたりする絵があるけれど作品中にはそんなシーンは無し。ちゃんとリスも鹿も人間を襲うことは襲うんだけれどぬいぐるみやショボ過ぎるCGでしか登場しないのでパッケージのようなクオリティーの動物さんたちが登場することはない。

moujyu-wars.jpg

左のショットガンを構えているニーチャンが主人公で右がヒロイン。劇中ではもっとブ男とブス。二人とも演技をしようとする素振りも見せないのだが何度も何度も赤いペンキを顔面にぶっかけられたりしているのでひねくれたのだと思う。そのペンキもホームセンターで赤が売り切れだったのか微妙にピンクがかっていたりするのはご愛嬌。こういう作品は鑑賞中の99%は目をつむるというのが正式な作法というものだ。そのまま寝ちゃった方が幸せ。

run-boy-run.jpg例えば左のシーンは作品の冒頭で少年を追いかける凶暴な犬。犬がシッポをフリフリしながら少年の後を追いかけていたとしても、あくまでも少年を追い詰める犬と捉えねばならない。犬が本当に少年に懐いているようなのだがそこは作品の趣旨に沿って「少年を喰い殺そうとしている犬」と見なければならない。

世界中の動物が一斉に人間を襲うようになって世界はそりゃもう大騒ぎさってお話。カナダの美しい景色の中、ネコ、イヌ、鳥、鹿、リス、馬、ゴリラ、カメ、ワニ、デカいタコ、クマなどが人間を襲っていたような気がする。正直早送りもせずにちゃんと見たのだけれど、なにが襲ってきたのかもよく分からないほどちゃちなヌイグルミやCGが襲いかかってくるので、これが本当につい最近作られた映像なのかと驚いて作品に集中できるわきゃない。

そのほんの一例。
pakupaku-shika-1.jpg

壁を突き破って襲いかかってきた鹿。人間の腕で操られているので口をパクパクさせるところがカワイイ。そのパクパクで・・・・・
 
pakupaku-shika-2.jpg
 
腕を噛んでた。アマガミ♪
 
ラスボス的な扱いだったクマは・・・・・

kumatta.jpg

このCGクオリティー。足があんまり動いていなくて地面を滑るようにして移動するのが特徴。この後、ヒロインのブスに剣で一撃でブチ殺されるクマさん。余りの呆気なさにこれ以上CG制作費は出せん!という製作陣の強い意志を感じた。

ちなみに主人公のアホはモテない男だったのだが仕事でピザの配達をした先が同級生の女たちが集う場所でそこにいたサマンサと簡単に結ばれ・・・・というかただのカーセックス(※ 裸とかエッチなシーンは一切ありまへんで!)。
朝起きたら、そのサマンサがおらず、代わりに獰猛な鹿の群れに襲われる。

多くの犠牲を伴いながらも主人公と主人公の親友の妹だけが生き残りつつドライブ・・・・・じゃなくてサマンサを探す旅に。そのサマンサをなんとか発見するものの、サマンサは婚約者と一緒にトウモロコシ畑で、えっとなにしてたんだろう?なんでトウモロコシ畑にいたのか分からない・・・・・。たぶん、撮影許可が下りたのがそこだったのだろう。きっとそうだ。

まとめると、サマンサは婚約者がいたのにも関わらず、別にその場で会っただけの冴えない主人公と浮気したものの、そのことは婚約者のウスラバカには知られたくないんだとさ。でもそのウスラバカがクマに喰われた途端に主人公にキスをしたりするビッチぶり。主人公はそんなサマンサを助けるために今まで親友(←コイツが主人公よりもバカ)などの犠牲を乗り越えてきたというのか!と憤りたい気持ちよりも主人公のしょーもない演技力に萎える。萎えまくる。なんでそこまで棒読みなんだ!

ちなみに主人公たちが命がけで助けに向かったサマンサは真ん中↓ 冗談ではなくて本当にこの人が準ヒロインというか主人公が猛獣たちと戦いながら救出に急いだ相手。
 
3nuts.jpg

左がサマンサの婚約者のウスラバカ。右が主人公のハイパーメディアバカ。もうバカとブスしか出てこねーよ、この作品!

ちなみに荷物をまとめて一家で逃げ出そうとした主人公のおじいさん。サマンサを助けるためにそれを拒否して逃亡する主人公たちのクルマに向かって発砲。ま、孫をためらいもなく撃とうとするおじいさんって・・・・・。そのおじいさんの撃った弾が町を警備中の警察官に当たってしまい、警察官たちもためらいもなくおじいさんをハチの巣に・・・・・。カナダも銃社会に毒されてきた模様。

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Alien-Dawn.jpg

はて?このパッケージのような派手な光景が劇中にあったっけか・・・・?もちろん、ナイヨー!ヽ(°▽、°)ノエヘヘヘヘ

以前に「スペース・インパクト」という日本版のパッケージの裏に「スターウォーズシリーズの迫力を凌ぐ」という鳩山由紀夫が書いたんちゃうかと思うような妄言が記載されていたC級以下SF映画がありましてな。その作品の監督が確かニール・ジョンソンというイカレポンチでしてな。そのイカレポンチが独自の解釈でSFの古典「宇宙戦争」を製作したということで副題には「スペース・インパクト」から「インパクト」を引き継いだ模様。「ファイナル(最期)」という言葉を添えたのは「もうこれで終わりにしてくれ」という日本の配給元の切なる願いだろうか?

さて、このニール・ジョンソン版の「宇宙戦争」、内容はというと・・・・・・・パス!
頼むよう、パスを3回くらいまでは許してくれよう・・・・・。ちゃんと最後まで観たんだけれど内容がナイヨー状態に近くていったいどう説明したらいいものやら・・・・・。

Alien-Dawn-1.jpg←個人的には前半のこのシーンがこの映画のクライマックスだと思う。こういう脚本が存在するのか?といったレベルの映画的にという意味で。

宇宙人が攻めてきて街は壊滅状態。倉庫に逃げ込んだ数名のアメリカ人たち。1人の女性ジャーナリストは重傷を負っていた。避難中に知り合った他の3人が彼女を介抱するものの容体は良くなかった。2人の男女が彼女のために薬を探しに外に出る。残った男が「喉が渇いた」という怪我の女性にボトルを渡す。暗い場所だったのでボトルをよく見ずに女性はガブ飲み。

その直後にグエ~~~~と吐き出す女性ジャーナリスト。薬を持ち帰った2人が帰ってきて3人でなんとか彼女を介抱するものの衝撃の事実が・・・・・・
 
Alien-Dawn-2.jpg

漂白剤を水のボトルだと勘違いして重傷の女性に飲ませたヤロウがいたってこと・・・・・・(-_-;)

つまりアメリカの飲み物はどれもビックサイズ過ぎて漂白剤のボトルと見分けがつかないからみんな気をつけよー!ってことがこの作品のメインテーマと見た!

違うかな?(・_・;)

ちなみにこの女性ジャーナリストが余りにも苦しんでいるので他の3人が協議して安楽死させることに決定。「やめてー!やめてー!」と懇願する女性ジャーナリストを抑えつけて首をコキって・・・・・。本人の承諾もなしにそんな酷いことをやる人たちの行動力って怖い。
 

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アカン!アカンよ!なんでもかんでもマゲドンつければええのんとちゃうよ!スノーにマゲドンつけたら大雪パニック映画の出来上がりって、オバチャン、そんなマゲドンは許さへんよ!

snowmageddon-poster.jpg

大体、誰がスノウマゲドンなんてタイトルつけたんや?え?元々はオバマ大統領が2年前の東海岸の大豪雪のときにスノウマゲドンって言ったのが最初?オバマ大統領、なに言うてんのや!もう、寒いわ~、オバマちゃん、寒いわ~。オバマちゃん、略したらオバチャンやないの。なんやオバチャンとかぶってるやないの!オバチャン同士のよしみでスノウマゲドンは許したるわ。

じゃあ、この作品のあらすじね。スノードームっていうお土産の定番が雪山の麓にある町そっくりなのよ。そのスノードームで起きる天変地異が全て本当の町でも再現されて町はもう大混乱!そんだけや!

しょっぱいCGはご愛嬌や!こういう作品に完璧なCGを求めたらアカン!しょっぱいくらいが丁度ええ!

登場人物たちの一人として魅力的ではないところもOK牧場や!主人公のおっさんもその家族もストーリー上は死なないとは思っても影が薄過ぎて途中で死んだかと思ったわ!

オバチャンが注目したんのはね。ラリーやね。脇役のおっさんや。ほとんど出番はなかったんねんけど登場するたびに無茶苦茶なんよ。

例えば・・・・・
 
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(画像の真ん中にある)スノードームで起きたことがそのまま町への災害となっているとする町の人たちの話し合いの最中にやね・・・・・


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いきなりスノードームをぶっ壊そうとするラリーちゃん。それ壊したら町がおしまいやで!

 
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スノードームの持ち主の主人公を責めるラリーちゃん。主人公の家の前に誰かがスノードームを置いただけなのに酷いわ~。

 
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1秒後に謝るラリーちゃん。精神不安定やね。

スノウマゲドンおすすめやで!もちろん、嘘や!嘘つきは民主党の始まりやで!

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ヌンガアアアァァァァァッ!!!(ノ`Д´)ノ彡┻━┻  (※ この怒りはすぐに判明します。)

ロシア産の映画「ゴースト・マシーン」、悪魔が憑いたクルマが街の走り屋たちを恐怖のズンドコに陥れるというモンスターマシンものの王道をいくストーリー。初めからストーリーにはなんの期待もしちゃいなかったさ!こういう映画はそうもんさ!それでもこの怒りをどうすればいいのやら・・・・・。

Ghost-machine-1.jpg

これがDVDのパッケージ


Ghost-machine-2.jpg

左の女性がこの映画の主人公
 

怒っていいよね?この怒りは漢として当然だよね?

ちなみにパッケージの後ろにいるカッコ良さげなキャラクターたちも一切登場しない。主人公がビキニ姿で登場することもない。まぁ、この主人公がビキニ姿で登場したところで誰が得するのか分からないけれど・・・・。

ロシア人が悪いのか、こういうパッケージデザインをする日本人が悪いのか・・・・・・。

とうっ!(ノ`Д´)ノ彡┻━┻

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anne-catwoman.jpg

アン・ハサウェイが好きだー!好きなんだー!
 
だからこそ辛い。なにがって?アン・ハサウェイってかなりの出演作で脱ぐんだもん!安売りし過ぎや・・・・・。ちなみにこれはバットマンの新作に向けてのイメージショットとのこと。キャット・ウーマンってことだろうか。好きな女優のこういうセクシーショットは嬉しいような、いやそれ以上にせつない・・・・・。

邦題が最悪の「プリティー・プリンセス」という国内では「プリティー・ウーマン」と「ローマの休日」をイメージさせるような宣伝の仕方をしている作品でデビューを飾った女優。不朽の名作「ローマの休日」がなんだか汚されたような気がして「絶対に見るもんか!」と10年ほどスルーしていた。アン・ハサウェイもスルー。当時はすぐに消える女優かと思っていた。

飛行機の中で見た「レイチェルの結婚」に衝撃を受けた。最初は集中して観てはいなかったが何度か飛行機に乗る内に1度最初から最後までしっかり観てみた。クレジットを見たらジョナサン・デミ監督作品と知った。「羊たちの沈黙」や「フィラデルフィア」が代表作として取り上げられる監督なんだろうけれど、ミジンコは断然この「レイチェルの結婚」を推したい。出演者たちが全編アドリブのように見える演出。とても心に残る演出でその主演女優も凄いと思った。クレジットにはアン・ハサウェイの名が・・・。それからアン・ハサウェイが気になって「プラダを着た悪魔」を見た。ファッション業界の話なんてウンザリで映画では見たくないと避けていた作品。面白かった。

その後、「プリティー・プリンセス」や「パッセンジャーズ」のDVD/ブルーレイを購入。どのアン・ハサウェイも輝いていた。で、ビックリしたのが見たことがあった「ブロークバック・マウンテン」に出演していたこと。ぜんぜん気がつかなかった。大好きなアン・リー監督作品だったので劇場で見たのだがアン・ハサウェイのことは覚えてもいなかった。しかも劇中で脱いでいるとのこと。え?そんなシーンあったっけ?と思ったが、そういえばゲイの主人公が結婚した相手がアン・ハサウェイだったような・・・・・。実はラストが辛すぎて今もって1回しか観ていないのでアン・ハサウェイを確認できていない。

「ゲットスマート」も飛行機で観た。面白かったのでブルーレイを購入。その他の出演作も全て観ることにした。で、邦題で「裸の天使」というアン・ハサウェイ出演のちょっと昔の作品のDVDが昨年だったかリリースされていて購入。邦題のとおり、やたらと脱いでいた。ストーリーも微妙な感じで「プリティー・プリンセス」の後にちょっとキャリアが低迷していたときの出演作らしく、アン・ハサウェイが脱ぐことだけがウリみたいななんともいえない作品。とにかく豪快に脱いでいた。正直、こんな作品の後によくぞキャリアを持ち直したと思う。

で、つい最近、アメリカではヒットしていた「ラブ&ドラッグ」というジェイク・ギレンホールとの共演作のブルーレイを購入。アメリカの劇場で見そびれていた作品。もうこれでもかっていうくらいに脱ぐアン・ハサウェイ。しかもメンヘラ・・・いや正確には心の病を持つ役。なんでこんなに売れているのに、そんな脱ぎ方をするのか・・・・・という脱ぎ方。な、な、なんでそんなに簡単に脱いでしまうのか!

アン・ハサウェイに勝手なイメージを押し付けているというのは分かっちゃいるが、ここまで有名になったというのに新作でも簡単に脱いでしまうのってどういうことよ!と思わずにはいられない。「必然性があれば脱ぐ」ってな発想は分からなくもないが好きな女優がポンポン脱ぐのはせつない。この気持ち、分かるかな~?

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robotar.jpg凶悪なエイリアン1匹が地球にやってきて、ワインが服にこぼれたくらいでトップレスになる脱いだところで誰が得しているんだか分からないアウトドア派のオバちゃん2名を殺害したり、キャンプ中のアメリカのナウいヤングたちを襲撃。青い宇宙人が地球人のようなアバターを宇宙から操作してエイリアンを倒そうと試みるも事態は改善するどころか悪化していくという心温まるホームドラマ。それが2012年冬・最大の話題作「エイリアン vs アバター」!

この作品の評価すべきところは、しょっぱい着グルミとはいえ、一応はエイリアンも青いアバターっぽいキャラクターも登場するところ。冒頭からホームビデオで撮ったような画質で演じることを諦めたかのようなポルノ女優(?)2名がキャンプ場で脱ぎ始めたときにはもうエイリアンは出てこないものかと・・・・・。エイリアンもこの2名が不愉快だった模様でサクッと仕事をする。ここでエイリアンは透明になったり、見た相手そっくりに化けることができることが判明する。このエイリアン、そんな凄い能力があるにも関わらず、東小金井で落ち葉拾いを手伝ってくれたので近くのコンビニで「みんなの分のおやつ買ってきて」って頼んだら真冬にガリガリ君を5本買ってきたユウキくん(小学4年生)でもワンパンチで倒せるような弱っちいオーラを醸し出している。

そんなエイリアンさんを倒せるロボット型の兵器をアバターは保有しているのだが、電源の接触が悪かったらしく動かない。操作パネルをいくらいじったところで地球に送ったロボットさんは起動しない。ウチの捨てるに捨てられないビデオデッキよりも性能が低い。

「ロボター、故障中」

そう、画像の着グルミロボットの名前はロボター。なにが恐ろしいかって日本語字幕だけで「ロボター」なわけではなくて、原文(英語)でもROBOTARであるということ。ロボター、もうこのネーミングだけでこの作品の中で起きる数百もの不条理を全て許そうという気になった。怒っても直らない人に怒っても時間もエネルギーも無駄なのだ。

その後、エイリアンさんも青い宇宙人さんもロボターさんも全部爆発してたけれど、そこは大して重要ではない。大事なのはロボットがロボターって名前だったことだ。それに尽きる。

doshiyoumonai.jpg

この青年はナタでエイリアンとタイマンを張るというなかなかのマッチョマン。馬鹿だけど。

さて、ここで問題。

Q. なんでこの青年は「どうしてくれるんだ!」とエイリアンに抗議しているのでしょうか?

A. 正解は、透明になったエイリアンをナタで斬るためにナタをブンブンと振り回していたら、後ろにいた彼女の首がスパーンと宙に舞い・・・・・。

なんか救いが無さ過ぎて辛い・・・・・(-_-;)
唯一の救いは転がっていく首がマネキンそのまま(加工一切なし)なのであんまりグロくないところ。ちなみにこのマネキンの首、何人もの犠牲者の最期のシーンの演出に使われているので、汚れが目立ってきたり、黒髪のアジア系の女性が斬首された時に転がっていく首は欧米人に変身するといったミラクルも起きる。どの女優よりも若干ではあるがマネキンの方が美人なところがせつない。

透明になったエイリアンも悪いが、彼女がそばにいるのにナタをやたらめったら振り回すとはアメリカ人かオマエは!アメリカと戦争になりそうなイランの兵士がこの作品を見たらビビることだろう。兵士でもないただの一般人がこの凶暴さなのだ。だから戦争を回避するべきだ!・・・・・と、この作品を反戦映画に結び付けるという強引な結びで今回のレビューを終えさせていただきまんぐーす。ちょうど日本テレビでホンモノの「アバター」が地上波初放送の日にこんな作品を観ている自分って・・・・・。反省はしない!

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sharktopus-3.jpgこの夏最大の話題作。その名も「シャークトパス」!!!

シャークトパスの意味は敢えて伏せておきたい。左の写真を見たくらいでは、そのタイトルの由来はわかるまい!

・・・・・・ごめん、たぶん、わかんない人いないよね。

そうシャークトパスとはアメリカ海軍の肝入りで研究・開発されたサメとタコのコラボ生物兵器なのだああぁぁぁああぁぁぁぁっ!!!

まぁ、この位でビックリする人もいないとは思ったけれど、なんとかこのショーモナイ作品のレビューを書き上げるべく自分を鼓舞しての「!!!」の多用なのさ(-_-;)

正直、こういう作品を観るときはある程度の覚悟はして観るようにはしているものの、最近、歳のせいか、少しだけ早送りで観てしまおうかという葛藤なんかもあったりする。それでもこんな作品にエリック・ロバーツが出演しているところなんかを見るに、自分ももうちょっと頑張ってみようかなとか思ったりして・・・・・・。

sharktopus-2.jpgそう、サメとタコが合体すると陸上でも大暴れできる生物兵器に・・・・・って、別にサメもタコも陸上では生きていけないとは思うのだけれど、そんな細かいことを気にしちゃシャークトパスさんに咬みつかれる。

シャークトパスの試験運用中に試しに追跡してみた民間人のボートと接触してしまい、ボートはその接触で操作不能となり岩礁に激突、大爆発。シャークトパスさんもアイスノンのようにアタマに縛りつけられていた制御装置が外れてしまいコントロール不能に。その制御装置、本当に下の写真のようにアイスノン状態で「そりゃ外れるわ!」って世界で50人ほどのこの作品を観たであろう人々も一斉につっこんだことかと。もう制御装置が事故で外れることありきで取り付けられているとしか思えない取りつけ方。

sharktopus-1.jpg制御の効かなくなったシャークトパスさんはサンタモニカのビーチを恐怖のズンドコに叩き落とす。なぜかこれだけの化け物がビーチで大暴れしてイチャイチャカップルたちをバイキング形式でガン喰いしているというのにアメリカ軍は州兵すらも出動しない。そういえばこの作品中には軍関係者は偉そうにしていた海軍の将軍らしきオッサンしか出てこない。しかもそのオッサン、シャークトパスが逃げ出した責任を民間のシャークトパス開発チームに丸投げしたままでなにもしない。そしてひたすら増える犠牲者たち。登場人物のどいつもこいつも無責任。犠牲者が次々と出ても誰も焦らない。おまえら民主党か!

まぁ、よくよく考えるとシャークトパスさんは、フカヒレスープとタコワサが一匹で作れるというお得な生物兵器ではある。そういう点では評価できるが、兵器としては水泳が得意なニーチャンにタイマンで負ける程度なので評価できない。所詮、養殖モノといったところか。
 

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普段、この映画レビューのカテゴリーでは、真面目な批評は僅かでどちらかというというと“暇で暇でしょうがないときに観てもアッタマくるような駄作”を紹介することの方が多い。
例えば、「メタルマン」とか「ターミネーター2018」とか「トランスモーファー リターンズ」とか「紀元前1億年」とか・・・・。すまぬ、皆の衆!実はここらへんの作品は全然オススメじゃなかったんだ!
おや?なにこの「知ってたわ、ボケッ!」ってな空気は?謝んないよ?(―_―;)

しかああぁぁぁああぁぁぁし!今回ばかりは本当に“こんなときだからこそのオススメ”なのさ!この映画はきっと暗い雰囲気になりがちな今でも大笑いできるはず。
そもそもアメリカでは滅多にないコメディー映画での大ヒット。作品を大量生産するハリウッドでもなかなかコメディーの傑作って生まれていなくて、大抵が無理矢理全米1日だけナンバーワンヒットとか、やたらと宣伝しててもボックスオフィス初登場でせいぜい5位くらいなコメディー作品がほとんど。アクションやドラマ部門の作品のヒット作は毎年生まれているものの、コメディー部門に属する作品となると確かに「コレは!」という作品はミジンコの実感としては10年に1本くらい。万人ウケする笑いってのはそれほど難しいのだと思う。

今回紹介する「ハングオーバー」はゴールデングローブ賞の作品賞 (ミュージカル・コメディ部門)を授賞し、低予算の作品ながら全米で約2億7700万ドル、全世界では約4億6700万ドルを稼ぐヒット作。2009年度の北米興行収入第6位という正真正銘の大ヒットコメディー。・・・・・・でも日本ではあまり大きく扱われていなかったというか、昨年ひっそりとDVD/ブルーレイが発売され、すぐにセール品に・・・・・。

最近売れ始めた2枚目俳優ブラッドリー・クーパーが出ている以外は、有名なスターが出演していないというのは日本市場でのマーケティングがやり難かったのだと思う。監督も俳優も無名でしかもコメディーではなかなか宣伝のしようもなかったのだろう。そこが勿体ない!

はっきり言って腹筋がおかしくなるほど笑える映画。こんなに映画の序盤で笑ったことは無いほど。

chibidebu-weapon.jpg←特にコノヤローの存在そのものが反則。

有名コメディアンでコメディー映画の主演数も多いエディー・マーフィー、ジム・キャリー、ジャック・ブラックなどは卓越した話術や練り込まれたアドリブっぽい脚本を武器にしているが、このクソチビデブ(←誉めてます、ほんとにw)は、そんなスターたちとは一線を画している。同じ空気にいるだけで相手を笑わせるウィルスでも保菌しているのかと思うほどなのだ。

存在がギャグ。そんな感じの生き物なのだ、このヤロウは・・・・・。
ザック・ガリフィアナキスという俳優なんだけれど、既にこの作品の監督のご指名で「デューデート」という作品にも出演している。この「ハングオーバー」も公開中にすぐに続編の製作が決定したとかで、このメタボ爆弾は必ず出演するはず。

映画の大まかなストーリーとしては、独身最後の夜を新郎とその親友たちが行うバチェラ-パーティー (bachelor party)を決行。参加者全員の昨晩の記憶がないまま、新郎は行方不明に。残った3人が目を覚ましたときにはホテルの部屋は滅茶苦茶になっており鶏が闊歩している。部屋には見知らぬ赤ん坊、見知らぬトラ・・・・って見知っているトラなんているわけない。

他にも歯科医である仲間の一人の歯が抜けていたり、知らない間にパトカーを盗んでいたり、怒った〇〇〇・タイソンにぶん殴られたりするのだが、そんな(この映画の中では)よくあることを繰り返しながら話は進んでいく・・・・のだが、とにかく、このチビデブがおかしいんだってば!w
存在が反則なんだってば!(2度目)
恐らく全部ネタバレしていてもこのチビデブで笑う。そんな存在なんだ、この男は・・・・・。

色々と自粛ムードが漂う日本だけれど、映画を観賞して大笑いしたっていいはず。ちと後半はオチをつけるために失速する感は否めないけれど最初の30分でも昨年(米国では2009年)のベスト作品はミジンコとしてはこのチビデブ!もとい、この作品。たまには大笑いしまっしょい。

拍手[6回]

フンガー、フンガーのフランケン♪

ザマス、ザマスのドラキュラ~♪

ウオー!でガンツのオオカミ男♪

おれたちゃ怪物3人組よ~♪

・・・・・・って、そりゃガンスや!ヽ(`Д´#)ノ

謝んないよ?

なんというべきか、面白い映画であって欲しかった。でも残念ながら本当につまらない映画だった。人生で恐らく万を超えた作品鑑賞数。沢山の作品を観たのだから自分が観る目があるとは思っていない。実際、このブログで取り上げている作品の多くは超のつくB級以下の作品が多く、お世辞にもそういう作品が名作とは言えない。ただそういう作品だかこそ楽しめる要素もあり、そういうショーモナイ要素を楽しんでいる日々。

そして、たま~~~にあるのだ、どこを取ってもつまらない作品って。それが待ちに待っていた「ガンツ」だったことは残念だ。
ある程度の覚悟はしていたものの、本当に見るべきところが全くないほどの駄作。それが「ガンツ」だ。宣伝費を膨大にかけているのだろう。各メディアでの宣伝、宣伝、宣伝。原作が連載中の週刊ヤングジャンプの読者でもあるミジンコの場合はそりゃもうこの1年半ほど「ガンツの宣伝」を見ないときがないほどだった。

原作の漫画も伏線をまったく回収しない行きあたりばったりな展開の連続なのだがそれでも面白い。ヒロインだと思っていたキャラクターがあっさり死んでしまったり、なんと主人公まで死んでしまったり、主人公が二人(同一人物が二人登場)になったり、余りにも唐突な展開についていくのが大変な漫画なのではあるがパート、パートで読ませる漫画でつづきが気になる数少ない漫画だ。

ところが映画版はとにかく冗長だ。これはCG技術の問題だとか予算の問題だとか以前に「ガンツ」の設定を持ってくればなんとかなると考えたであろう製作陣の怠慢だ。
つまらなかった。本当につまらなかった。「くだらない」ではない「つまらない」のだ。映画としてこれほど情けない評価は無い。「くだらない」けれど好きな作品は数多いが、「つまらない」と感じた場合、いつかは記憶からは消えるであろう作品だ。そういう作品が「ガンツ」だ。

ハリウッドでも「ガンツ」が作られる可能性があるとか。
なんでもハリウッドの方が優れているとは思わないが、こと「ガンツ」に関しては日本版の製作陣が恥ずかしくなるほどの差が出るかもしれない。何度でも言おう。CGや予算だけの問題ではないのだ。それ以前に、少しは面白いものを作ろうとしていたか否かのクリエイターとしてのプライドの問題だ。よくもまぁ、工夫次第ではいくらでも面白くできそうな原作をここまでつまらない映像化としたものだ。その方が難しいんじゃないかと思うほどだ。

役者たちも演じにくそうに演じているのが伝わってきた。まるで監督以下スタッフ全員がイヤイヤ撮影して、役者たちは戸惑いながらも取り敢えず脚本をなぞったといった感じだ。いったい誰が得したんだ?といった作品、それが「ガンツ」。
一応、前後篇となっているようだが、もう別に後篇なんぞどうでもいい。

拍手[5回]

本当はこの映画のレビューだけは書くことは無いと考えていたのだけれど“日本でまで”ヒットしているようなのでミジンコなりのレビューをば。

先ず第一に、映画監督のデヴィッド・フィンチャー並びに原作本の著者や脚本家などが、あたかも実話をベースにしたかのように熱心にアピールしていたが、それは真っ赤な嘘。映画の冒頭からエンディングまでほとんどが創作であって登場人物全員が今も劇中で描かれている立場とほぼ同じ状況であるにも関わらず、よくもまぁ、こういう映画を作ったものだと、映画製作陣のずーずーしさと、ヒット作を生み出すためならば実在する登場人物たちの今後の生活に支障が出るのであろうほどのことも平気でやってしまうモラルの低さに呆れた。

残念ながらというべきか、その過度の演出が功を奏したのか、アメリカでも「実話ベース」であるという大いなる誤解を利用しながらの大ヒット。批評家たちの評価もすこぶる良い。そして日本での公開から2日。大ヒットしている模様。
確かに映画自体は人間ドラマとして抜群に面白かった。主演のジェシー・アイゼンバーグはまるでマーク・ザッカーバーグそのものに見えたほど。喋り方の癖、話すスピード、コンピューターオタク丸出しなところなど、オスカー(最優秀主演男優賞)は彼だと思えるほど。

問題は返す返すも出てくるエピソード、エピソードが事実とは大きく異なるところ。なんでミジンコがそこまでわかるんだと言われてしまえばそれまでなのだが、本当に違うものは違うとしか言いようがない。相当な悪意を持って製作された映画だと言わざるを得ないのだ。なにしろ監督のフィンチャーは「自分が19歳のときのことを映画化されたくなんかない」と言っているくせにこういう映画を作る男なのだ。そう、この映画の監督は、人が嫌がることも平気でできるわけだ。

更に突っ込みたい。結局のところ、原作本の著者も脚本家もまともにfacebook創業に関わった重要人物たちの誰一人にも直接取材ができていないのだ。


wikipedia「ソーシャル・ネットワーク」から引用:
facebook側の反応
映画を作成するにあたり、脚本を担当したソーキンは実際にマーク・ザッカーバーグに取材を申し込んだが断られた。ソーキンは後に「最終的には映画の客観性を保つ意味ではそれで良かった」と述懐している。
また、書籍の著者であるベン・メズリックも、ザッカーバーグだけでなく当時を最もよく知る人物としてエドゥアルド・サヴェリンに取材を申し込んだが、双方ともに拒絶された。
上記のような経緯により完成した映画・書籍はfacebook側の協力は得ずに作られており、サヴェリンの視点に偏っている部分が多く見受けられる。ただし、サヴェリンは映画完成後に極秘裡にプライベートで視聴をした。ザッカーバーグも全米公開後に映画館を借りきりfacebook社員全員と共に見た。その後にザッカーバーグが行ったスタンフォード大学での講演にて、社会的地位を得るためにfacebookを立ち上げたように描かれている点が事実と異なるとコメントした。一方で、「映画の中でキャストが着ているシャツやフリースは、実際僕が着ているものと同じだよ」と、衣裳に関しては評価した。また、自身を演じたアイゼンバーグの演技についても「中々良かった」とコメントした模様。(facebookの社員であるアイゼンバーグの従兄弟からアイゼンバーグが又聞きしたところによる)

つまり当事者たちからの取材を断られ続けた挙句に映画を完成させたものだから、映画製作に参考としたのはマーク・ザッカーバーグや他の関係者たちの過去のブログでの発言など“誰でも知っている情報のみ”で実話をベースにしたと称する映画を完成させたわけだ。

それでも映画は大ヒット。確かに時間を忘れるほど面白い。困った作品だ。映画としては本当によくできているのだが素直に評価ができない。

シリコンバレーの新興企業がどのようにスタートアップして、注目企業となった場合はどのくらい猛スピードで成長するのかを少しは垣間見れるので、今後更に増えるであろう日本からシリコンバレーの企業に参加しようという人々には良い刺激になる作品かもしれない。マーク・ザッカーバーグを演じるアイゼンバーグの会話を全て聴き取ってすぐに返事ができると思った方はなんとかなるかも。確かに早口ではあるのだけれど、あんな感じで会話が進むのがシリコンバレー流だとは思う。字幕版だとどうなっているんだろう?たぶん喋っていることの半分も字幕に再現できないと思うのだけれど・・・・・。

日本での宣伝でもやけに「裏切り」という部分を強調していたけれど、シリコンバレーのベンチャー企業で創業メンバーのままで進む企業なんて極僅かだということは言っておきたい。それを仲違いだとか裏切りだと評するのは非常に安易な発想だ。創業メンバー同士の訴訟合戦は確かに見ていて愉快なものではないがそれを回避してIPO(上場)まで目指すことのなんと難しいことか。確かに映画化すれば面白い題材だったとは思うが当事者たちには当事者たちにしかわからないであろう思いがあるはずだ。ああ、本当は色々と言いたいことはあるのだけれど上手く言えない自分がもどかしい。

ああ、フィンチャーの「ベンジャミン・バトン」は死ぬほどつまらなかった!!!・・・・・ちょっとだけスッキリ。

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この冬最大の話題作のような気もするけれどそうでもないかもしれないプレデターの続編でもなんでもない作品。

「プレデター=捕食者」ではあるので、別にあのタラバガニを顔にくっつけたみたいな戦闘大好きエイリアンが出てこなくとも「プレデター」という邦題をつけちゃいけないという法律があるわけではないけれど、それにしたってプレデターのプの字も出てきやしねぇ・・・・・。

一応、本家プレデターの1作目のように戦闘のプロたちで構成されたチームが森で次から次へと怪物に襲われるってな筋ではあるものの、その傭兵のおっさん、おばさんたちのユルい肉体と緩慢な動きで冒頭から思いやられる。ある意味、緊張感ゼロのプレデターモノとしては画期的。

結局のところプレデターの正体は改造(洗脳?)された異常に強い人間だったことが判明。更に旅の一向に途中参加のおじいさんの孫もプレデター化されていることが判明。尺の短い作品なのでおじいさん、あっという間に孫発見。

PD4-nuigurumi1.jpg

注:傭兵たちを恐怖のズンドコに陥れるプレデターさんです。普通の人ではありません。


PD4-nuigurumi2.jpg
 

ヌイグルミは大事に持っていた模様。これのおかげで全然フツーに見えるが変わり果てた姿になった孫だとおじいさんは確認できる。やっぱヌイグルミはプレゼントしておくもんだ。

この後、傭兵たちを雇った大企業の経営者のアクビが出るほどの驚愕の陰謀が明かされる。えっと、確か、送りこんだ傭兵たちは人間兵器のかませ犬でなんとかかんとか、まぁ、いっか(・∀・)

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MegaP-1.jpg←これです。

以上。


・・・・・・内容が少な過ぎる?(-_-;)

内容がないよー!なんてなーはっはっはっ!!!・・・・・ハァ・・・・・。

勿論、覚悟の上でこういう系統の作品を観賞するわけなのだけれど、今回の「メガピラニア」は更に斜め上を行っていたというか、その・・・・・。

単刀直入に言えばつまんねぇ。遠回しに言ってもつまんねぇんだよ、コノヤロウ!(涙)

ベネズエラで当初は軍事目的で研究開発されていた凶暴なピラニアが川に逃げ出して次々と人間をパクパクしていく。このピラニアさんたち、成長が異常に速くて1匹1匹が人間を一口で食べてしまうほどになる。

MegaP-2.jpgアメリカ政府の密命を受けてベネズエラに潜入したマッチョな工作員が色々と活躍はするんだけれど、ベネズエラの悪い軍司令官からも狙われ、更にはピラニアも好きあらばガブリといってやろうと、マッチョ工作員大ピンチ!・・・・のはずが、マッチ工作員キック(命名:ミジンコ)でピラニアたちなんか敵じゃねぇ!とのこと。

次から次へと飛びかかってくるピラニアさんたちを蹴る!蹴る!蹴る!ケルナグールってゲームが昔あったなぁとか思い出しちゃうそんな師走もいい感じ。

アメリカに向かって突き進むピラニア軍団をマッチョ工作員とアメリカ軍様が捨て身の戦術で大勝利。でも巡洋艦と原子力潜水艦を1隻ずつピラニア軍団に喰われていたけれど、ビバ!アメリカ!イエーイ!ってな雰囲気の中、マッチョ工作員とこの時初めてヒロインだと判明したブッサイクなおばさん科学者が熱いキッス。USA!USA!USA!

まぁ、潜水艦が巨大ピラニアたちに襲われるしょっぱいCGが見られただけでも良しとするべきか。CGの専門学校の卒業作品でももうちょいマトモなCGが見られるというのに「メガピラニア」のヤロウときたら・・・・・。

MegaP-3.jpg

年末年始に超オススメの1本!とか言って巻き添えを増やすのもどうかと思うほどのデキでござった。「ギガピラニア」(いつかこのタイトルの邦題作品が出るはず!)に期待。

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作品を観終わったあとにこのレビューを書くために監督や出演者をチェックした。観終わった後にそんなことをしたのは作品があんまりにもヒドいデキだったから。

B級、いやC級映画だとは解った上でも若干ショックなほどのデキ。「一寸の虫にも五分の魂」と言うように「駄作にも五分くらいは魂がある」というのがミジンコの持論。どんなショーモナイ作品でもどこか見所はあるはずなのだが・・・・・。
そんでもってこの「ジョーズ・イン・ツナミ」、原題は「Malibu Shark Attack」という米国の高級ビーチをサメが襲ってきたぞヤーヤーヤー!ということで金持ちが特盛り状態で喰い尽されるのかと思いきやかなりコジンマリした内容。誉めるべきところを見つけられないまま観終わってしまったので、監督や無名の役者たちのバックグラウンドを知ろうと思った。

し、調べなきゃ良かった・・・・・。

早送りもせずに1時間半観たのに気がつかなかったペータ・ウィルソンが主演だったなんて・・・・・。

5survivers.jpg
 
真ん中の女性がペータ・ウィルソン。米ドラマ版「ニキータ」や「リーグ・オブ・レジェンド」のバンパイア役の頃はヒラメ系ながらも美女だったのに・・・・・・。
2年くらい前、テキサス滞在中に米ドラマ「バーン・ノーティス」の初回を何気なく観たときにガブリエル・アンウォーの変わりっぷりに絶句したときと同じくらいの衝撃。当時は「バーン・ノーティス」が日本で観られるようになるのか解らなかったので日本の友人たちにそのショックを何度となく話した。「セント・オブ・ウーマン」で映画史に残るダンスシーンを演じたアンウォーはどこに行っちゃったんだろう・・・・・。
そして「ペータ・ウィルソン、おまえもか」とブルータスに裏切られたシーザーの心境に。

そもそもこの作品、主人公らしい主人公はいないようなもの。全員が主役ならぬ全員が脇役のような作品。どのキャラクターも魅力がまったく無い。

chorayote-large.jpgそんな中、ミジンコが気になったのは、ツナミに便乗してマリブビーチにやってきたサメさんたちをチェインソーでおろしまくった上の画像の向かって左側の男の右腕のタトゥー(赤くマルしてあるところ)。
どうもカタカナらしい。

←の画像は「絶滅したはずのサメが襲ってきているということで、希少な魚なので殺してはダメ」と主張する博士が、そんなことを言ったそばからサメに喰われたため旦那さんがパニック状態になり、チョークスリーパーで落ちつかせようとする刺青男。シーシェパードのポール・ワトソンもクジラに喰われてしまえばいいのに。

chorayote-small.jpg画像を拡大してみよう。「ネョラョテ」と彫ってある。なるほど「ネョラョテ」か・・・・・。いや、わかんないよ!「ネョラョテ」って言われて通じる日本人はいないだろ!なんなんだよ「ネョラョテ」って!発音できないよ!

ちなみにこの作品を観ながら後日紹介する店のウェブサイトを構築したり、別の店のロゴやらデザインしたりしていた。業務とは別のいつものボランティア的な活動。それでもそこいらのデザイン会社や営業しないと仕事がないようなフリーのデザイナーたちが作るものよりも遥かに遥かに遥かーーーーーに(業界が戦々恐々とするので以下自粛)。
まさか、こんな映画を観ながら、オサレなウェブサイトとかショップのロゴとかが完成しているとは思うまい、グエッヘッヘッヘ♪
 

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重い。

松たか子はこの一作だけでも名女優として位置づけるべきだ。ロバート・デ・ニーロやジャック・ニコルソンがどんだけ数多くの駄作に出演しようとも何作品かでは凄まじい俳優魂を見せつけて名優としての地位を確固たるものにしているように、今後、ミジンコの中では松たか子は名優となった。たぶん、この後も松たか子はフジテレビ関連のしょーもないドラマからのスピンオフ映画などに出るのだろうが、この「告白」での演技が彼女を次の名作へと導いてくれることだろう。

それにしてもこの作品は重い。

14歳以下の少年の殺人をどう裁くべきか、これは延々と日本で議論されていること。これが絶対に正しい答えなんてものが出るはずもないテーマだ。
ところがこの作品ではひとつの被害者側からの答えが提示されている感がある。勿論、異論反論、そりゃもうこの作品の結末に怒る人々もいるのだろうが、ミジンコには、このラストは解決ではないが犠牲者とその母にとっての権利が行使されたように思えた。つまりいったん殺人、しかも自分のことしか考えていない殺人鬼(少年だが・・・)が人を殺し始めたとき、その今の社会からは更生の機会を与えられる殺人鬼と子供を殺された母親の両者が余生を穏やかに暮らせることなんて無いってことなのだ。当たり前だ。加害者側の更生は加害者にとっての更生でしかなく、犠牲者や犠牲者のご遺族にとってはその加害者の更生自体が更に苦しまされる現実となってしまうかもしれないのだから。加害者が今も息を吸っているってことが堪え難い遺族にとっては加害者の更生なんぞ、鬼や悪魔を延命しているだけのこと。

だったら、どちらの気が済む結果を社会は選ぶべきだろう?ミジンコは(作品中の母親の報復は支持できないが)母親側の気の済むようにするに一票なのだ。

偶然だが、つい最近、あの光市母子殺人事件のドラマ化をWOWOWが取り組むとかでミジンコは憤った。(参考記事: 「いまの事件」描く怖さ覚悟 光市母子殺害、ドラマ化
このWOWOWのドラマ製作者並びに出演予定者たちは是非にもこの映画「告白」を観るべきだ。WOWOWのドラマの方はまだ完成していないのだろうが、この「告白」を観たあとでもまだ光市の悲惨な事件を自分たちの勝手な解釈でドラマ化するのならばズーズーしいにもほどがある。「告白」を観れば解る。理不尽に家族を殺されたご遺族の気持ちってのはこういうことってことだろう。「告白」での松たか子が演じた母親の行動は支持できなくとも理解はできるということ。

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 プロフィール
HN:
ミジンコ
性別:
男性
職業:
戦闘訓練を受けた経営者
趣味:
余裕をかましている悪党をギャフンと言わせること。
自己紹介:
詳しくはプロフィールをご覧くだされ。
 わらび☆かんがるー子


 契約戦隊     ハケンジャー


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