まだ、新党・たちあがれ日本を支持するか決めかねている。ただ率直な感想として嫌いじゃない政党だ。たちあがれ日本にも賛同しかねる要素はいくつもあるが、支持できる面も多々あるということ。
ミジンコがたちあがれ日本を嫌いではない理由は・・・・・
- 全ての党を見渡しても党員の頭脳明晰さの平均点が高い。民主党なんぞはこの平均点が低すぎて絶望的。はっきり言えば馬鹿は政治に関わるなってこと。
- 反民主党であること。日本人が最優先すべきことは現政府の売国政策を止めること。たちあがれ日本は、既に民主党と連立をしている国民新党や社民党、そして潜在的に危ない傾向であるみんなの党のような「小政党を支持してみたら結局民主とくっついてしまった!」というリスクが無い。
- 70歳は政治家として高齢とは言い切れない。実務能力が70歳になると劣るという根拠は無い。むしろ若くても馬鹿は馬鹿。
最後の要素が今回取り上げたい点。平均年齢70歳を問題視する向きにミジンコは異を唱えたい。
もはや信用のカケラも無いマスコミの論調は相手にしないとしても、やたらとたちあがれ日本についてのネガティブな意見には「党員の平均年齢が高い」というものがある。たちあがれ日本の政策に触れる以前にひたすら年齢のことばかりをフォーカスするニュース番組ばかり。分析力がないのが日本のニュース番組の特徴だが、それにしたって政党を語るときに最初に「年齢」を取り上げて「ほらね?この政党はダメでしょ?」とやりたがる彼等ニュース番組制作者たちの程度の低さ極まれりだ。
本当は誰だって解っているはずだ。世の中は70歳以上の力を必要としているし、なかなか
くたばらないしぶとい老人たちが今もって力を発揮していることはどの産業界を見ても珍しいことではない。
会長、取締役、理事、そんな役職の平均年齢を出してみればいいんだ。日本の中枢を担っている機関は、たちあがれ日本どころではない高齢化社会だ。
ミジンコの率直なイメージとしてあるのは、シリコンバレーの隅っこの方で大人しくしていたと思ったらある日いきなりスターダムにのし上がる20代の若者(天才肌なのに努力家という起業モンスター)たちと賢者たちはワンパックだ。
若くして成功した起業家たちの背後には必ず賢者がいる。
ミジンコの言う賢者たちというのは自らも起業経験を有し、その設立企業をIPO(上場)させた経験を持っていたり、数多くの企業での豊富なマネジメント経験を持っていたり、大学で数多くの人材を世に送り出した人々。メンター(先人として後輩を指導する者)という呼び方をする場合もある。ミジンコも一応はメンターと呼ばれることもあるが、先に述べた賢者たちほどの経験は無いので今もってメンター扱いされることに違和感は感じている。
この賢者たち、ネタではなくヨーダ(スターウォーズに登場する賢者)と呼ぶこともある。自己の利益ではなく、あくまでも世の中を良くしよう(そして面白くしよう)とするシルバー世代たちなのだ。ミジンコもヨーダの仲間入りがしたいので今からライトセーバーを練習中。
そんなヨーダたち、それだけの尊敬すべき経験を得るまでには長い時間を要するために、もちろん皆さん、高齢である。当たり前だ、人生の大半を仕事(技術革新)に費やした結果としてヨーダになっているのだから。
そんな70歳を超えたヨーダたちは先に挙げた20代の若者たちを損得勘定抜きで支援する。皆さんが名前を聞いたことがあるようなシリコンバレーの成功者たちの全員がヨーダたちに師事しているのだ。ミジンコは若手起業家がヨーダのアドバイス無しで成功したという事例をひとつも知らない。しかしヨーダたちはもう「成功はおなかいっぱい」といった態度で自分たちの功績を外にはあまり語らない。そんなことよりはバーベキューをさぁ食え!ってな態度なのだ。ミジンコがシリコンバレーに根を下ろしたいと思った理由はヨーダたちに圧倒され、自分もそうなれるだろうか?と試したくなったことが大きい。
シリコンバレーに限らず、日本でも70歳以上でも企業の中枢にいる先輩方、大学や研究機関を牽引するような博士たちともお会いする機会が多い。いつも思うのは、大変失礼ながらも「この人たちが長生きしてもらわないと困る!」ってこと。本当に困るのだ。ミジンコが困るというよりかは日本が困ったことになる。・・・・・ってか、そんな
ジジィども諸先輩方、殺されたって死なないくらい元気がいい。物凄いバイタリティーなのだ。
70歳ってなにかを任せられない年齢だろうか?
ミジンコはそんなことはちっとも思わない。
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