すんごい忙しいんだけれど、どうにもやり切れない気持ちにもなったのでブログを更新。日本は戦争に巻き込まれるわきゃないと思っているかもしれないけれど、現在戦争中のアメリカに日本と同じくらい住んで仕事している身としては、別に日本だけが例外とは全く思えない。
地理的には友好国であるカナダとメキシコに上下に挟まれているアメリカに攻撃する手段はテロ攻撃のような手段が取られるであろうことから、アメリカに「侵攻」という不安はそれほど感じない。
では日本はどうだろう?日本が大嫌いになるように教育された国民が山ほどいる中国、韓国、北朝鮮が隣国。軍事大国ロシアは日本の漁船に平気で実弾を撃てる国だ。台湾くらいが日本に攻めてこない国だろうか?その台湾も随分と中国寄りになってしまったが・・・・・。
さて、日本の皆さんに嫌味を。よく安心していられるね?←これが率直な感想。
以前にこのブログにて、日本の自衛隊がクラスター爆弾を人道無視の大量破壊兵器とされて奪われた(使えなくなった)件についてミジンコは怒ったことがある。クラスター爆弾・・・・・なんともバックグランドが怪しげな市民団体とやらが猛抗議していた件だ。
要は陸上、日本の場合は恐らく浜辺だろうが、その浜辺を侵攻してくる歩兵や装甲車両を「面」で一網打尽にする爆弾がクラスター爆弾。確かに虐殺といった印象があるのかもしれないが、武器に良いも悪いもあるかバカヤロウ!って話だ。
ともかく一昨年だったか日本はクラスター爆弾禁止条約を批准した。益々、米軍頼りになったなと当時は思った。
日本の自衛隊から手足をもぎ取って、それでも命をかけて国土を守れとはなんという非情さ。俺が自衛隊員ならば絶望する。
今の日本は上陸されたらジ・エンドな状況だとミジンコは見ているのだが、そういう議論はいつものごとく一切マスコミは語らない。
戦時には海岸からだろうと空からだろうと、一隻、一機の撃ち漏らしもなく、全ての敵軍を撃退しなければならないというウルトラCを自衛隊はやらなければならないのだ。
上陸されてからも戦えばいいって?・・・・・・誰が?
自衛隊員たちが戦えばいいんだろうか?日本の自衛隊に無茶ぶりにもほどがある。手榴弾1個使うにも内閣の指示待ちになる軍隊がどうやって上陸してきた敵を倒すのだろう?自衛隊員たちに死ねと言っているようなものだ。100歩譲って死ぬことも職務に含まれるなんてドラマみたいな台詞を言ったところで、人を殺す訓練を受けている自衛隊員って日本に何名いるんだろうか?何十名?何百名?
一応はミジンコも調べて日本では最強と誉れ高い空挺部隊の訓練内容を勉強した。一部極秘扱いでミジンコが知らないこともあるんだろうが、人を殺す訓練をしている部隊とは思えないというのが率直な感想。むしろ彼等は人命救助のエキスパートたちだ。それこそがミジンコが自衛隊を誇りに思えるところだ。
そう自衛隊の存在は本当に日本人に温かく誇りに思える。そんな誇らしさの反面、日本人自身が自衛隊をがんじがらめにした上で他国の戦闘員たちが許されている装備も訓練も与えないまま、「さぁ、日本を守って」は酷い言い草だと強く主張したい。
世界中の軍隊を見ても、自衛隊ほど制約の多い軍隊は無い。なにしろ軍隊と呼んでもいけないらしい。
日本を虎視眈々と狙っている国が本当にこの世に存在しないのだろうか?そんなに平和な世界なのだろうか?
いつの世も楽観論者が他者を巻き込んで悲惨な結果を招き、そしてその楽観論者たちは「俺(私)はそんなことを言っていない!」「そんな意味では言っていない」と言い放つのは歴史が証明している。ちょうど今の日本のトップらしい鳩山由紀夫なんかがよく使うフレーズだ。
海兵隊が日本に必要と言うと、すぐにでも右翼だ、左翼だといった短絡的な議論に持ち込もうとする馬鹿がやって来る。
俺は(理想を言えば誰も死なないのが良いのだが)日本人が死んで欲しくないだけ。日本人を殺そうと侵略してきた兵士が日本人を殺す前に死んでくれた方が良いと考えている。こんなことは政治的な信条なんてものは吹っ飛ぶ、ごく単純な感情だ。
その為には先ずは日本が大嫌いな外国に睨みを効かせる友好国の軍隊、しかも世界最強の軍隊とくれば最高の環境だ。これをつい最近のことながら、鳩山由紀夫も勉強したらしい。
自衛隊では限界があることを米軍はやってのける。つまり戦争ができる軍隊ということ。日米地位協定や米海兵隊員によるレイプ事件など、そりゃもう許し難い過去はある。ミジンコだって怒っていることはある。それでも戦えない日本である以上、どうしても米軍は必要なのだ。これも政治的な主張云々の話にすることがナンセンスなのだ。社民党の常にクルクルパーなコメントしかしない党首じゃあるまいし、現実として日本から米軍が去ったときに大喜びする国があるということ。
日本には軍事ヲタが沢山おり、自衛隊に妙な幻想を抱いている節さえ感じる。むしろ自衛隊に勤めている人々の方が現実が見えていることだろう。
海兵隊が好き嫌いの問題じゃないんだ。今、そして自衛隊が強化(←ありとあらゆる邪魔が入る上に時間も十数年はかかる)されるなんて奇跡でも起きない限り今後も、米軍、そうその先遣を担う海兵隊がどうしても必要なのだ。恥を忍んで言えば、海兵隊に命をかけてもらって日本人が被害に遭うことを最小限、できれば0にしてもらいたいのだ。なんというズーズーしい主張だろうか。それでもこれが現実的な願いだ。
一応述べておくが、ミジンコは友人などに半ば冗談と受け取られているかもしれないが、日本が戦争になったら自分の所有する部隊と資金を使い尽くすまで日本人を守ると言い続けている。まぁ、焼け石に水程度かもしれないが、日本の法律を無視してでも日本人を逃がすことに取り組んでみたい。できればその後にできた日本政府がミジンコの罪を減刑してくれると有難いのだが・・・・・(ボソ
そんな日本の危機が来なければどんなに良いことだろう。しかしながら、その可能性どころか日本海に平気で潜水艦が侵入して、韓国の軍艦が北朝鮮の攻撃で撃沈されている今この時に、米海兵隊について首相を含めて初歩の初歩から議論を展開している日本という国にガッカリだ!
日本を守るという考えは(日本が嫌いなのに日本に滞在している外国人は知らんけど)日本に住む人々の総意のはずだ。
その手段として海兵隊があるわけで、なんだか日本が米軍に侵略されているかのごとき表現まで飛び出す今の日本は厚顔無恥だ。
余談だが、ミジンコはそりゃもう上から下まで海兵隊に友人・知人、こう言ってはなんだが本当の仲間がいる。海兵隊員は名誉除隊した後もずっと海兵隊員であるため、民間軍事会社に就職しようとも海兵隊員である誇りと自覚は忘れてはならないという規定がある。その為、ミジンコの部下になろうが仲間になろうが彼等は海兵隊員なのだ。彼等を野蛮な人間のように見るとか、沖縄への侵略者と見るだけではなく、日本を守ろうとしている兵士たちと見る目を持つことも日本人として必要だ。
左の画像は2003年11月1日の作戦で沢山の仲間を失った海兵隊員のタトゥー。戦死した仲間の階級と名前、そして「逝ってしまったが一生忘れない」と記されている。
いつかミジンコの名前もココに・・・ってオイ!。・゚・(ノД`)・゚・。
日本はそれほど平平凡凡としていられる状況下にはない。それを踏まえてからの海兵隊についての議論でないと海兵隊にも失礼な話だ。日本は守られているというのに。
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