クルマに轢かれそうになった(-_-;) 割りとマジで。
バスロータリーを横断できる歩道があり、その歩道は当然のことながらロータリー内なのでガードレールはなし。地面に書かれた「歩行者通路」という文字と通路の枠を描いた白線のみ。
避けなかったら轢かれていた・・・・・。運転手の50歳前後の女性が避けたわけじゃない。ミジンコの緊急回避装置が作動したから事故にならなかっただけ。子供や老人では先ず避けられなかったと思う。それほどギリギリだった。こちらにクルマが向かってくる前からスピードがおかしいと気がついていなかったらそのままはね飛ばされていた。結局、ミジンコの横を通り過ぎてからクルマは停止。ロータリーに突っ込んでくるスピードじゃないぜ、おばちゃん・・・・・。おばちゃん、というか実際はもっと小奇麗な感じのご婦人、ひたすらこっちに向かってジェスチャーで平謝り。自分の運の良さに気がついていたのだろうか?避けれない人だったら下手すりゃ人を殺しているというのに・・・・。
そのご婦人、そのままクルマから降りもせずに急加速でロータリーを1周。だから、そのスピードが危ないんだってば・・・・・。心臓バクバクとまではいかなかったが「アフリカでも死なないのにこんなところで死んだから・・・・」と数秒考えてから自分の行き先に向かう。暴走車が行き先にいた。暴走車はロータリー近くのクリーニング屋に用事があったらしい。正直、こちらももう関わりたくないと思ったが数十秒前に轢かれそうになった者と轢きそうになった者がまたハチ合わせるというイヤなタイミング。たかだかクリーニング屋に行く用事であのスピードと前方不注意とは恐るべきドライバーだ。降りてくるそのご婦人もミジンコに気がついており目が怯えていた。正直悩んだ。以前に地下道でコンビニ袋に入ったゴミをぶちまけたチャラ男系のワカゾー相手に注意したときに一緒にいた友人に「(ミジンコの方が)恐すぎる」ということで相手の足がガクガクと震えていた旨を聞き、日本の一般人に怒っても「恐かった」とまるで被害者のように振る舞われても萎えるだけし、そもそも見ず知らずの相手に怒るのは疲れる。
クルマから降りてきたご婦人はこちらを警戒している素振り。いやアンタが加害者だってば・・・・・。なんというかその挙動にカチンときて「焦って運転し過ぎです。轢く寸前でしたよ。」と言ったら「本当にすみませんでした」を連呼された。ミジンコは別にその後に言葉を続けずに立ち去った。その時に追いつめてあのご婦人に被害者意識みたいなものを芽生えさせたくなかった。そうではなくて本当に自分の運転が尋常ではない危険さだということを少しは考えて欲しかった。実は後出しで言ってしまうと、クルマは少しミジンコの体に触れていた。だから本来は人身事故なのだ。そのくらいミジンコは咄嗟に避けただけ。普通の運転者ならば人がかすっただけでも絶対に気がつく。あのご婦人はそのままロータリーを立ち去ったので気がついていない。その鈍感さだけでも運転するべきではない。適正がないということ。以前にフジテレビのアナウンサーがミラーを歩行者にぶつけたのに気がつかずに去ったというニュースがあったが人に触れたのに分からないドライバーなんて普通じゃない。気がつかないわけがないのだ、本来は。
あのご婦人、その時すぐには自分の運転の荒さを反省する余裕もなかったのだろうけれど、とにかくその場だけ取り繕おうとしても未来の事故は防げないと思う。あのご婦人はいつか自分のクルマを避けられない人を轢いてしまうかもしれない。運転技術についての更新試験があるわけでもないし、ロータリーでギュイン!と曲がるほどのスピードを出す運転を改めるには同乗者や家族などが徹底的に正常な運転について教えていかないことには直らないだろう。
そもそもこれはミジンコの持論だが運転が下手な人はどんなに練習してもある程度でアタマ打ちとなる。つまり運転するべきではない人が運転しているようなもの。日本の運転免許取得は結構ハードルが高いと思うのだが、それでも取得できない人は先ずいない。教官から聞いたことがあるが100人に一人も途中で取得を諦める人はいないのだとか。2輪だと100人に一人はいるらしい。4輪はどんなにミスしても転ばないからだろうか?そして免許さえ取得すればそれは一生ものだ。でも実際道路を見ればとてつもなく危険なドライバーはいる。土日のサンデードライバーが大挙する都内は自分が安全運転をしていようとも巻き込まれるリスクを常々感じている。そしてタチが悪いことにそういう免許を持つ資格が疑問視されるドライバーほど周囲が上手く対応しているからこそ無事故で帰宅できたことに気がついていない。そう他のクルマや、酷い話だが歩行者が上手く避けてくれているからこそ走る凶器たちは事故を起こしていないという結果になっているだけ。本来はそういう人たちは運転するべきじゃない。
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