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ガソリン値下げ隊はなにをやっているんだ!どこ行ったんだ、ガソリン値下げ隊!
民主党の中からもこの新税導入案に対しては反発が起きている。
民主党執行部に対して小沢一郎がまだ党内で力を持っていたときに異論を唱えたので評価していたが、街頭演説で同行していた民主党職員が野次に暴行で応えるという不祥事を起こしてしまったのでミジンコ的には残念賞な近藤洋介経済産業副大臣がこう述べている。「新税創設の提案は、驚きをもって受け止めている。地球温暖化対策税は多くの議論を経て導入されたばかり。この地球温暖化対策税は今後も引き上げが予定さ れていて、そういう中で、またさらなる税を創設するというのはどういうことなのか。これまでの政府の議論をどのように受け止めて議論されているのか理解不能であり、言語道断。経済産業省としては反対する」
そりゃ驚いたことだろう。まさかの新税案だ。まだ議論が始まったばかりの地球温暖化についての対策と予算確保についていきなり新税とくるとは乱暴にもほどがある。国民を殺す気かって話だ。本当にこんな新税が誕生しては温暖化よりも先に日本人が増税乱発で死んでしまう。
前川清成内閣府副大臣もこう述べている。「温暖化対策のために化石燃料に課税するのはひとつの考え方だが、この時期に化石燃料への課税は国民経済への影響が大きすぎる」
エネルギーに対しての増税がどういう結果をもたらすのかよく考えるべきだ。なにもガソリンを使う産業だけが疲弊するという単純な話ではない。ほとんど全ての商品は流通、すなわち燃料費を含めた価格で店頭に並んでいる。そもそも燃料負担がない商品なんて先ず存在しない。インターネットのサービスでさえ電気を使い、その電気は今の日本ではそのほとんどを燃料を燃やして電気を作り出す火力発電所が賄っている。燃料への増税に次ぐ増税は国のゆるやかな自殺のようなものだ。
いやはや本当にこの新税案には驚いた。呆れたという意味で驚いた。さすがに民主党政権が発足する前のあのガソリン値下げ隊が無責任で荒唐無稽なことを言っていた時から今の新税案までのブレ幅が広すぎて驚いている。民主党内部からも反対の声が上がるほどの受け入れ難い増税だ。
先ずは地球温暖化が本当に起きているのかの結論が出ていないことに言及するべきだ。本当は存在しない問題に対しての対策と新税創設なんて馬鹿げている。以前よりも「温暖化は起きていないかもしれない」という説に聞く耳を持つ人たちが増えてきたと実感している。ミジンコのスタンスとしては「温暖化は起きていないかもしれないが対策は事前に打っておくべきだ」なのだが、新税まで創設して対策とは間違った判断だと考える。化石燃料を悪とするのは物事が単純に思えてラクはラクなんだろうがそれではなんの解決にもならない。実は化石燃料が温暖化へなんの影響も及ぼしていないという可能性も踏まえて感情論ではなくデータ分析こそを重要視するべきなのだ。大体、温暖化説の旗手であった科学者とその科学者が持ち出したデータの信憑性が例のハッキング漏洩事件以降は疑問視されているのだ。温暖化の議論の元となったデータが怪しいというのに、「地球温暖化」という言葉だけが一人歩きして排出権だの新税だのと莫大な税負担を国民に負わせている。
「温暖化対策」と言うとまるでこの地球で正義を行使しているかのような響きさえあるが、実際には巨大な利権が動き、その利権を支えるのは莫大な税金を支払う日本人という構図はもはや明らかだ。起きているかどうかも定かではない気象現象に日本人は血を吐く思いでお金を支払っている。ゲリラ豪雨や猛暑などもまるで温暖化のようなイメージ操作すらあるわけなのだが、実際にはゲリラ豪雨はヒートアイランド現象など都市化の産物である可能性の方が遥かに高く。猛暑についても温暖化だと断定するまでのデータは存在しない。「夏が暑い=温暖化」ではないのだ。とにかく今なんの証明もされていないのが「地球温暖化」であるにも関わらず、その対策に対しての増税だけは実在するという不可思議さだ。本当に日本人は増税ばかりで疲労困憊だ。民主党政権は総選挙のときには減税を約束したが実際には増税しかしていない。そこにまた新たな新税などとは到底受け入れるべき増税では無い!