衆院選後にマスコミ各社が一斉に安倍叩き、自民党叩きに必死になっている様が見るに堪えない。自民党の圧勝と自分たちがジャーナリズム精神をかなぐり捨てての偏向報道でサポートし続けていた民主党の惨敗が口惜しいのだろう。開票日からたった2日しか経っていないというのに膨大な数の安倍叩き記事が書かれ、テレビニュースで流されている。中には経団連との会合で安倍総裁がオバマ大統領と電話会談をしたことについて触れたときにブッシュ大統領と言い間違えて会場で笑いが起きたということをトップニュースにしたAFP通信。AFPは伝統あるフランスの通信社。APFという代表が不倫だかなんだかでもはやコメディアン扱いの報道機関(?)と勘違いして紛らわしい。時事通信社もAFP通信社も言い間違え程度のことをニュースとして取り上げるなんてどうしたことか?
詳しくは→
安倍氏、オバマ氏を「ブッシュ大統領」と呼ぶ 経団連との会合で(Yahoo!ニュース 時事ドットコム AFP)
忙殺されているときの言い間違えはよくあることだ。余りにも膨大な情報をさばかなければならなくて、単語の言い間違えなんて本当によくあることだ。ミジンコも忙しいときは本当にそういう間違えをよくやるが周囲はミジンコの間違えを即座に正しくはこう言いたかったんだろうなと修正変換してくれる。忙しい者同士はそういうことはツーカーとなるものなのだ。IMFと言いたかったのにFRBと言ってしまったり、安倍さんと言いたかったのに麻生さんと言ってしまったり、話の前段を理解しているリスナーならばすぐにその間違えを理解した上で実際はどう言いたかったのかを直してくれる。そんなことは忙しい者同士、スピーチする機会が多い者同士、毎日何十、何百人もの人々と会う者同士では言わずもがなのスピーカーに訂正を求めるまでもない言い間違えだ。
ちなみにこの経団連の会合の席でAFP通信が伝えた「会場の笑い」の真相を「家政婦はミジ」がお伝えしよう。その会場の隅っこに家政婦のミジはいたのだから。だからその会場にいた人たちはみんな風邪がうつって・・・・い、いや、なんでもありまおんせん。
ブッシュ大統領と言い間違えたことに笑っていた人なんていない。「ああ、安倍さん、疲れているんだなぁ」という意味での同情的なざわめきならばあった。実際は、このところの安倍総裁の忙しさを誰もが理解していて、それでも一生懸命なるべく多くのことを伝えようと普段よりも早口になった安倍総裁がオバマ大統領をブッシュ大統領と言い間違えたから、その言い間違えに対してではなく、懸命に話す安倍総裁を微笑ましく見ていたからこその多少のざわめきだった。AFP通信の記者は本当になにを見ていたのだろう?あの場に言い間違えくらいで「やーい!間違えてやんの!」といった低レベルな揚げ足取りなんてする者はいなかった。確かにマスコミ関係者らしい人物が笑っていたような気もしたが、う~ん、報道するほどのことだったかなぁ?余りにも些細なこと過ぎて、正直いってそれほど印象に残っていない。記憶に残るほど笑っていた人物がいたようには記憶していない。将来の首相のスピーチの言い間違えくらいでそこまで笑うほどマナーがなっていない人がいたっけかなぁ・・・・。
なんだか自民党政権復活が確実となってからのマスコミの報道のレベルが低俗過ぎて失笑ものだ。言い間違え程度を取り上げてニュースとするなんて笑われるべきはマスコミの方ではないだろうか?
[26回]
PR