民主党が提案した0増5減に民主党が反対している

昨年11月の衆院の解散は野田政権が提出する0増5減の法案について自民、公明の両党が賛成することで実現した。
山梨県、福井県、徳島県、高知県、佐賀県の5県でそれぞれ1議席ずつ減らし、議席増加は0名とするこの法案を支持することを自民党の安倍総裁が約束し、当時の民主党代表である野田佳彦は約束通りに解散した。ここまでは民主党も自民党も約束を守っている。

しかし！なんでか↓今の民主党はこの0増5減に反対しているのだ。狂っている！自分たちが提案したことを自分たちで反対しているのだ。

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自公民、格差是正で平行線＝0増5減案、来月12日閣議決定（Yahoo!ニュース 時事通信）
　自民、公明、民主3党の幹事長は29日昼、衆院選挙制度改革について国会内で協議した。自公両党は、小選挙区を「0増5減」する新たな区割り案の勧告を踏まえ、早期の法改正を求めたが、定数80削減を主張する民主党は、0増5減の先行処理に反対し、平行線で終わった。
　一方、政府は0増5減する公職選挙法改正案を4月12日に閣議決定する方針を固めた。

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民主党は政権与党になったときに野党時代に自分たちが掲げていた政策を反対していたり、３回目の仕分け作業では自分たちが組んだ予算案を仕分けしていた。そして今は当時の野党である自民党に解散の条件として突きつけた法案を反対している。自民党への反対が先にありきなので自分たちが賛成どころか提案していた法案さえも否定している。記憶力の欠如だ。ついでに恥も無い。

そりゃ夏に１票の格差是正を兼ねて衆参ダブル選挙ともなれば民主党は滅亡の危機なので必死なのだろうが、いくらなんでも自分たちが提案したことを反対するとは無理がある。こういう馬鹿げた行動は更に民主党の票を減らすであろうから、こちらとしては大歓迎なのだがニュースを知ったときに軽くめまいがする。政治ニュースなのにIQが低過ぎるからだ。

夏の衆参ダブル選挙を支持したい。裁判所の言う選挙無効判決にいい加減ウンザリしていることと、単純に比例復活のゾンビ議員たち、特に民主党議員たちが今度こそ完全に落選する可能性が高いからだ。菅直人も辻元清美も海江田万里も次は無いと見ている。特に比例復活後のこれらの議員たちの言動はまるで自分たちが小選挙区で当選した、いわゆる支持を得た議員たちのような言動であり厚顔無恥にもほどがある。選ばれちゃいなかった。裁判所の言い分に全て同意はできないが延々と無効な選挙だったと言われ続けるのも今の政権を支持している身としては苦痛だ。ここは全国の裁判官も納得する衆院選で決着をつけて景気回復、国力増強に集中することが望ましい。個人的には選挙が無効と言われてもまったくそんな気がしないのだが・・・・・。選挙ごとに有権者は意思を示しているはずだ。