ミジンコラム | 画像をちょっとだけ斬る! | ニュースをちょっとだけ斬る! | ハケンジャーたちよ、聞け! |
今まで自衛隊が原発の警備にあたれなかったことの方が異常。原発を襲う可能性があるテロ組織や敵性国家の部隊は重武装した特殊部隊を送ることが想定されるわけで日本の警察や警備会社がそれに対応できる可能性は先ず無い。テロリストがアサルトライフルで襲撃してくるところを警察官が拳銃で応戦なんて無理に決まっている。原発事故を経験した日本で今もってこんなに緩い原発への警備体制であることがどうかしている。
現実的な話をすれば日本の場合は自衛隊員でも心許ないのだ。自衛隊を侮辱するつもりはないが現実として自衛官たちは米軍や民間軍事会社のような実戦経験が無い為、人を殺すことを躊躇しないテロリストと相対したときには相当な不安が残る。人に向けて銃を撃ったことがない人間はなかなか撃てない。対して実戦経験のある兵士たちの躊躇の無さにもドン引きするときがあるが、こと原発警備に関しては1度でもテロが成功してしまったら大惨事どころか国家存亡の危機さえも有り得ることなわけで、そういう撃つことを躊躇しない者たちの警備が必要だと強く感じる。
北朝鮮の暴発も現実味を増してきており、日本国内にはスリーパーと言われる普段は普通の生活をしているが戦時には北朝鮮からの指令で工作員として日本国内の破壊活動を行う要因が万を超える数で潜伏していると言われている。ミジンコはこの推定を信じており、その数は3万名を超えると見ている。そのほとんどは戦闘要員としては使えない存在であろうが、中には戦闘訓練を受けている者もいることだろう。そんな訓練経験のある工作員が30名で武装して原発を襲撃したら、今の時点では防げないと見ている。銃器を持った武装集団に今の原発の警備では防ぎようがない。原発には武装した自衛隊員たちによる警備がどうしても必要だ。それも早い方がいい。
自衛隊の活動についてなにをやっても抗議する市民を称する団体が日本には数多く存在するが、結局のところは自衛隊の活動領域が増えると有事の際に破壊活動が困難になることへの予防線を張っているということだろう。そりゃテロリストならば、丸腰の警備員や拳銃しか携行していない警察官を相手にする方が自動小銃を撃つ訓練を重ねた自衛隊員よりも攻撃しやすいと考える。原発に関しては本当に取り返しがつかないことをされる危険性が非常に高い。日本で何千年も住めなくなる土地を増やすわけにはいかない。原発を軍が守るなんて当たり前の発想だ。繰り返すが今までの制度の方がおかしいのだ。