久しぶりにテレビをつけてニュースを見たら驚いた。米軍ヘリの墜落事故を受けて延期していたオスプレイの追加配備が再開されたことがトップニュースだった。そこまでオスプレイが憎いのか?マスコミはどうあってもオスプレイのイメージを悪い方に持っていき、なんとかオスプレイの配備を阻止したい構えだ。もし日本へのオスプレイ配備が遅れれば喜ぶ国はどこの国であるのかは明白だ。中国だ。
マスコミの常套手段は住民のインタビューをしてオスプレイが墜落するのではないかと不安だといった意見を集めてこれでもかっていうくらいに取り上げること。オスプレイは危険だという意見は必ずしも正確ではないということには触れずに取り上げるものだから、インタビューを流している時点で「オスプレイは危険」ということは既定の事実かのごとくなってしまっている。そこがおかしいのだ。
下のグラフのMV-22 オスプレイの事故率を見れば一目瞭然だ。試験開発の段階、つまりまだ未完成品としての期間まで含めたとしてもオスプレイの事故率は低いのだ。
数字は正直だ。普段、皆さんの上空を飛んでいる民間のヘリコプター、そうマスコミが取材で飛ばすヘリコプターの数々と比較してもオスプレイの事故率は低い。つまり墜落する確率が低いのだ。オスプレイを危険だから禁止にするというのであれば先ずはそういった民間のヘリや日米軍の各航空機の飛行を全面禁止にしなければ安全とは言えないということになる。旅客機も危険といえば危険だ。オスプレイを禁止にするのならば旅客機も禁止にするべきだろう。いっそクルマもバイクも、いや自転車すらも禁止にして安全な社会を目指すべきだろうか?
グラフを見れば明らかだ。マスコミや活動家たちがどれだけ必死にオスプレイのネガキャンをしようともMV-22のところのグラフバーが勝手に伸びたりはしないのだ。
オスプレイはいつか事故を起こすかもしれない。可能性でいえばゼロでは無い。ではオスプレイの事故率は高いのだろうか?それは上のグラフがちゃんと真実を語ってくれている。こういう数字については触れないで延々とオスプレイは危険だとイメージ付けをしようとしているマスコミの卑劣さ、本当に許し難いことだ。そんなマスコミの卑劣極まりない数字を無視したネガキャン、まさに今皆さんが目撃者だ。
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