尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖で2010年9月に起きた
中国漁船衝突事件をめぐり、仙谷由人官房長官(当時)が、菅直人首相(同)の意向も踏まえ、公務執行妨害で逮捕された中国人船長を釈放するよう法務・検察当局に政治的な働きかけを行っていたことが24日、明らかになった。仙谷氏が23日、産経新聞の取材に応じ、認めた。
菅、仙谷両氏は当時、「検察独自の判断だった」と再三説明しており、“民主党政権のウソ”をようやく認めた形だ。
仙谷氏は、当時の大野恒太郎法務事務次官と面会する機会が多かったとした上で「いろいろ話をした。私の政治的な判断での要望については当然、話をした」と述べた。菅政権は横浜市でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を同年11月に控えており、菅氏から解決を急ぐよう指示があったことも認めた。
ソース元:
zakzak
この時の政権の判断が今に至るまで続く中国の尖閣諸島への欲望を増長させたことは間違いない。領土を奪い取ろうという相手国の政府がこの態度なのだ。あわよくば尖閣を我がものにという思いを中国政府は強めたに違いない。今や中国の軍用の無人機が領空侵犯を犯して尖閣諸島上空を飛んでいる始末だ。この嘘を認めた当時の官房長官・仙谷ならびに当時の首相である菅直人の罪は重い。
そもそも首相や官房長官が検察が勝手にやったことと嘘をついて言い訳ばかりに終始していたのだ。そして尖閣ビデオを国民に見せようともせずに政権自らが「大した衝突事故ではない」といった印象操作に努めていた。尖閣ビデオがYouTubeにUPされなければ日本国の政府が中国船には罪がないかのように国民が思うように画策していたのだ。政権がそんなことをやっていたのだ。これが罪に問われないのならばいったい政府にはなにを罪に問われるというのか?主犯格の仙谷由人、菅直人への証人喚問、その後の刑事訴追は当然のことだ。これは国民への政権の背任行為なのだから。
仙谷が述べている国民に嘘をついた理由も解せない。APECが近いからといって日本の国土内で起きた刑事事件の容疑者である中国船船長を釈放しなければならない理由とは一体なんなのか?APECがあろうがなかろうが刑事事件の容疑者を釈放するとは理屈が通らない。結局のところは仙谷が媚びている中国のご機嫌を取りたかっただけのことであり、今に至ってもAPECがなんだのと嘘をついている。こういう嘘を嘘で重ねていく者には厳罰で臨むべきだ。
自衛隊を暴力装置と普段から呼んでいたものだからうっかり国会でも言ってしまった愚かな男なのだ。そんな自衛隊が大嫌いな男が中国には媚びへつらい、そしてあろうことか日本の国土までも中国に献上したがっていたというわけだ。こんなヤツが官房長官の職に就いていた当時の日本は異常な状況だった。さっさとこの男は刑事訴追してしまうべきだ。ちなみに外患誘致罪は死刑だ。今の緊張した尖閣情勢ではいつ海自や海保と中国海軍がぶつかるやもしれない。その時には日本側にも中国側にも死傷者が出てしまうことだろう。その状況を作り出した最も責任が重い男が死刑になると考えると妥当な印象を受ける。どんな時にも戦争の発端を作りだした政治家は死刑が妥当だと考える。ましてや愛国心ではなく、売国心からの戦争犯罪者では情状酌量の余地が皆無だ。仙谷はハナをほじっていないで覚悟するべきだ。そういうことを自分がやってしまったのだと自覚くらいはするべきなのだが馬鹿は死ななきゃ治らないのだろう。
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