TBSのドラマ「安堂ロイド」の酷評をよく見かける。実際、視聴率もダダ下がり。
それでも敢えて小声で言いたい。
俺は毎週「安堂ロイド」が楽しみだー!!!
正直こんなことを言ってしまっては時代が時代なら家族を巻き込んで村八分にされることだろう。いや市中引き回しの上で打ち首だろうか?そのくらいの発言だとは覚悟している。
それでも・・・・それでもさ・・・・
俺は「安堂ロイド」が好きだあぁぁぁっ!!!
正直いって日本のドラマでここまで自分好みの作品に出会えることはほとんど奇跡のようなもの。先ず大前提としてミジンコがよくこのブログで取り上げている作品たちのほとんどはSF作品だということに皆さんお気づきだっただろうか?そうミジンコはこのブログの常連さんたちならばご存知のように「ターミネーター」の熱狂的ファンであり(←
その証明)、自身が長年ハイテク産業へ関わり続けているのも根本を辿ればSF映画が大好きだからという理由が大きい。ところが日本ではSFドラマは皆無。予算の問題もあるのだろうか?国内ではほとんどSFドラマは製作されない。そういう点でも「安堂ロイド」は貴重だ。
常連さんたちには説明するまでもないことだろうが、「安堂ロイド」を普通の作品評論のように評価しているわけではない。当ブログの管理人・ミジンコはちゃんと完成までもっていってそれなりの予算もかけている上にキャストまで豪華であるのにズッコケたSF作品が大好物なのだ。
「ターミネーター2018」、
「メタルマン」、
「トランスモーファー リターンズ」、どれも世に放ってはならない酷い作品だった。そのレベルの作品がドラマとして毎週放送されるとは日本人で良かった!
たぶんこのブログをご覧の皆さんは誰も「安堂ロイド」を観ていないのだろう。現在、同ドラマの視聴率は13%代にまで落ちたらしい。このペースで落ちていくと番組後半が短縮されてしまうかもしれない。そう打ち切りだ。それはイカン!こんな貴重なドラマの回数を減らすなんてモッタイナーイ!
そんなわけで「安堂ロイド」の見どころを紹介して視聴者を増やしたい。
1.国民的アイドルとか言われているアイドルグループでの営業成績第2位だった大島優子のクソ大根演技。恐るべき大根演技だ。演技が下手と言われている若手タレントたちなんてまだまだ甘いものだと考えさせられた。正直いってよく批判されている剛力さんなんて全然良い方に見えるほど大島優子の演技は飛び抜けてヘタクソ。はじめにキャストありきのドラマの悪しき前例として大島優子のシーンは資料映像として100年残すべき。またこのドラマは出演女優・モデルたちの演技が総じて酷評されているが大島優子のそれに比べれば他の演者は役柄に則ったちゃんとした演技をしている。そして容姿!これはまさに比較とは酷いものだと実感した。大島優子を単体で見るとそれほど気がつかなかったが、本田翼、山本美月、桐谷美鈴とこれでもかっていうくらいの美貌を持つ女性陣と同じドラマ出演ともなると、もはや大島優子は際立ってチンチクリンだ。静止画でよく「公開処刑」というやつがあるがこのドラマは大島優子にとってはキャスティングそのものが「公開処刑」だ。いっそその国民的アイドルグループとやらの営業成績ナンバーワンの例のブッサイクなやつをキャスティングして欲しかった。
2.キムタクの徹底した一貫性。例えアンドロイドであろうともキムタクは感情むき出しのいつものキムタクだ。この徹底ぶりにはむしろ敬意を表したい。シュワちゃんのように機械的な動きと喋りのトレーニングを積むわけでもなく、このドラマのアンドロイドたちはキムタク以外のアンドロイドたちも総じて人間そのままだ。まさに完ぺきな擬人化だ。人間とまったく見分けがつかないのだ。「ターミネーター」のサイボーグたちよりも遥かにハイテクだ。感動した。
3.現代に送られてくる未来からの刺客であるアンドロイドたちは柴咲コウを守るキムタク演じるARX II - 13(エーアールエックスセカンドサーティーン)よりも高性能と最初の刺客が言っていた。高性能なやつたくさん見たい!と期待させる。今のところはなにが高性能なのか分からないしょっぱい刺客しか出てこないのだが・・・・・。えっと、その刺客とは別に10体送られる予定なんだっけか?(ウル覚え)1体くらいはちゃんとしたのが出るんじゃないかな・・・・。
既に何体かはキムタクに返り討ちにあっている。なぜ高性能なアンドロイドが旧型のキムタクに敗れるのかといえば、キムタクには必殺技とも言える「アスラ・システム」というものがあるからだ。制限時間があるものの、その「アスラ・システム」という通常のOS(湯川OS)ではなくドーピングをしたかのようにキムタクが強くなる「アスラ・システム」は対アンドロイド戦で絶対的な優位性を誇る。システムが制限時間に到達するとキムタク自体がダウンしてしまう弱点はあるが、時間内であれば無敵の強さを誇る。そして倒した敵アンドロイドは切断した腕などは放置したままといったお茶目なミスはあるものの証拠隠滅も完ぺきだ。「原子転換」とかいう光の玉を対象に当てると原子にまで戻して消し去ってしまうという技をキムタクは使える。なんでその光の玉を戦いのときに出さないんだ!その玉一発でどんな敵も倒せるじゃないか!いきなりスペシウム光線を出さないウルトラマンと同じくらいの矜持を感じるキムタクロイド。イイ!
4.刑事のコンビが渋い。イケメンばかりの刑事ドラマよりも刑事(デカ)らしくてイイ!
5.本田翼のドラえもんとハクション大魔王を混ぜたキャラのブレブレ感。それでも真面目に演技する本田翼はとても素直で良い子。
6.桐谷美鈴のなんでこのドラマに出ているのか分からない感。なんで?w
7.今のところは剛力先生が出演していない。油断はならないが多分出ない。そうこのドラマよりも更に視聴率の悪い「クロコーチ」は犠牲になってくれたのだ。
ところでいつもキムタクはどこに「申請」しているのだろうか?「申請許可」が下りないことには原子転換による証拠隠滅も行えない律儀なキムタクロイド。柴咲コウへの射殺許可もどこかへ申請していた。そしてその申請も下りていた・・・・って、良かったのか、あれは!?w
普通のドラマとして見ればトンデモ脚本のしょっぼい特殊効果、そしてなによりキャストのほとんどが演技が大根という見るも無残なドラマだ。それでもそういう大惨事を楽しもうとする見方、そうミジンコのようなトンデモ映画のファンとしては「安堂ロイド」はお宝の宝庫だ。
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