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討論会の主催者側は、細川氏を含む4人の主要候補に参加を要請した。前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(67)と元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)が出席する予定だが、元厚生労働相の舛添要一氏(65)は、細川氏が欠席なら参加を見送ることも検討している。
また、細川氏側は15日から17日に延期していた出馬表明の記者会見について、「公約などの準備が整っていない」などとして、開催を20日以降に先送りする。
公開討論会に欠席し出馬表明の記者会見も延期。つまり今の段階では公約も都知事になった後での政策もなにも決まっていないということか。この候補者はなんの為に都知事選に出馬しているんだろうか?
そりゃ原発ゼロという主張はウンザリするほど聞いている。あとはオリンピックについての不規則発言の数々か。それ以外の肝心の都政に関する話はまったく出てこない候補者だ。都知事選に出馬しているという認識があるのだろうか?本当にそのことが分かっているのかあの終始虚ろな目では疑いたくもなる。
ここまで準備不足のまま本人は本当に立候補して良いと考えているのだろうか?殿様とか言われているがそれは本当の殿様たちに失礼な話だ。当時の殿様たちは命を含めた責任を取って藩を守っていたし、領民のための治世に努めていた。殿様の仕事は金持ちのボンボンの道楽とはかけ離れている。これでは小泉元総理や民主党に担がれて売名に利用されて落選してポイ捨てされる近い未来の予想が難くない。
この細川候補擁立の件では小泉元総理と民主党のやっていることは単に自民党政権へのイヤガラセのようなものでしかない。それを空気の読めない細川候補は理解しないまま死んでいくんだろうが、細川候補擁立によって小泉元総理と民主党の思惑はとても似ている。自分の弟子のような存在だと勝手に考えていた安倍総理が今やまったく自分の言うことに聞く耳を持たないことに憤慨した器の小さい小泉元総理。ましてや人気だけではなく日本の発展に寄与するという意味でも既に安倍政権の評価は小泉政権を凌駕している。これが小泉元総理には気に食わないで突然穴から這い出てきた。
皆さんは覚えておられるだろうか?人気のあった麻生さんが総理大臣時代に郵政民営化に自分は賛成したわけではない(←党は賛成していたので問題視された)と述べたら、その後は麻生政権というよりも麻生さん批判をグチグチグチグチとしていた小泉元総理を。そりゃ自分の政策を否定されれば不愉快なのだろうが自民党の足を引っ張ろうと突然口数が多くなったその姿に呆れた。大失敗に終わった第1次安倍政権や不人気で短命だった福田政権のときは冬眠していたかのように静かだった元総理が自分よりも目立ちそうな総理のことはネチネチネチネチと・・・・・。麻生元総理のときも今の安倍総理のときも状況がそっくりだ。要は小泉元総理は記録を更新されると賛辞ではなくふてくされる狭量なアスリートと同じで、ずっと自分が一番人気のあった総理大臣という肩書きを堅持したいのだ。
民主党も酷い。小泉元総理と同じく都知事選なのに都政とは関係なく自分たちが目立てれば良い、これに尽きるのだ。最初は自民党と一緒に舛添候補支持を表明していたものの、細川候補出馬を確認すると舛添候補ではなく細川候補を勝手連として応援すると表明。細川候補からは前面に出ての応援を迷惑がられている始末。政策を支持しているのならば自民党と同じ候補者を支持してもそれは当然の選択なわけなのだが候補者を支持しても自民党との共闘では自分たちが霞んでしまうとセコい考えを巡らせたに過ぎない。だから細川候補がどんなに迷惑だと言おうが民主党の狂った爆進は止まらない。そう、細川候補が落選するしないは関係なく、民主党が少しでも目立てば良いという方針でしかないのだ。
政策の無い候補者、それを支持するもう1度注目を浴びたい元総理、なんとか目立ちたい議席減が止まらない政党。どいつもこいつも都知事選を侮辱している。少しは都政について触れるべきだろうに、都知事選なんだから。