ビットコインについての見解を求めたいとするインタビューやら一言やらの依頼がこの数日で10件余り。なぜミジンコに!?
シリコンバレーのソフトウェアやネットサービスを展開するベンチャーについてのインタビューを受けたところやその関連からの問い合わせ多数。だからなぜミジンコに!?
ビットコインは別にソフトウェア技術やネットサービス分野での専門家に意見を求めても仕方がない商売だ。ビットコインはどちらかといえばねずみ講だとか(電子ではない方の)ネットワーク(友人・知人を巻き込む)ビジネスの分野では?最初の方に参加した者がその商品価値が「上がる!上がる!」と大声で他者を巻き込むように叫び、そして参加者が増えて商品価値が本当に上がったところで市場から売り逃げすれば儲けられる。逃げ遅れた人たちは損をして被害者ぶる。そういう分野だ。
つまりミジンコにビットコインについての見解を求めたところで専門外だ。ミジンコ自身は暇がないので一切の個人投資はしていないのだから大した見解を示すことはできないのだ。勿論、投資はやっている。仕事として。あと仕事での投資先に個人マネーからの投資をしても良いという権利があるときはある。大抵のベンチャー・キャピタルではそういうルールがある。ただしベンチャー・キャピタルの投資額を超えての投資は先ず有り得ない。しかも個人投資とはいってもいわば「逃げ出さない投資」だ。具体的にいえば投資先のベンチャー企業と心中する覚悟の投資だ。ほとんど投資というよりもベンチャー企業を立ち上げた若者たちへの寄付と化す。つまりベンチャー企業は倒産か買収され投資したお金が増えることはそうはない。たまに大当たりのようなこともあるがそれは本当にたま~~~にだ。
ビットコインが仮想通貨のような言われ方をしているからソフトウェアだとかネットに近いものだと考えるマスコミが多いのだろうか?仮想通貨ではなく仮想資産という言い方の方が適切だ。通貨では意味が異なる。もう仮想通貨という呼び方は止めるべきだ。被害者が増えるだけだ。いや被害者という呼び方もおかしいのか。投資・投機の世界で被害者なんてものは存在しない。自称・被害者はいるがそれは見苦しい行為であり、リスクがあることを承知で失敗したときだけ騒いでいるだけだ。
ともかくビットコインについてはソフトウェアだとかネット、そして金融商品を扱う専門家でさえ専門外だと言える。前述のようにねずみ講、あとはマネーロンダリングに詳しい専門家の方が具体的な解説ができるはずだ。だからミジンコに訊いてこないでくれ!
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