自民党・渡邉美樹議員の「快答乱麻」というQ&Aコーナーが日経ビジネスアソシエ誌上(2010年3月掲載)で
第38回『「草食系男子」が流行語になりましたが、男性はこれでいいのでしょうか。』の質問と渡邉美樹議員の回答に批判の声が多数。
Q |
「草食系男子」が流行語になりましたが、男性はこれでいいのでしょうか。 |
私の職場を見渡すと、周りの若手は「草食系男子」ばかりです。
プライベートに口を挟むつもりはありませんが、仕事にもやる気を見せない彼らに、イライラすることがあります。
どうして、日本では草食系男子が増えてきたのでしょうか。
韓国の友人は、「現状を変える早道は徴兵制」だと真顔で言っています。
(メーカー・開発設計、26歳、女性)
渡邉美樹議員の回答:
私が興味深いと思うのは、若い男性たちが何事にもガツガツしなくなったということ以上に、 「草食系男子」の存在を、世間が拒否することなく受け入れている点にあります。 それどころか、草食系は格好いいとする風潮すらあるようです。 「草食系なんて格好悪い」と女性たちが全員で大声を上げたら、きっと、草食系男子は一人もいなくなるのではないでしょうか。
いつの時代 も男性は女性に嫌われることを恐れます。しかしそうするまでもなく、 草食系男子の増加は、平和で豊かな時代がもたらした一過性の現象に過ぎないという気がします。 この言葉が死語になる日は、そう遠くないでしょう。ですから、現在の状況を憂える必要はないと思っています。
それにしても、あなたの韓 国の友人が真顔で言っている「現状を変える早道は徴兵制」というくだりを読んで、 ある意味、なるほどと思いました。当然ながら、徴兵という制度を採用することの是非については様々な意見がありますし、 ここで軽々しく論じることができない問題です。ただし、人を不自由な環境下に一定期間置くこと、 上に立つ人間とその下で従う人間の関係を明確にすることの意義は改めて問い直す価値があるでしょう。
徴兵制を導入している韓国や台湾で は、兵役を終えた若者たちは行く前と大きく変わって帰ってくるそうです。 それまでは大人になりきれない甘えん坊だった“男の子”が身も心もたくましくなり、礼儀正しい立派な青年に成長しているというのです。 そうした現状を実際に知っているからこそ、あなたの友人は「海外の若者に比べて、日本の若い男性たちは甘すぎる」と言いたいのだと思います。
恐らく、草食系男子の存在など理解しがたいでしょうね。 ちなみに、当社で働いている若い男性社員は草食系という言葉とは無縁です。 会社は年功序列を否定し、実力主義を掲げていますから、仕事に対して熱い思いを持った者ばかりです。
ここまで読んでしまったらもうおなかいっぱいだろうか?
簡単にまとめると・・・・・
1.自分がモテないことを自覚していない女が草食系男子が多いという勝手な言い分を繰り出し韓国人の友人に相談。
2.韓国人の友人はそれは徴兵制で解決すると述べる。
3.元ワタミ会長・渡邉美樹議員は徴兵制は一理あるとし、なぜかワタミグループ自慢。(※ そこで渡邉美樹議員は「当社で働いている若い男性社員は・・・」と述べているがこれはおかしい。全ての役職を辞任しているのだから同議員が当社と述べることは適切ではない。)
アホでモテない女が韓国人に相談して返ってきた答えが徴兵制。そしてその徴兵制を賛美する政権与党・自民党議員。呆れを通り越して恐怖すら感じるQ&Aだ。
この渡邉美樹議員については安倍総理が自ら出馬要請をしており、その行為によりミジンコを含めた数多くの安倍総理の再チャレンジを応援・支持してきた人々を失望させている。安倍総理は元ワタミ会長への出馬要請、消費税増税、河野談話の見直しをしない発言とよくぞまぁここまで裏切ってくれたものだ。一昨年の自民総裁選の頃、まだ安倍陣営が苦しかったところでまだ総裁選の一候補だった安倍総理を支えてきた人々が次々と離れていっているのは当然のことだ。先日、自民党議員が以前ほど企業家と会えなくなった(アポが取れなくなった、居留守を使われた)と言っていた。そりゃそうだろう。ここまで安倍政権が当初の約束を違えておいてそれでも笑顔で安倍政権ならびに自民党に全幅の信頼を置くほど日本企業は御しやすくはない。
今回取り上げたQ&Aについてミジンコなりの回答を以下に記しておく。渡邉美樹議員とはまったく異なる見解となるが26歳にもなってこんなくだらない質問を寄越している女性に現実を見させる最後のチャンスだと思うが故の回答だ。
当ブログの管理人・ミジンコの回答:
草食系男子などという生物は想像の産物です。自分がブスで性格も悪くてモテないことを勝手に周囲の男性の性欲が無いと妄想することで現実逃避した女が作り出した言葉をそういう言葉が流行った方が雑誌が売れたり商売につなげられる人々が無理矢理にでも流行らせようとした言葉に過ぎません。実際には男は興味のある女性に対しては積極的になります。対して男は性欲が湧くどころか減退する場合もあります。いわゆる萎えるというやつです。それは女性の見た目や性格の部分を見聞きして起きる現象であり、その原因そのものとなった女性にとっては「周囲の男性が草食系である」とした方が納得がいくのでしょう。結局は草食系男子とはそういう萎える女性たちにとっては都合の良い言葉です。もし男性が同じように周囲の女性が自分に興味を示さないことについて草食系女子なんて言葉を使用してまるで性欲を示さない女性の方に問題があるかのような表現をしたら大変なことになることでしょう。セクハラ・パワハラとして訴えられてもおかしくないことです。草食系男子という言葉を大っぴらに使えていること自体が実は男性差別と男性へのセクハラ・パワハラに類することです。
さて、貴方様は「(草食系男子たちが)仕事にもやる気を見せない彼らに、イライラすることがあります。」と述べています。これも浅薄な判断です。どんな仕事でもその仕事に取り組んでいる人々には同じ職場の同僚たちにはいちいち見せていない姿があります。いちいち同僚にアピールする必要のない姿というものがあるということです。ある側面しか見ないで早計に「仕事にやる気を見せない」とする貴方様は本当に会社の業務を俯瞰して見られるほどの立場やキャリアがあるのでしょうか?まだまだ経験不足で見えていないことがあるかもしれませんよ。一見すると怠けているように見える人ややる気を見せないような人も会社にとっては非常に貴重な人材かもしれません。それを会社は理解しているからこそその従業員たちに給与を払っているのだと考えられないでしょうか?少なくとも貴方様は数年間は勤めておられるでしょうし、その間に御社が全従業員に遅配することなく給料を支払っている状況からして、御社には本当にやる気の無い従業員なんて一人もいないのかもしれませんよ。
韓国の友人にアドバイスを求めて出てきた回答が徴兵制だそうですがそれも全くナンセンスな答えです。徴兵された後の男性がいわゆる肉食系(?)というべき女性へ積極的になるといった科学的リサーチ結果はありません。そんな統計は科学的に出すことは不可能だからです。なにしろ男女間のことですからまさにケース・バイ・ケースでして科学として数値化するには無理があります。具体的に言えば、徴兵から帰ってきた男性がその後に知り合う女性たちの内面的・外面的な特徴はそれぞれであり、しかも男性の趣味趣向も様々であるために統計にできるわけがないのです。貴方様は理解力に欠けている可能性がありますのでもっと具体的に言いましょう。徴兵から帰って来てからの1日で100人連続で優しい外見的にも魅力的な女性と会った男性と100人連続で性格のきついブッサイクな女性と会った男性の女性への積極性が同じになるはずがないということです。
徴兵には軍事訓練や戦闘経験すらも含まれるので肉体的にも精神的にもタフにはなるかもしれません。しかしそれは戦闘員としてのタフさであって女性に積極的になるのかどうかは言い切れません。そりゃ長い期間まったく女性と性的関係に無かった男性は帰還後に女性を求める気持ちが強くはなるんでしょうが、それは貴方様の言う草食系男子が肉食系になったのとはまったく別です。単に性処理相手を求めることが草食系からの脱却だというのであれば、それこそ女性にとってはまったく喜ぶべきことではない状況ではないでしょうか?
さて、まとめますと、馬鹿は死ななきゃ治らないとは申しますが死ぬことはありません。草食系男子を減らすための方策を韓国人の友人に先ず質問し、その後で元ワタミ会長のQ&Aに投稿するその行為は馬鹿としか言いようがありませんが死ぬことはありません。あと貴方様が草食系と断定した同僚の皆さんは恐らく貴方様の前では積極性が無いように見せているだけであってそれは防御本能のようなものです。そんな同僚の皆さんも自分たちのカッコイイところを見せたい相手に対しては草食系なんて表現とは真逆の積極性を見せているはずですからご心配には及びませんよ。
[40回]
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