こちらミジ・バウアー、クロエ応答してくれ。煙が目にしみる。クソウ!だからどきどきキャンプはどこに行ったんだよう!俺はもっとどきどきキャンプのジャック・バウアーネタが見たいんだ!
本日、ミジンコが肋骨が痛いと悶えていたので外食はせずにご近所さんも呼んで焼き鳥を食べる会を開催。キパ子がバルコニーにバーベキュー用の小型のグリルを設置。そのグリルを見ただけでウチの犬たちはパブロフの犬状態となる。キピッチが最初は焼き鳥を焼いてくれていたのだが現在買い出しにダッシュしているので達人・ミジンコの出番なのである。
外食をしたほうが肋骨に優しい感じがしなくもないが焼き鳥焼きはハマる。鰻の場合は、串打ち三年、割き五年、焼き一生というが焼き鳥の場合は何年くらいで一人前になれるのだろうか?焼き鳥も一生なんて説も聞いたことがあるがそりゃいくらなんでも・・・・って、ぶっちゃけ思う。ハードル高く設定し過ぎだろう!とか言ってみたりなんかして。
ご近所からの肉の差し入れが続々と届いている。買い出しに行ったキピッチにもういいから帰って来いと電話するキパ子。ずっとサラダを作っているミジ妻。ここで注目すべき点はミジンコだけ屋外のバルコニーで煙と格闘しながらブログを更新しているところなのである。犬のジョンとガンタも一緒にいるが彼らはミジンコのことを心配してここにいるわけではない。肉がグリルからジャンプすることを期待しているに過ぎない。さっき茹でたレバーあげたじゃないか!そんなに肉ばっか食べているとアメリカ人になっちゃうぞ!
ご近所さんとTPPで肉が馬鹿安になったら盛大にバーベキューしようねって話している。今晩も結構盛大ではあるのだが、アメリカで見るような分厚いステーキをグリルでジュージュー焼くというやつを日本でも1度はやってみたい。豚肉や牛肉が日本のものよりも霜降りではないかもしれないけれど「安い」というのは大きいと思う。しかも1/5とか、もしかしたら1/10で肉が買えるのならば食費に革命が起きると思う。日本の肉は本当に高い。日本のマクドナルドやケンタッキーフライドチキンのセット価格の高さは驚愕の域だ。この前久しぶりに松屋の牛丼を見て驚いた。牛肉すくなっ!って(苦笑)本当に日米を往復していてつくづく思うのだが日本人は物凄く一生懸命に働いているのに生活レベルで報われていない。同じくらい働いているアメリカ人ならば庭付きの家は持てるしクルマなんて持ってて当たり前、そして食費はまとめ買いによって本当に安くつく。日本人だってもっと贅沢してもバチは当たらない。
もうかれこれ焼き鳥を100本ほど仕上げた。そろそろ部屋に戻っていいだろうか?と思った矢先に煙が部屋に入って来るという理由でスケッチブックに「ハツ8 モモ8 追加」と掲げるキパ子が見えた。おい、キパ子、おまえ、そのスケッチブック、超高級なやつやぞ・・・・・。これからは焼き鳥屋として生きていくことにしよう。ウチのバルコニー限定の焼き鳥屋だ。
いじょ!
[19回]
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