ブログが停滞というほどのことでは無かったけれど色々と忙しくもあり、またブログで取り上げてはいないものの絶望したニュースがこのところ続いていて気絶しかかった。詳しく語るには時期尚早だけれどもミジンコの人生とは密接に関わっている事件ばかりで本当に失意のどん底一歩手前。まだどん底ではないので頑張れるし、どん底に落ちても頑張れる。じゃあ結局だいじょうぶなんじゃないか自分!と一人ノリツッコミ。
ナイジェリアのイスラム過激派ボコ・ハラムの女子生徒大量拉致・誘拐事件。今は多くを語れないが、もっと事前にやれることはあったのではないかという思いがある。最終的にはボコ・ハラムのあの狂ったリーダーも配下の狂人たちもここまでのことをやってはもはや長くは生きられないのだろうが、何百人もの女子生徒たちが拉致される前にできることはあったのではないかと色々と苦しい思いがある。親友のウィも怒り心頭。ボコ・ハラムは母国ナイジェリアの恥だと言っている。女性生徒たちのことが中心に伝えられているので余り報道されていないが最初の約300名の拉致の際に警備員2名がボコ・ハラムに殺害されている。警備員たちは学校や寮への襲撃を想定しており武装もしていたのだがそれでもボコ・ハラムを食い止めることは難しかった。なんでもかんでもアラーのせいにしているボコ・ハラムだがイスラム教は平和的な宗教だ。女性が教育を受けて賢くなると自分たちの都合が悪くなる馬鹿な男たちがアラーのせいにして狂ったことを繰り返しているに過ぎない。
小保方さんの研究ノートの公開された部分を見た。皆さんもご覧になったことだろう。理研も論文についての再検証は行わないという発表をしていたがそれは妥当な判断だ。理研にも問題があるが研究ノートの提出もないまま再検証には無理がある上になぜか弁護士がマスコミ向けに研究ノートの一部を公開したがあの内容なのだ。正直、あの内容にはちょっとどころかだいぶ意識を失いそうになった。ミジンコは小保方さん発か否かはこだわらないがSTAP細胞は存在していて欲しいと願っているのだ。あの研究ノートの人がなにか研究成果を上げているとは考え難く絶望した。それでもまだSTAP細胞が存在するのか否かの結論は出ていないので理研の再現実験に期待はしている。
女子力がどうのとか茶化している向きもあるがあの公開された部分のノートでどう考えてもおかしな点が多数ある。自分が普段見ているような研究成果が記された資料とは余りにもかけ離れている。例えば「No.2が一番大きなマウス」という記述があったがそれは研究ノートでは有り得ない表現だ。体長が何cmで体重が何gで生後何日のマウスなのかが分からない。「一番大きい」なんて表現では後で資料的価値が霧散してしまう。ノートには総じて日付も欠けているらしい。そこまで酷い内容ならば精神衛生上見ない方が良かった気はしている。いっそ今の時点でSTAP細胞がないと断定されてしまった方がラクな気さえしてきた。
余談だがSTAP現象自体はまったく絶望的に無いとは言い切れない。同じく理研の別の研究者の証言では、そういう現象らしきものを確認はしたものの論文にできるほどの確実性がないというケースだったようだ。つまり1回だけそんな現象には見えた(細胞が緑色に輝いた)ということはあったらしいのだがそれを何度も再現できるわけでもなく、しかもどうやってそうなったのかも確実に再現できないのだから論文にできるわけがないということなのだ。まぁ、そりゃそうだ。確かにミジンコも大学教授にまで登り詰めた研究者たちの「あの時のあれはなんだったんだろう?」という話は山ほど聞いている。残念ながらそれは論文にできない限り「UFOを見た!」といったレベルの話になってしまうのだ。それがいかに凄いことだったとしても再現できず論文にもできない限りは空想と同じ扱いになるのは仕方がない。STAP細胞のような万能細胞を作る技術もSTAP細胞とは別物かもしれないがいつか確実に再現できる技術が生まれるような気がしてならない。細胞がストレスによって変異するという可能性までは否定する気になれない。
ともかくあの小保方ノートにはかなり絶望した。弁護士はどういう戦術であの内容で公開したのか理解に苦しむ。こっちはあのノートの画像で苦しんでいる(苦笑)
3Dプリンターで銃を作った男が逮捕された。遅かれ早かれそういう事件は起きるとは懸念されていたが遂にという思いだ。3Dプリンター自体は素晴らしい技術であるし技術の進歩を止めるべきではないと考えている。そうは言ってもこの日本で樹脂製の銃が手軽に作られるような未来は断じて阻止したい。ただでさえ無差別通り魔事件が起きる日本なのだ。今の通り魔はほぼ全員が刃物で犯行に及んでいるがこれが銃となると犠牲者は増えることだろう。その通り魔を押さえつけることも簡単ではなくなる。刃物を持った相手にはサスマタは有効だが拳銃を持った相手では取り押さえる動作をする前に撃たれてしまう。技術の進歩が犯罪をより凶悪にさせるのだから堪らない。
そんなイヤなニュースが立て続いて帰国早々気絶しかかっている毎日だ。
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