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来日中のバングラデシュのシェイク・ハシナ首相は27日、東京都内の早稲田大学で講演し、父親で初代大統領などを務めたラーマン氏が、独立に伴う1972年の国旗制定時に「日本に魅せられ、日の丸のデザインを取り入れた」と述べて日本への親近感をアピールした。
バングラデシュ国旗は日の丸とほぼ同じ柄で、豊かな自然を表す緑の地に、独立のために流した血を示す赤い丸が描かれている。ラーマン氏は「農業国だった日本が工業国に発展したように、バングラデシュも将来は工業国になるべきだ」と話していたという。
日本とのつながりを強調したハシナ氏は「貧困削減や経済発展には教育が不可欠。日本の援助は喜ばしい」と述べ、友好と経済協力を呼びかけた。【清水憲司】
ソース元: 毎日新聞
先日の「韓国と中国の支援をしても恩を仇で返す言動に慣れてしまってバングラデシュ首相の言葉が心に沁みる」という記事で日本の日の丸とバングラデシュ国旗が非常に似ているがその事については「バングラデシュ政府が公式にそれらを肯定または否定する見解を示したことはない」という点に触れた。そして当ブログとしては「そのまま肯定も否定もしないで良いと思う。バングラデシュの歴代の指導者たち、偉人たちが日本への感謝の気持ちを忘れずに語り継いでくれているというだけでも充分だ。」と述べた。
なぜバングラデシュ政府がバングラデシュという国の歴史的背景からしても国旗が日本の国旗・日の丸になんらかの意識があったであろうことは容易に推察できることではあったが、なにしろ日本の国旗との関連性を公にすると中国・韓国が厄介だということは日本人ならば誰でも想像できる。日本の国旗を燃やしたり喰いついたり(←本当です。韓国でそういう常軌を逸した抗議あり)と日本への敬意を示すだけでバングラデシュまで日本が受けているような中国・韓国からの被害の巻き添えになるのではないかと不安であるが故にバングラデシュが国旗のデザインの理由を公表しないでもそれで良いと考えていた。わざわざストーカー被害国が増えることは望まない。
ところがソース元の記事にあるように、バングラデシュのシェイク・ハシナ首相自らがその国旗デザインが日本への思いに由来すると述べてくれたのだ。なんだかんだで政治については諦めにも似た冷めたところもある中国人はまだしも、旭日旗を見るたびに発狂する韓国人たちはこれで確実にバングラデシュの国旗を見るたびに腹が立つといった現象が起きるやもしれない。そういう事態が起きることをまだバングラデシュの人々は想像だにしていないかもしれないので心配だ。
そうは言っても超親日国のバングラデシュの指導者がこうやって答えは分かってはいたもののずっと謎とされてきた国旗デザインの由来を明かしてくれて日本という国への敬意を示していただけたことは素直に嬉しい。バングラデシュの更なる発展を祈念せずにはいられない。