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安倍政権が、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を強行した1日夜の首相官邸前。午後10時をすぎても、閣議決定の撤回を求める青年たちであふれていました。
午後11時すぎ、それまでいくつかに分かれていたグループが一気に集結。同じコールにまとまり、「安倍は出てこい!」の大合唱です。
踊りながらハンドマイクで「ファシストうせろ!」と声をあげる女性も。音響機器をかついだ学生たちは、ドラムとギターを鳴らしてコールをリード。9の字をかたどったグッズを掲げて「安倍聞いているか! 9条が怒っているぞ!」と叫ぶ男女もいました。
同20分、コールがやみました。「これが民意です。デモにどんどん参加して、押し返そう。安倍首相をひきずりおろそう。みんなで、でかい声をだしていこう」という呼びかけに、指笛、拍手、歓声、「そうだ!」の声がわき起こりました。
(後略)
2日間で10万人もの規模のデモが行われていたのならば官邸前はパニック状態だったことだろう。しかしながら実際には交通規制すら行われていない。主催者発表の2,000人にも苦笑いしたが、10万人とは共産党は盛り過ぎだろう。
それにしても「楽器鳴らし踊りながら」って・・・・・。近所迷惑という概念はないのだろうか?以前にも国会前の大騒音抗議活動について、都内の一等地にだって住民はおり騒音によって困るどころか生活に支障をきたす人たちだっているのだから大音響は控えるべきだと唱えたのだが、こういうデモ参加者たちは一向に態度を改めない。まるで「大きな音=勝利」のような妄想を抱いているかのように毎度のデモで鼓膜が破れんばかりの大音響を出す。別に楽器を鳴らし踊らなくともデモの趣旨に沿った主張は可能なはずだ。なぜになにを叫んでいるのか分からないほどのボリュームで叫ぶ必要があるというのか?これではデモの目的が社会の脅威となることになっている。そんなデモにまともな人々が賛同するはずがない。そう、こういったデモは人々が無関心だから相手にされていないというよりも、関わらない方が良い危険な集団だと見なされているからほとんどの社会人から見ていないことにされているだけだ。当たり前だ。楽器をガンガン鳴らして踊りながらなにやら拡声器で叫んでいるヤツなんて近づくだけでも怖い。
しんぶん赤旗、つまり共産党としては10代20代の若者が大勢で共産党が反対している集団的自衛権について同じく反対しているという趣旨で今回の記事を公開したのだろうがまるで逆効果だ。先ずは10万人規模などという桁がひとつどころか3つは盛っている大嘘をついている時点で信用がおけない政党だと自己紹介しているようなものだ。そして10代20代のまだまだ未熟な若者たちがデモの場で「安倍は出てこい!」「ファシストうせろ!」「安倍聞いているか!9条が怒っているぞ!」などという自国の首相に対しての汚い言葉の数々も、共産党の主張に沿ったものならば、まるで良いことをしているかのように報じる共産党の浅薄さが露呈している記事だ。大体、まだ社会人にもなっていない若者たちが官邸前で「安倍は出てこい!」など叫んだら、その傲慢さと未熟さを諌めるのがまともな大人というものだ。共産党はそういう立場も弁えずに過激なことをいう愚か者を諌めるどころか賞賛して、次々と社会不適合な大人を輩出しようと頑張っているかのようだ。
たかだか10代20代でなにかを成したわけでもない若造たちも味方だと判断すると甘やかす政党なんて間違っている。例えそんな若造たちが味方であろうともデモの最中に品位の欠片もない暴言を叫んだら諌めるべきだ。最後に10代20代の若造が日本国の内閣総理大臣に意見を伝える際の言葉使いの正しい例を赤ペンで直しておいた。
「安倍は出てこい!」
「安倍総理、スケジュール上難しいとは存じますが可能であれば我々の意見を伝える面談の場を設けてください。宜しくお願い申し上げます。」
「ファシストうせろ!」
↑差別用語なので直しようがない。目上の人でもある安倍首相に「失せろ」と躊躇なく言えてしまう今までのこの若者の生き方に大きな問題がある。こんなことを発した瞬間に周囲にいるデモ参加者たちがその発言を諌めるべき。諌めないどころか煽るんだから最低最悪のデモということ。
「安倍聞いているか!9条が怒っているぞ!」
「安倍総理、聞こえていますか?憲法9条が怒って・・・・い、いえ、9条は人間じゃないので怒ったりはしません。ちょっと病院に行ってきます。」