後藤健二さん(47)の母の石堂順子さん(78)は25日未明、
東京都小金井市の自宅でニュースを知った。テレビの前に座り込み、食い入るように画面に見入った。
報道陣の問いかけに5秒ほど沈黙した後、「ただただ、ぼうぜんとしています」と下を向いた。「こんなことが現実にあるのでしょうか。信じられません」 ニュースで見た健二さんの顔写真の表情が気になった。「緊張のエネルギーがいっぱい放射されているよう。私が想像している何倍も厳しい状況だと思う」。そのうえで、「早く健二が帰ってくることを望んでいる。
楽観は、もうしていられない」と述べた。
ソース元:
gooニュース 朝日新聞デジタル
※ 上記ソース元の一部「知りたくなかった現実」を
灰色文字にして
横棒線を入れております。
夜中に部下から連絡があり急いでテレビをつけた。真偽のほどはまだ分からないがイスラム国邦人拘束ならびに日本政府への脅迫について動きがあったとのことでテレビ朝日が特別番組を放送していた。そしてレポーターは夜中の2時に後藤さんのご実家の前から中継していた。土曜の夜中だったので道も空いており、テレビ朝日のある六本木から小金井までさほど時間もかからずに行けたのかもしれないが、誘拐被害者の両親の自宅に夜中に駆けつける非常識さに呆れた。勿論、レポーターは自宅前からだけの中継でご実家のあの悪い意味で一気に有名になった後藤さんの御母堂へインタビューを敢行していたわけではなかったが、まさかチャイムを押していないだろうな?と多少は心配になった。おそらくそこまで取材班も馬鹿ではなかっただろうが、いわゆる「画」を撮るために被害者のご実家を訪れる意味は今もって不明だ。
そんなあくまで被害者の母である人物の言動に疑問を呈するのも悩むところではあるが、後藤さんの安否は気がかりなものの彼の一連の無謀で軽率な行動まで“必然的に”イスラム国に拘束されたのだから全て見なかったことにすることもできない上に、あの被害者の母親としては余りにも異様な記者会見をわざわざ外国人特派員協会より世界に発信されてしまったこと、いわばこの親子が日本人全体にかけている迷惑は甚大になっており言うべきことは言いたい。
エネルギー放射云々のくだりはそういう表現が日常の人なのだろうと判断して触れないでおきたい。思えばこの国では元首相夫人でも金星人だとか太陽光線をパクパクだとか常人には理解できない謎の表現をしており、国民はそういう理解不能な言動についても寛容というべきか受け入れる土壌があると思う。看過できないことはこれだ→「楽観はもうしていられない」
今まで楽観をしていたのだろうか?これだけ日本政府のみならず、各国政府を巻き込んでいる状況で民間からの情報提供も盛んに行われており、いわば世界中を巻き込んでいる中でのこういう発言はどうかと思う。勿論、そういう空気を絶望的に読めない人なのだということはあの記者会見だけでも想像がつくのだが・・・・・変な人、変わった人ならばなんでも許されるという風潮には同意できかねる。
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